トヨタ「クラウン(スポーツ)」のインテリアを紹介!乗り込んだ瞬間から気持ちを高めるデザインが特徴!【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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第16代目となって、ひとつのモデルからシリーズに発展した「クラウン」。その第2弾として2023年に発売となった「クラウン(スポーツ)」のインテリア・デザインの狙いと特徴を解説します。
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
「美しいデザイン」と「楽しい走り」を追求
「クラウン」の4モデルのシリーズの中で「クラウン(スポーツ)」は、新しいカタチのスポーツSUVというキャラクターが与えられています。具体的には「感性に響く美しいデザインと楽しい走り」を追求したモデルです。
インテリアは、「乗り込んだ瞬間から高揚感が高まる」デザインを目指しています。また、一方で乗りやすく運転しやすい室内空間であることもテーマとなっています。
アイランドアーキテクチャーを活かす前席
前席まわりには「アイランドアーキテクチャー」コンセプトが採用されています。これは、ディスプレイやシフトノブなどの各機能を、ひとくくりにして、島(アイランド)のように配置するデザインです。具体的には、機能を備えたスイッチや操作類を、メーター周りと、シフトノブの周りに集約しています。
また、運転席と助手席のデザインを異なるようなアシンメトリーなデザインを採用しています。そしてハイブリッドの「Z」グレードでは、ブラックのみだけではなく、運転席側をブラック、助手席側をサンドブラウンと異なるカラーというアシンメトリーなカラーデザインも採用されています。運転席は、運転に集中できるように黒、助手席は解放感と居心地の良さを演出するようにサンドブラウンとなります。
さらにプラグインハイブリッドの「RS」グレードでは、スポーティさをより際立てるように、ブラックとセンシュアルレッドの2色の専用色が使われます。こちらも運転席周りが黒で、助手席周りがセンシュアルレッドになっています。
さらにプラグインハイブリッドの「RS」グレードでは、スポーティさをより際立てるように、ブラックとセンシュアルレッドの2色の専用色が使われます。こちらも運転席周りが黒で、助手席周りがセンシュアルレッドになっています。
ラウンジの快適さを演出する後席
後席は、リヤシートからドアトリムへと連続するような、シームレスなラウンジデザインを採用。適度な包まれ感があって、乗員へ安心感を提供します。
3つのインテリアカラー
インテリアのカラーはハイブリッドの「Z」グレードにブラックとサンドブラウンの2色、プラグインハイブリッドの「RS」にブラック&センシュアルレッドの専用色が用意されます。つまり、合計で3つのインテリアカラーが用意されています
上質なスムース本革を使うシート
ハイブリッドの「Z」グレードには、上質なスムース本革を用いる最上級シートが搭載されています。ダブルステッチやキルティングなどの手の込んだ加飾と、除電機能付きの表皮などを採用しています。
プラグインハイブリッドの「RS」には本革のスポーツレザーのシートを採用。スポーツの名にふさわしいスポーティな赤いステッチと高いホールド性能を備えています。
どちらのシートも、温めるヒーティング機能と冷やすシートベンチレーション機能、運転席の除電機能が備わっています。
プラグインハイブリッドの「RS」には本革のスポーツレザーのシートを採用。スポーツの名にふさわしいスポーティな赤いステッチと高いホールド性能を備えています。
どちらのシートも、温めるヒーティング機能と冷やすシートベンチレーション機能、運転席の除電機能が備わっています。
「クラウン(スポーツ)」の基本的なインテリアのデザインのベースは、他の「クラウン」シリーズと同等です。けれど、カラーリングや素材感などを変えることで、独特のスポーティな雰囲気が生み出されています。運転席に座っただけで、ワクワクした気分になれることでしょう。