家族で乗っても車内は広々！ステップワゴンスパーダの内装画像レビュー

シートに関しても、インテリアカラー同様に、ブラックを基調としたデザインとなっており、高級感を演出しています。触り心地も非常に良く、これがファミリー向けミニバン？と疑いたくなるような仕上がりでした。なお、メーカーオプションで1列目と2列目のシートを本革にすることができます。

ハイトタイプのミニバンだけあって頭上の高さは全く問題ありません。5ナンバーサイズのボディの幅ですが、車内の左右の幅も気にならずに、むしろ広さを感じたくらいでした。

頭上の高さと、十分な左右の幅のお陰で大人でも前後左右にウォークスルーすることが可能です。2列目、3列目のシートはスライドシートになっています。通常の位置に合わせて座ってもひざとシートの間が狭く感じることはありませんが、シートの位置を自由に調節することができます。

ステップワゴンスパーダハイブリッドには、どの席でも快適に過ごせるよう様々な装備が充実してあります。

センターコンソールトレイ＆充電用USBジャック（急速充電対応タイプ2個付）は、スマートフォンなどの充電に便利な充電用USBジャック付きのセンターコンソールです。USB端子は2つあるため、同時に2台のスマートフォンなどを充電することが可能です。カーショップなどで、シガーソケット用のUSBタップを買う必要はなくなりますね。

ハイブリッドモデルならではの装備として、100V AC電源（1500W）があります。100V AC電源（1500W）は、家電製品にも対応しておりセンターコンソールの後ろにコンセントがあり、後部座席で使いやすい作りとなっています。

スパーダハイブリッドの最上位モデルには、標準でシートヒーターも装備されており、寒い季節などに活躍しそうです。シートヒーターは運転席と助手席に装備され、座面だけではなく、背もたれも含め、2段階で温めることが可能となっています。

スパーダハイブリッドのルームランプは、調光機能付きとなっており、お好みの明るさに調整できるLEDルームランプです、それ以外に手元を照らすLEDのマップランプも装備されています。

車内で休む場合など、日差しが気になる場合に役に立つ、ロールサンシェードがスライドドア両側に装備され、下から上に上げるだけの簡単な作りとなっています。

ロールサンシェードについては、いまではミニバン必須アイテムの一つとなっているようです。

ドリンクホルダーとしても使える、コンビニフック付きシートバックテーブルが運転席、助手席の後ろに装備され、休憩中などに活躍する機会が現れますね。

シートバックテーブルには、左右合わせて、4つ分のドリンクホルダーが装備されています。

インテリアカラーやシートカラーはブラックやシルバーでまとめられ、シックで高級感のある作りになっています。高級感あるインテリアの色合いで、乗る者を満足させることはもちろんのこと、どの席に座っても、視界が広くとられ、窮屈な印象がなく物理的にも満足できるのが、スパーダハイブリッドです。

空間の余裕だけでなく、今の時代に便利なUSB電源などの装備が満載されているのも、最新ミニバンならではですね。

ドライバーだけでなく、他のどの席に座った人でも、全員快適に過ごせる車、それが新型のスパーダハイブリッドではないのでしょうか。

ここまで車内装備が充実していると、たまには運転席以外にも座ってみたくなる筆者でした。