加速力はもっさり感あり!?エスティマ ハイブリッド試乗の感想

トヨタの高級ミニバンエスティマのグレード設定はアエラスに一本化されましたが、先代モデルと同様にガソリン車とハイブリッド車を用意。
そして当然ですが、この2台のモデルでは乗り心地や走破性などが全く異なっていました。私がエスティマ(ESTIMA)のガソリン車とハイブリッド車を試乗して、特に違いを感じたのは、加速力。エスティマ ハイブリッドの加速力はどうだったのか?実際に試乗をした感想を紹介したいと思います。

2016/8/2

Chapter
エスティマHVの試乗の感想:発進時の加速はどう?
エスティマはEV走行からハイブリッド走行への移行は時速何キロくらい?
EV走行からハイブリッド走行への移行はスムーズ!?
エスティマHVの試乗の感想:途中加速はどう?

エスティマHVの試乗の感想:発進時の加速はどう?

今回私が試乗させてもらったエスティマ(ESTIMA)のハイブリッド車は、こちら。

トヨタ エスティマ 2016

グレードはベースモデルの8人乗りでした。そしてこのハイブリッド車を試乗してスグに気になったのは、発進時のもっさり感。

トヨタ エスティマ 2016

最初はこのエスティマ(ESTIMA)のガソリン車や他のクルマと同じ感覚でアクセルを踏み込んでみたのですが、のそのそとゆっくり前に進む程度・・・。ハイブリッド車ならではの滑らかに発進していく感じは良かったのですが、かなりのもっさり感が・・・。

「走り出しは軽自動車よりも悪いかも!?」と、思うくらいのパワーの無さ。予想以上のもっさり感にビックリしました。

グレード設定が変更されたので一概に比較することはできませんが、エスティマ ハイブリッドの車体重量は、先代モデルとほぼ同じ約2000kgとなっています。そして、同乗者や荷物を置いた状態では約2,200kgくらいになるそうです。

トヨタ エスティマ 2016

このハイブリッド車は走り出しはモーターのチカラのみで発進をするのですが、この重たい車体を動かすには少々パワー不足なのかなと言った感じの発進時の加速力でした。

もし他のハイブリッド車やガソリン車からこの新型エスティマ ハイブリッドにクルマを乗り換えたら、このもっさりとした発進感覚に最初は戸惑うのかなと思うくらいのチカラの無さ・・・。

ハイブリッド車なのでもっさり感はあると思っていたのですが、この予想以上のチカラの無さは少々残念でした。また、個人的には発進時の加速力は、ハイブリッド車よりもガソリン車の方が良いと思いました。

ちなみに、発進時いつもの倍くらいアクセルをグッと踏み込むと、スタート時からストレス無く加速をしていってくれます。燃費はかなり悪くなりそうですが・・・。

トヨタ エスティマ 2016

エスティマ ハイブリッド車は発進時はかなりもっさりとするので、ストレス無く運転するには、ある程度アクセルを踏み込む必要があるのかなと感じました。

エスティマはEV走行からハイブリッド走行への移行は時速何キロくらい?

また、発進時はモーターのみでチカラ走行するエスティマ(ESTIMA)のハイブリッド車ですが、そのままアクセルを踏み込んでいくと、EV走行からモーターとエンジンで走行するハイブリッド走行へと移行していきます。

今回ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA)のメーターはこのようなデザインになっており、現在の出力や回生の状況を表すハイブリッドシステムインジケーターが装備されていません。


トヨタ エスティマ 2016

なので、マルチインフォメーションディスプレイに表示されたエネルギーフロー画面をチラチラと見ながら、時速何キロくらいからハイブリッド走行へ移行するのか気にしながら運転をしてみました。

トヨタ エスティマ 2016

そして、町乗りや普段使いの感覚で普通にアクセルを踏み込んでいくと、時速約20km/hちょっとからエンジンが作動し、ハイブリッド走行へと移行しました。

EV走行からハイブリッド走行への切り替わりは運転の状況やアクセルの踏み込み量などにもよって違いがありますが、他のトヨタのハイブリッド車でもだいたいこのくらいで切り替わる事が多いように感じます。

