トヨタ ヴェルファイア HYBRID Zの内装レビュー【シートの素材、座り心地をチェック!】

ヴェルファイア  2018

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トヨタの高級ミニバンであるヴェルファイア、大きいボディサイズですが、室内の広さや乗り心地はどうなのでしょうか?シートのかけ心地や、素材。シートデザインも含めて説明していきたいと思います。

※今回試乗したのはヴェルファイア HYBRID Zですが、画像はヴェルファイア Zのものとなっています。2018/2/21
Chapter
運転席画像レビュー
後部座席の座り心地、広さはどう?
シートアレンジの使い勝手はどう?
まとめ

運転席画像レビュー

運転席に座ってみて分かったことはかなり上質なシートであるということです。ソファーのような見た目や作りでありながら、ほどよい弾力があり、しっかりと腰掛けることができるシートであると感じました。座り心地は問題ないでしょう。

また膝とステアリングの間や、横方向の広さにゆとりがあり、ドアやセンターコンソールに膝が当たるようなことや、ステアリングが足に触れるような感じありませんでした。

かなりゆとりがあるので、長時間の運転でも疲れにくいと思います。

グレードよって、本革または合成皮革のシート表皮が選択できますが、HYBRID Zのシート素材はファブリックです、カラーはブラックのカラーで作られています。
ブラックは引き締まって見え、高級感もより一層増しています。

パワーシートに関してもグレードによる設定となりますが、HYBRID Zの場合は、運転席助手席ともに、マニュアル調整のシートとなります。

一度調整してしまえば、そう何度もシート調整する機会はないと思うので、パワーシートでなくても、マニュアル調整式シートでも十分使えると思います。
しかし、家族みんなで運転する場合は、シートポジションを記録してくれるパワーシートを装備したモデルの方が使い勝手がいいのではないでしょうか?

後部座席の座り心地、広さはどう?

HYBRID Zの2列目は7人乗りのリラックスキャプテンシートとなります。
2列目はリラックスキャプテンシートとなりますが、このシートには様々な機能がついております。

前後の超ロングスライドや、横方向のスライド、リクライニング機能、マニュアル操作のオットマン、上下調整式ヘッドレスト、回転式アームレストなどです。
リラックスキャプテンシートを最後部までスライドさせると、足を組むことが出来るという次元ではなく、足を延ばしきることが出来ます。

オットマンを使用し、リクライニングさせれば、簡易ビジネスクラスのようなシートが出来上がりです。

シートベルとはシート内蔵型式なので、リクライニングさせた状態でも正しい位置でシートベルトを装着できるのも、ヴェルファイアの良い点ですね。

さらに上のクラスとなると、エグゼクティブパワーシートや、エグゼクティブラウンジシートなど、本物のビジネスクラスといえるようなシートもありますが、個人的にはHYBRID Zのリラックスキャプテンシートでも十分快適だと思います。

シートアレンジの使い勝手はどう?

HYBRID Zのシートアレンジは、かなり豊富です。2列目シートの前後スライド量については、最大830mm。

7人乗りのシートアレンジについてですが、2列目を一番後ろにスライドさせた状態でくつろぐことが出来る、スーパーリラックスモード、2列目と3列目をフラットにするリアシートフルフラットモード、1列目と2列目をフラットにするフロントセカンドフルフラットモード、3列目を跳ね上げ畳む4人乗車+荷室モード、3列目を畳んだ状態で、2列目を一番前にスライドさせる最大積載モードがあります。

スーパーリラックスモードにすると3列目はほとんど座れる隙間がなくなりますので、実質4人のりバージョンともいえるでしょうね。

フルフラットモードも2種類あるので、2人であるなら車中泊にも向いているかもしれません。
ヴェルファイアで車中泊というのも、何か贅沢に感じる気がするのは私だけでしょうか。

まとめ

どこのシートに座っても、快適な移動が出来るヴェルファイア。

同クラスの他のミニバンと比較しても、シートの快適性、室内の広さ、シートアレンジなど、勝るとも劣らない、ヴェルファイアです。移動中、運転手以外はぐっすりと寝てしまいそうなのが難点かもしれないですね。

たまには運転席でなく、後部座席に座りたくなる車、それもまたヴェルファイアのいい点なのかもしれないですね。
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