鼻穴がついたフロントグリル!? ルノー アルピーヌA110が復活!!
更新日:2024.09.09
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2017年3月に開催されたジュネーブショーにて、新型アルピーヌA110の市販モデルがついにお披露目となりました。実は新型といっても、こちらは1970年代に活躍したスポーツカー、ルノー アルピーヌA110を最新の技術で蘇らせたリバイバルモデルという位置づけです。
ルノーアルピーヌA110の歴史
アルピーヌA110ベルリネッタ。WRC(世界ラリー選手権)やル・マン24時間レースなど、数々のレースシーンで活躍したフランスのスポーツカーの名前は、車好きの方なら一度は聞いたことがあるでしょう。
アルピーヌA110は、ヨーロッパ選手権からWRCに移行した初年度の1973年、WRC初代チャンピオンを獲得したマシンでもあります。武器は、リヤエンジン・リアドライブによる優れたトラクション性能と、ライバル車に比べて圧倒的に軽い車体です。
A110を製造したアルピーヌ社は、1956年に設立された会社で、主にルノー車をベースとした競技車両の制作、チューニングパーツの販売などを行っていました。A110のデビューは1963年です。
1973年には、経営難からルノー傘下となりますが、その後もA310やA610といったリアエンジンスポーツカーを排出しました。しかし1995年にA610の生産を終了してからは、ルノー スポーツブランドの生産のみで、アルピーヌブランドのスポーツカーは生産されていませんでした。
アルピーヌA110は、ヨーロッパ選手権からWRCに移行した初年度の1973年、WRC初代チャンピオンを獲得したマシンでもあります。武器は、リヤエンジン・リアドライブによる優れたトラクション性能と、ライバル車に比べて圧倒的に軽い車体です。
A110を製造したアルピーヌ社は、1956年に設立された会社で、主にルノー車をベースとした競技車両の制作、チューニングパーツの販売などを行っていました。A110のデビューは1963年です。
1973年には、経営難からルノー傘下となりますが、その後もA310やA610といったリアエンジンスポーツカーを排出しました。しかし1995年にA610の生産を終了してからは、ルノー スポーツブランドの生産のみで、アルピーヌブランドのスポーツカーは生産されていませんでした。
2016年のジュネーブショーにて、コンセプトモデル「アルピーヌ・ヴィジョン」を発表していた
A110のコンセプトモデルとなる、「アルピーヌ セレブレーション」が発表されたのは、2015年のル・マン24時間レースでした。それから約半年、より市販車に近づけた「アルピーヌ ヴィジョン」が、ジュネーブショーでお披露目されます。
このヴィジョンは、アルピーヌの伝統であったRRを止め、2.0L 直4ターボをミドに搭載するMR方式を採用。0-100km/hは4.5秒以下とアナウンスされていました。
そして2017年3月、ついに市販モデルとなるA110が発表。車名にA110を冠したことで、往年のファンにとってさらに興味深いモデルとなりました。
このヴィジョンは、アルピーヌの伝統であったRRを止め、2.0L 直4ターボをミドに搭載するMR方式を採用。0-100km/hは4.5秒以下とアナウンスされていました。
そして2017年3月、ついに市販モデルとなるA110が発表。車名にA110を冠したことで、往年のファンにとってさらに興味深いモデルとなりました。
アルミボディの採用で重量わずか1,080kg!
正式発表となったアルピーヌA110のボディサイズは、全長4,178mm×全幅1,798mm×全高1,252mm。
トヨタ86よりも小さいボディは、アルミ製プラットフォームとボディを接着剤によって結合した構造となっています。これにより車両重量はわずか1080kgという軽量ボディを実現し、同時に高いボディ剛性も備えています。
エンジンは、最高出力185kW(252ps)、最大トルク320Nm(32.6kgm)を発生する新開発の1.8リッター直4ターボを搭載。組み合わせるトランスミッションには、ゲトラグ製の7速DCTを採用。2ペダルとなっています。
エンジン、ミッション、ステアリング、ESC(横滑り防止装置)、排気音などをコンピュータによって統合制御。ドライバーは、「ノーマル」「スポーツ」「トラック」の3段階のドライビングモードを選ぶことが可能となっています。
トヨタ86よりも小さいボディは、アルミ製プラットフォームとボディを接着剤によって結合した構造となっています。これにより車両重量はわずか1080kgという軽量ボディを実現し、同時に高いボディ剛性も備えています。
エンジンは、最高出力185kW(252ps)、最大トルク320Nm(32.6kgm)を発生する新開発の1.8リッター直4ターボを搭載。組み合わせるトランスミッションには、ゲトラグ製の7速DCTを採用。2ペダルとなっています。
エンジン、ミッション、ステアリング、ESC(横滑り防止装置)、排気音などをコンピュータによって統合制御。ドライバーは、「ノーマル」「スポーツ」「トラック」の3段階のドライビングモードを選ぶことが可能となっています。
日本での販売は2018年~?
MRの駆動方式となった新型A110の前後重量配分は44:56。ヴィジョン同様、0-100km/hは4.5秒、最高速は250km/h(リミッター作動で制限あり)となっています。
市販車のデリバリーは、1955台の限定モデル「A110プレミアエディション」(18インチ鍛造アルミホイール、走行モード切り替えを標準装備)が欧州で行われたあと、標準モデルの本格生産がスタートする予定。右ハンドル仕様となる日本およびイギリス向けモデルは、2018年以降の生産になる予定です。
限定1955台のA110プレミアエディションの価格は、フランス本国で5万8,500ユーロ(約700万円)となっています。
日本では、どれぐらいの価格で販売されるのでしょう。いずれにしても、導入が待ち遠しいですね!
市販車のデリバリーは、1955台の限定モデル「A110プレミアエディション」(18インチ鍛造アルミホイール、走行モード切り替えを標準装備)が欧州で行われたあと、標準モデルの本格生産がスタートする予定。右ハンドル仕様となる日本およびイギリス向けモデルは、2018年以降の生産になる予定です。
限定1955台のA110プレミアエディションの価格は、フランス本国で5万8,500ユーロ(約700万円)となっています。
日本では、どれぐらいの価格で販売されるのでしょう。いずれにしても、導入が待ち遠しいですね!