【2022年3月4月】オークションの振り返りと相場の変化 今後の相場予想
更新日:2024.09.09
こんにちは。ENGです。
3月、4月のオークションの振り返りと今後の相場予想について書いていきたいと思います。
3月、4月のオークションの振り返りと今後の相場予想について書いていきたいと思います。
【オークションの振り返り】
3月・4月のオークション出品台数について
3月は毎年のことながら出品台数が多いですが、今年は4月も出品台数は多く、
4月のトータル台数は3月と同程度となり、日によっては3月よりも多い日もありました。
4月のトータル台数は3月と同程度となり、日によっては3月よりも多い日もありました。
【4月も出品台数が多くなった理由は?】
出品台数が多くなった理由は、
☑ 大手買取店、小売り店が4月中旬から大量にオークションに在庫を戻していた(出品していた)
☑トヨタのディーラーが通常であれば1~3月までに大量に投げ売りをして在庫をなくしていたのが、今年は4月に出品をしていた
→4月にずらした理由は、2021年度期に相当利益がでている関係から(トヨタオークションは年度末に決算があります)各トヨタのディーラーに出品を4月にずらすよう通達をしていた為
☑ 大手買取店、小売り店が4月中旬から大量にオークションに在庫を戻していた(出品していた)
☑トヨタのディーラーが通常であれば1~3月までに大量に投げ売りをして在庫をなくしていたのが、今年は4月に出品をしていた
→4月にずらした理由は、2021年度期に相当利益がでている関係から(トヨタオークションは年度末に決算があります)各トヨタのディーラーに出品を4月にずらすよう通達をしていた為
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【相場への影響は?】
ロシアの影響で大手から小規模なところまでダメージを受けている輸出業者が買い付けを止めているこのタイミングで出品台数が増え、相場は下落しています。
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【マレーシア向け輸出車両への影響は?】
減税策は6月まで
こちらの記事でも書きましたが、マレーシアはコロナによる経済の落ち込みを支えるために、6月までの減税策を行っています。
その影響からマレーシアのお客様からは現在もオーダーをバンバンいただいている状態ですが、出品台数が依然多い中、買い付けをストップしている輸出競合他社が多いため、徐々に買い手市場になってきています。
オークションの相場は下落してきていますが、この減税策が終わったタイミングでさらにマーケットは数ヶ月落ち込む予想で、相場は読みづらい状況が続いていると言えます。
その影響からマレーシアのお客様からは現在もオーダーをバンバンいただいている状態ですが、出品台数が依然多い中、買い付けをストップしている輸出競合他社が多いため、徐々に買い手市場になってきています。
オークションの相場は下落してきていますが、この減税策が終わったタイミングでさらにマーケットは数ヶ月落ち込む予想で、相場は読みづらい状況が続いていると言えます。
売却するタイミングはGW明けくらいまで
GW明けたところから、マレーシアの輸入業者も減税策が終わるまでに売りきれないことも想定した買い付けになるので、間違いなく相場は下落するかと思います。
また、コロナの影響で船便も少なくなっている事も含めて考えると、売るならGW明けくらいまでが良いのではないでしょうか。
また、コロナの影響で船便も少なくなっている事も含めて考えると、売るならGW明けくらいまでが良いのではないでしょうか。
まとめ
マレーシアの物価は日本の約1/3と言われて、今回の減税措置は日本円で50~100万くらいの減税になります。
マレーシアの場合この約3倍影響があると考えると、減税策が終わった時マーケットがどうなるかの予想は難しいですが、現在売却を検討されている方はお早めに動いていただくのをおすすめいたします。
マレーシアの場合この約3倍影響があると考えると、減税策が終わった時マーケットがどうなるかの予想は難しいですが、現在売却を検討されている方はお早めに動いていただくのをおすすめいたします。