移動式オービスもしっかり対応するブリッツのレーザー&レーダー探知機

BLITZ ブリッツ 

あのBLITZ(ブリッツ)が満を持して市場に送り出したレーザー&レーダー探知機「Touch-B.R.A.I.N. LASER(タッチブレインレーザー)」の販売が好調と聞き、その理由を探ってきました。

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使いやすさ、親しみやすさを第一に考えたTouch-B.R.A.I.N. LASER
OBDⅡに接続して車両の状態を知ることができる
それぞれどんな人におすすめですか?

使いやすさ、親しみやすさを第一に考えたTouch-B.R.A.I.N. LASER

自動車のチューニングに興味のない方には、聞き慣れない社名ですが、BLITZは1980年の創業以来、ハードなパーツから電子機器まで手掛ける日本のチューニング界を牽引してきた総合チューニングメーカーです。

そんなBLITZが、どうしてレーダー探知機を手掛けるようになったのでしょうか?

BLITZ企画部 小林徹さん(以下BLITZ 小林)「じつは2014年に、レーダー探知機とOBDモニター機能を持ったSmart-B.R.A.I.N.(スマートブレイン)を発売しています。この機種は、モニター画面がなく、スマホに各情報を表示するものだったのですが、スマホとの連動するセットアップや、つねにスマホが必要になるなど利便性の部分で課題がありました。そこで、手軽に使えて最新技術に対応した機種として、新たにTouch-B.R.A.I.N. LASERを開発しました」

Touch-B.R.A.I.N. LASERには、無線LAN対応で3.1インチフルタッチパネル採用の『TL311R』と、2.4インチモニターの『TL241R』の2機種が用意されています、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

BLITZ 小林「TL311Rは、タッチパネルを使って直感的な操作が可能。TL241Rはモニター横の3つのボタンで操作&設定ができるなど、こちらも操作方法にはこだわって設計しました。

いずれも小型オービス(レーザー式移動オービス)のレーザー光と従来型のレーダー波、さらにそれ以外のレーダー波を識別し、誤警報を大幅に削減することでドライバーのストレスを減らすほか、超広角レンズおよび4基のセンサー(クワッドセンサー)搭載により広範囲でのレーザー受信を可能としたことで、最新の移動式オービスの存在もいち早くキャッチします」

小型オービスは約500m前から、すでに登録された地点は1キロ手前(高速道路では2キロ手前)からドライバーに注意を促します。

また『TL311R』は、本体の情報共有システムをONにしておくことで、他車とのデータを共有できるようになるといいます。

BLITZ 小林「TL311Rは、無線LAN内蔵のSDカード(別売)を本体に差し込んでいただくことで、レーザー光&レーダー波を受信した場合に、その情報はクラウドサーバーを通じて即座にほかの車両にもリアルタイムで共有されることが特徴です」

プライバシーに配慮して、クラウドへの接続はユーザーが任意で行いますが、その効果を簡単に説明すると、約1kmの距離をおいて、同じ道を同方向に移動している2台のTouch-B.R.A.I.N.搭載車があった場合、前方を走行する車両がレーザー光&レーダー波を受信すれば、後方から移動する車両には警告が届き、取り締まりを難なくやり過ごすことができるというわけ。

リアルタイム性を重視した理由は、そんなところにもありました。

その新しい取り締まり情報は、逐次21万件以上の警報ポイントデータと7.7万件以上の取り締まり&検問ポイントデータが蓄積された警報ポイントシェアシステムに追加され、後日ダウンロードできるようになります。

OBDⅡに接続して車両の状態を知ることができる

Touch-B.R.A.I.N. LASERの2機種は、高性能レーザー&レーダー探知機能にくわえて、車両のOBDⅡコネクターへの接続にも対応していることが特徴です。

BLITZの長年に渡るパーツ開発ノウハウが投入されたOBDⅡ接続(アダプター別売)では、車両の水温や燃費、点火時期やブースト圧など、最大205項目の情報をモニタリングできるほか、レーダー探知機の自車位置補正も行います。

BLITZ 小林「ブリッツで長年培ってきたOBDⅡ接続のノウハウを投入して開発しています。これはライバルのレーダー探知機と大きく違う部分です。現在は、国産の新車90%に対応、今後も適合はさらに増える予定です」

車両のOBDⅡコネクターに接続することによって、水温や油温、吸気温度などのエンジン情報や、ハイブリッドの発電量や電圧、モータートルクまで取得することができるのはTouch-B.R.A.I.N. LASERの強みです。

近年のニューモデルの多くは、水温や油温、油圧、電圧などのメーターは持たず、メーター内の警告灯でドライバーにトラブルの予兆を知らせますが、筆者のように古いクルマや、チューニングカーに慣れたドライバーのなかには、走行中に確認したいという方も少なくありません。

Touch-B.R.A.I.N. LASER は、OBDⅡ接続に特化した上位機種ほどの機能は必要ないけれど、エンジンの状態をつねにモニタリングしておきたい。くわえて最新のレーダー探知機も欲しいというユーザーには、最適なデジタル機器なのです。

それぞれどんな人におすすめですか?

無線LAN対応(SDカード別売)の『TL311R』は、他のユーザーとリアルタイムで情報共有ができことにくわえ、GPSデータ・地図データ・公開取り締まりデータ・取り締まり共有データが自動でアップデートされるので、ダウンロードの手間がなく誰でも使いやすい設計。

対する『TL241R』は、『TL311R』同様に超広角レンズおよび4基のセンサー(クワッドセンサー)搭載で、最新の移動式オービスも検知可能。取り締まりデータの更新には、PCでのダウンロードが必要ですが、コスパ重視ならこちらがおすすめです。

家族や友人と連れ立って、家族での移動の機会も増えるこれからの季節、見知らぬ土地でのドライブには、絶対におすすめの車両用デジタル機器なのです。