ランドローバー ディスカバリーは5代目となってどう変わった?
更新日:2024.09.09
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ランドローバー伝統のモデル「ディスカバリー」がフルモデルチェンジを敢行、5代目モデルとなりました。そしてその無骨なスタイルは、より洗練された印象に生まれ変わっています。はたしてどのような進化を遂げたのでしょうか?
ランドローバー ディスカバリーはよりSUV的な外観に変化
2016年のパリモーターショーで公開された新型ディスカバリー。
無骨な印象の強かったエクステリアは、新しい流儀の洗練されたものに刷新されています。これは同社のイヴォークに通じるエクステリアデザインともいえるでしょう。
少々歴史を紐解くと、ランドローバーの中核モデルとして1989年に登場したディスカバリーは、初代レンジローバーのフレーム、ドライブトレイン、サスペンション等を流用し、生産性の向上に努めたモデルであり、またその無骨なエクステリアも印象的なモデルでした。
また3列シート7名乗りという使い勝手の良さがあり、まさに”多目的”な使用が可能なモデルとして人気を博しました。
興味深いことに、当時ホンダが株主で資本提携があったことから、ホンダ クロスロードとしても販売され、日本にゆかりあるモデルでした。
その後は、モデルチェンジを繰り返し、先代モデルとなる2009年デビューの4代目には、375psを誇るジャガー製5.0L V8エンジンを搭載。このエンジンは、2013年のマイナーチェンジ時に廃止となり、同じジャガー製の3.0L V6スーパーチャージャーエンジンに刷新されています。
無骨な印象の強かったエクステリアは、新しい流儀の洗練されたものに刷新されています。これは同社のイヴォークに通じるエクステリアデザインともいえるでしょう。
少々歴史を紐解くと、ランドローバーの中核モデルとして1989年に登場したディスカバリーは、初代レンジローバーのフレーム、ドライブトレイン、サスペンション等を流用し、生産性の向上に努めたモデルであり、またその無骨なエクステリアも印象的なモデルでした。
また3列シート7名乗りという使い勝手の良さがあり、まさに”多目的”な使用が可能なモデルとして人気を博しました。
興味深いことに、当時ホンダが株主で資本提携があったことから、ホンダ クロスロードとしても販売され、日本にゆかりあるモデルでした。
その後は、モデルチェンジを繰り返し、先代モデルとなる2009年デビューの4代目には、375psを誇るジャガー製5.0L V8エンジンを搭載。このエンジンは、2013年のマイナーチェンジ時に廃止となり、同じジャガー製の3.0L V6スーパーチャージャーエンジンに刷新されています。
新型ランドローバー ディスカバリー
ランドローバー ディスカバリーに搭載するクリーンディーゼルエンジンとは
日本にデリバリーされるディスカバリーには、2タイプのパワーユニットが用意されています。
ひとつは前述の3.0L V6スーパーチャージドエンジンで、それにターボディーゼルが追加されています。新機軸としてクリーンディーゼルエンジンが投入されたのも時代の趨勢といえそうです。
それぞれのスペックは以下のとおり。
◼︎3.0リッターSi6 V6 スーパーチャージド・ガソリンエンジン
最高出力:250kW(340ps)/6,500rpm
最大トルク:450Nm(45.9kgm)/3,500-5,000rpm
トランスミッション:8速AT
◼︎3.0リッターTd6 V6 ターボチャージド・クリーンディーゼルエンジン
最高出力:190kW(258ps)/3,750rpm
最大トルク:600Nm(61.2kgm)/1,750rpm-2,250rpm
トランスミッション:8速AT
JC08モード燃費は2017年4月現在認証中とのことですが、ガソリン仕様よりディーゼルエンジンの燃費性能が優れているのは間違いないでしょう。
また、61.2kgmという強大なトルクも、ディスカバリーの性格にフィットしていると考えます。おそらくディーゼル仕様が、日本でも主力モデルとなるのは間違いなさそうです。
ひとつは前述の3.0L V6スーパーチャージドエンジンで、それにターボディーゼルが追加されています。新機軸としてクリーンディーゼルエンジンが投入されたのも時代の趨勢といえそうです。