なので、エスティマ(ESTIMA)のEV走行からハイブリッド走行への切り替えのタイミングに特に不満はありませんでした。

トヨタ エスティマ 2016

ちなみに、エスティマ(ESTIMA)のアクセルをじんわりじんわりと踏み込むと、時速40km程度までEV走行でひっぱる事ができました。

今回はお台場のメガウェブ(MEGA WEB)の試乗コースで試したので迷惑をかけませんでしたが、実際の路上で行うと他のクルマにも迷惑をかけるので、実用的ではありません。運転をしていてかなりストレスも溜まりますし・・・。

エスティマ(ESTIMA)は時速20km/h~30km/h程度でハイブリッド走行に移行すると、考えておいたほうが良いのかなと思いました。


EV走行からハイブリッド走行への移行はスムーズ!?

また、新型エスティマ ハイブリッドを試乗していて良いと思ったのは、EV走行からエンジンが立ち上がるハイブリッド走行への移行がスムーズなこと。

今回私はマルチインフォメーションディスプレイにエネルギーフロー画面を表示させて運転していたので、いつエンジンが作動したかスグに分かりました。

トヨタ エスティマ 2016

ただ、エンジンが作動した時の音も聞こえず、振動も全く無し。もしこのマルチインフォメーション画面のエネルギーフローを見ていなかったら、いつエンジンが作動したか全く分からなかったと思います。

そのくらいEV走行からハイブリッド走行への移行はスムーズでした。

先代モデルもエンジンの立ち上がりはスムーズと好評でしたが、このEV走行からハイブリッド走行への切り替えのスムーズさはエスティマ(ESTIMA)のメリット・魅力の一つだなと感じました。


エスティマHVの試乗の感想:途中加速はどう?

このように発進時の加速はもっさり感を感じるビッグマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA)ですが、中高速域からの途中加速はまずまず。

アクセルを踏み込んで加速するまで若干タイムラグがある感じはしますが、発進時の加速ほどもっさり感・ストレスは感じません。

またノーマルモードでは、アクセルを踏み込むと一気に目標スピードまで達すると言うことはありませんが、グググググ~~ッ右肩上がりにスピードが上がっていく感じは、なかなか快適。

トヨタ エスティマ 2016

スポーツカーやセダン車と比較すると加速感が全く異なりますが、エスティマ ハイブリッドの中速域の加速力は、ミニバンとしては十分に満足できるレベルになっていると思いました。

ちなみにビッグマイナーチェンジをした新型エスティマ ハイブリッド車のシフトレバーの”D(ドライブ)”の隣には”S(スポーツ)”が用意されています。

トヨタ エスティマ 2016

シフトレバーを”S(スポーツ)”にすると、もっさり感は一切無くなり別のクルマに乗っているような加速感のある走りを楽しむことが可能です。

ノーマルモードでも十分な加速力があるので、高速道路での追越などは問題なくできると思います。ただ、ストレス解消などでキビキビとした走りを楽しみたい時はシフトレバーを”S”に入れて、スポーツモードで走行するのもありなのかなと思いました。


トヨタ エスティマ 2016

今回東京のお台場にあるメガウェブでビッグマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA) ハイブリッドを試乗させてもらったのですが、このような加速感でした。

このクルマは車体重量が約2トンもあることもあり、発進時の加速には若干のもっさり感がありました。その一方、中速域からの加速やスポーツモードにした時の加速力はとても良かったですが・・・。

個人的にはこのハイブリッド車の発進時の加速力のチカラの無さには若干の物足りなさを感じてしまいました。また、先代モデルと比べて
改善されたようにも感じませんでした。

この発進時の加速力・パワーの無さは、新型エスティマ ハイブリッドの欠点の一つなのかもしれません。

もしこれからエスティマ(ESTIMA) ハイブリッドを試乗される方は、発進時や出だしの加速力に注目をしてみてくださいね。

画像 試乗レビュー速報