ゴルフスイングはフィニッシュの型をつくればヘッドが走る!

ゴルフ

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ゴルファーなら美しいスイングに憧れますよね?以前、プロや上級者に聞いたことがあります。「アマチュアゴルファーの大半は中途半端なパンチショットになっている」と。どういう意味かをたずねたところ、「ほとんどのアマチュアは当てることに意識が集中しており、当てて終わるだけのスイングになっている」というのです。しかし、フィニッシュを取らないで打つ人はまずいません。それなのに、“当てて終わるだけ”とはどういうことでしょう。詳しくたずねてみたところこういうことでした。

文・ほわいとM

Chapter
はじめに
トップよりフィニッシュ
終わりに

はじめに

「ほとんどのアマチュアのスイングは、クラブを振り下ろすところまでのスイングスピードが速く、インパクト直前でスイングスピードが落ちてしまいその後のヘッドの加速がない。当てることに意識が集中し、ヘッドを走らせることができていない」

この話を聞いて思い当たったことがあります。

練習場では大半の人がスイングのチェックをするときにトップの位置を気にしています。そして、そこからインパクトまでのスイング軌道を確かめていることを。

トップよりフィニッシュ

私がゴルフを始めてまもなく、練習場で知り合ったとあるシングルさんに指導を受けたときに、

「トップの形をつくるよりも、フィニッシュの練習をしなさい。周りを見てごらん。形のいいフィニッシュを覚える練習をしている人はいないだろう。トップの位置を気にする人はたくさんいるけど、フィニッシュの位置をチェックしている人はいないでしょ」と言うのです。

左の耳の後ろに手を持っていったフィニッシュをとって「こうですか?」と確認したら、「ちがう。こうだ!」と言われて右腰のベルトのループを持たれてググッと体を回されたとき、あまりの力(回転の速さ)に左腰が引け、バランスを失いよろけてしまいました。

「右腰をグルンっと前に出して、ヘソがこっち(飛球線に対して左45度)を向かないとダメ。手の位置だけ上に持っていってもフィニッシュとはいえない。体をそこまで回して手を耳の後ろに持って行くように」

言われた通りのフィニッシュをとったとき、左足にはほとんど全体重がかかっています。左足の太ももにかなりのストレスを感じました。

「はい、そのままの形で20秒」

左サイドがプルプルいいます(笑)

「じゃあ、打って」

ボールを打った後即、「さっきのフィニッシュの形になってないよ。ボールに当たらなくてもいいから、さっきのフィニッシュになるように振りぬいて」と言われ、とにかく言われたようなフィニッシュになるようクラブを振りぬくようにしてボールを打ちました。

初めのうちはまともにボールに当たりませんでしたが、徐々に感覚がわかりインパクトの手ごたえが違ってきたことを覚えています。

それからは、実際にボールを打つ前にフィニッシュの形を20秒とり、そしてボールを打つ、そしてまた20秒立ったままにしてからボールを打つ、を繰り返しました。

しばらくして、「フィニッシュの形だけ…はシングルだな」と周りの人に言われるようになりました。

終わりに

インパクトのあと無理にフィニッシュの形をつくろうとするゴルファーの場合、インパクトのあとヘッドが加速しません。

それが“当てて終わる”スイングです。ヘソの方向を飛球線に対して左45度を目標に、インパクトからフィニッシュまで一気にクラブを持っていく。

そうすれば”中途半端なパンチショット”にならずに、かっこいいフィニッシュとなるでしょう。

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文・ほわいとM
競技志向のアマ。年間30程度のラウンドでも、理論に基づく工夫した練習で4年でシングル取得。現在はインデックス4.8HC。

(提供元:golfee
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