【機能・装備で気になった事とは?】トヨタCHR/C-HRの欠点&デメリット

トヨタ C-HR 2017

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発売前からインパクトのあるデザインが注目を集めていたトヨタのCHR/C-HR。

トヨタの開発者が「スタイリングにこだわった」と豪語するだけあって、このSUVはかなり個性的なデザインに…。

また、大胆なデザインをしている外装・エクステリアに対し、内装・インテリアは落ち着いたスタイリッシュな雰囲気になっているのも好印象でした。

見た目以上に存在感のあるトヨタのCHR/C-HRの見た目やデザインはとても良いのですが、デザイン性を重視したためか機能面・装備面では
若干の不満、欠点がありました。

このSUVを実際に見て、欠点・デメリットに感じた事を包み隠さず紹介したいと思います。
2016/12/28

Chapter
トヨタCHRの欠点その1:収納スペースの数

トヨタCHRの欠点その1:収納スペースの数

C-HRを実際に見て気になったのは、収納スペース・小物入れの数と使い勝手。

ディーラーさんは、「収納スペースの数はそれ程おおくありませんが、使い勝手はしています。なので、普段使いで収納スペースの数や使い勝手でそれ程困るシーンはありません。」

と言っていましたが、実際に見てみると、やはり少ない…。

このトヨタCHR/C-HRに用意されている収納スペースは、ドア内側パネルやセンターコンソール部分など一般的な場所のみ。
また各収納スペースのサイズもあまり大きくなく、使い勝手や収納力に疑問が残ります。

もしこのクルマをファミリーカーとして使用するとなると、荷物・アイテムの置き場に困るシーンは多いのかなと思いました。

ちなみに、個人的にはこの新型SUVの後部座席にドリンクホルダー付のアームレストが装備されていなかったことが、残念でした。

トヨタCHRの欠点その2:ヘッドライト

トヨタのCHR/C-HRの欠点・デメリットの2つ目は、装備されているヘッドライト。

トヨタ初の”流れるウィンカー”付きのLEDヘッドライトが注目を集めていますが、標準装備されているヘッドライトは全グレード通じてハロゲンとなっております。

これはちょっと残念ですよね。

なので、オプションのLEDヘッドライトと標準装備のハロゲンヘッドライトでは、見た目の雰囲気が全く異なります。

■LEDヘッドライトを装備したモデル
■標準装備のハロゲンを装備したモデル
ヘッドライトのデザインが異なるなだけで、見た目の印象が全く異なりますよね。
また、実際にライトを点灯した時の様子・雰囲気も全然違います。

■LEDヘッドライトを点灯した時の様子
■ハロゲンヘッドライトの点灯時の様子
やはりスタイリッシュな雰囲気のあるこのCHR/C-HRには、LEDヘッドライトを搭載しているモデルの方がピッタリですよね。LEDヘッドライトにすると、流れるウィンカーも装備されますし…。

車体本体価格をできるだけ抑えたいと言うトヨタの意図は感じられますが、もし全グレード標準装備が難しかったのなら、せめて上位モデルの
Gグレード/G-Tグレードのみでも標準装備して貰いたかったです。

同じトヨタから発売されているカローラフィールダーでもBi-BEAMを採用したLEDヘッドライトは標準装備されていますしね。
このLEDヘッドライト&リヤコンビネーションランプが標準装備ではなく、全グレード共通してメーカーオプション設定になっているのは、このクルマの欠点・デメリットだと思いました。

また、このBi-BEAMを採用したLEDヘッドライト&リヤコンビネーションランプは、上位モデルのGグレードのみの設定となっているのも、残念でした。

ちなみに、トヨタのCHR/C-HRでメーカーオプション設定となっているLEDヘッドライト&リヤコンビネーションランプですが、オプション代は151,200円となっています。

ちょっと高めですよね。

Gグレードのみメーカーオプション設定となっているこのLEDヘッドライト&リヤコンビネーションランプを注文すると、GとSグレードの乗り出し価格の差がかなり大きくなるので、ご注意を…。

トヨタCHRの欠点その3:荷室・ラゲッジスペースの使い勝手

トヨタのCHR/C-HRで気になった事、欠点と感じた事の一つが荷室・ラゲッジスペースの使い勝手。

私が実際にこのクルマを見る前に想像していたよりも荷室・ラゲッジスペースのサイズが大きいのは好印象でしたが、使い勝手はイマイチな印象が…。

まずこのクルマの荷室・ラゲッジスペースで気になったのは、荷室・ラゲッジスペースの開口部の高さ。
競合車・ライバル車の一つでもあるホンダのヴェゼル/ベゼル(VEZEL)よりも格段に荷室フロアの位置が高くなっており、荷物の積み下ろしがしにくい感じが…。

実際にこのCHR/C-HRとホンダのヴェゼル/ベゼルをはじめとするこのクルマの競合車・ライバル車と荷室フロアの高さを比較したところ、このようになってなっています。

■CHRと競合車の荷室フロア高比較

トヨタ CHR     :770mm
ホンダ ヴェゼル:670mm
日産   ジューク:780mm
マツダ CX-3    :780mm

C-HRの荷室・ラゲッジスペースのフロアの高さは、日産のジュークやマツダのCX-3と同じになっているものの、一番の競合車・ライバル車でもあるホンダのヴェゼルには遠く及ばない結果に…。

■ヴェゼル/ベゼルの荷室フロア高
もしホンダのヴェゼル/ベゼル(VEZEL)を見た後にこのクルマを見ると、荷室・ラゲッジスペースのフロア位置の高さが気になってしまうのかなと思いました。

背の高い荷物の積み込むにも不向き!?

また、背の高い荷物の収納に不向きなのもCHR/C-HRの欠点・デメリットの一つです。

ラゲッジスペースを横から見ると分かると思うのですが、このように荷室開口部が垂直ではなく、上部が傾斜しているデザインになっています。

そのため、標準装備されているハードタイプのトノカバー(パッケージトレイ)を取り外したとしても、荷室・ラゲッジスペースの手前側に背の高い荷物を積む事はできません。

実際にこのクルマを見て、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手の悪さは、少々気になりました。
C-HRの実車を確認したところ、機能や装備面でこのような欠点・デメリットを感じました。

また、後部座席の居住性や後方の視界などこれ以外の欠点・デメリットもあります。

このクルマはデザイン性を重視したため、様々な部分が犠牲になっています。購入してから後悔しないように、細部までしっかりと確認をしてみてくださいね。
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