それぞれのスペックは以下のとおり。
◼︎3.0リッターSi6 V6 スーパーチャージド・ガソリンエンジン
最高出力:250kW(340ps)/6,500rpm
最大トルク:450Nm(45.9kgm)/3,500-5,000rpm
トランスミッション:8速AT
◼︎3.0リッターTd6 V6 ターボチャージド・クリーンディーゼルエンジン
最高出力:190kW(258ps)/3,750rpm
最大トルク:600Nm(61.2kgm)/1,750rpm-2,250rpm
トランスミッション:8速AT
JC08モード燃費は2017年4月現在認証中とのことですが、ガソリン仕様よりディーゼルエンジンの燃費性能が優れているのは間違いないでしょう。
また、61.2kgmという強大なトルクも、ディスカバリーの性格にフィットしていると考えます。おそらくディーゼル仕様が、日本でも主力モデルとなるのは間違いなさそうです。
ランドローバー ディスカバリーはボディを拡大しながらも軽量化
新型ディスカバリーのボディサイズは、全長4,970mm×全幅2,073mm×全高1,888mm、ホイールベース2922mm。
先代モデルに比べて、全長と全幅を100mm以上拡大したボディによって、3列シートモデルとして室内空間の快適性向上を目指したことは間違いありません。
一方で、車重は480kgほどの軽量化に成功したといいますからたいしたもの。これはボディワークに、最新のアルミニウム合金製ストラクチャーの採用など行ったのが奏功したといえますね。
先代モデルに比べて、全長と全幅を100mm以上拡大したボディによって、3列シートモデルとして室内空間の快適性向上を目指したことは間違いありません。
一方で、車重は480kgほどの軽量化に成功したといいますからたいしたもの。これはボディワークに、最新のアルミニウム合金製ストラクチャーの採用など行ったのが奏功したといえますね。
ランドローバー ディスカバリーの装備もより進化した
AWDモデルとしての走行性能も、確実に向上しているディスカバリー。
急な下り坂で各ホイールにブレーキをかけドライビングをアシストする「ヒルディセントコントロール」や、水深900mmまで渡河限界値をサポートする「ウェイドセンシング(オプション)」、路面状況によって走行モードを自動で切り替える「テレインレスポンス2オート(オプション)」を搭載しています。
さらには電子制御エアサスなどの多彩な革新技術を搭載し、どんな路面でも最適化された性能を発揮できるよう躾けられています。
安全装備に関しても、レーンキープアシスト&居眠り注意機能、エマージェンシーブレーキ、サラウンドカメラシステムと、近年各段に進化を続ける運転支援機能が盛り込まれています。
また、オプション装備のアクティビティーキーにも注目です。スマートウォッチのようなリストバンドタイプ、当然防水のため、アクティブなユーザーにとっては非常に便利な装備といえるでしょう。
よりスタイリッシュ、高性能に進化を遂げたランドローバー ディスカバリー。日本では779万円~というプライスタグ。
どのような評価を受けるのか、非常に興味深いところです。
急な下り坂で各ホイールにブレーキをかけドライビングをアシストする「ヒルディセントコントロール」や、水深900mmまで渡河限界値をサポートする「ウェイドセンシング(オプション)」、路面状況によって走行モードを自動で切り替える「テレインレスポンス2オート(オプション)」を搭載しています。
さらには電子制御エアサスなどの多彩な革新技術を搭載し、どんな路面でも最適化された性能を発揮できるよう躾けられています。
安全装備に関しても、レーンキープアシスト&居眠り注意機能、エマージェンシーブレーキ、サラウンドカメラシステムと、近年各段に進化を続ける運転支援機能が盛り込まれています。
また、オプション装備のアクティビティーキーにも注目です。スマートウォッチのようなリストバンドタイプ、当然防水のため、アクティブなユーザーにとっては非常に便利な装備といえるでしょう。
よりスタイリッシュ、高性能に進化を遂げたランドローバー ディスカバリー。日本では779万円~というプライスタグ。
どのような評価を受けるのか、非常に興味深いところです。