GT-R、シルビア、180SX…頭文字Dにはなぜ日産車が多いのか?

日産 GT-R 2015

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頭文字Dを見ていると、出て来る車に日産車が多いことに気づきます。なぜ、日産車が多くなっているのでしょうか。
Chapter
頭文字Dに出てくる主な車をメーカー別に調べてみた
トヨタ車がメインのストーリーなので、バランスを取るために日産車を多く登場させた?
日産が他の車メーカーより「走り」を重視した車をたくさん作ってきた。
原作者が日産車嫌い?

頭文字Dに出てくる主な車をメーカー別に調べてみた

日産  GT-R≪32、33、34≫、S13 シルビア、S14シルビア、S15シルビア、Z33 フェアレディZ Version S、シルエイティ、180SX、

マツダ FC3S RX-7 ,FD3S RX-7、ユーノスロードスター

三菱  ランサーエボリューションⅢ,Ⅳ、Ⅵ

ホンダ EK9シビック、EG6シビック、DC2インテグラ、NA1 NSX

トヨタ AE86 レビン、AE86トレノ、MR-2、 セリカGT-FOUR,アルテッツァ

スズキ カプチーノ

スバル GC8 インプレッサ WRX


こうしてみると日産車がとても多いことに気づきます。その理由は何故なんでしょうか。

トヨタ車がメインのストーリーなので、バランスを取るために日産車を多く登場させた?

ご存じのとおり、イニシャルDはAE86がメインのストーリーです。主人公である藤原拓海の車なので当然、ほぼ全編にわたって86が登場します。

原作は雑誌の連載からスタートしたので、トヨタと日産は対等に登場させるのが「オトナの事情」というものかもしれません。というわけで、バランスを考えて日産車を多く登場させているのでは?という推測です。あんまり面白い理由ではありませんが…

日産が他の車メーカーより「走り」を重視した車をたくさん作ってきた。

これも一理ありますね。とくに、頭文字Dの連載がスタートした1995年後半は空前のRV (ワゴン・ミニバン)ブームでした。三菱パジェロ、トヨタハイラックスサーフ、トヨタエスティマ、ホンダオデッセイなど~。頭文字Dにおけるバトルの中心となる走りの楽しい2ドアクーペ車は少数派でした。

が、日産はこの時代も魅力的な走り屋御用達の車を豊富にラインナップしていたのです。必然的に、走り屋マンガの頭文字Dには登場シーンが多くなる、というわけです。

原作者が日産車嫌い?

あくまで、大手掲示板などの「噂」レベルではありますが…。原作者であるしげの秀一氏が、日産車が嫌いという説も巷ではあるようです。

確かに、マンガの中でもバトルにおける日産車の扱いはややひどいかもしれません。拓海の86以外の他メーカーの車でも日産車はいつも負けています。しかも、惜しい!という負け方は少なく、ボロ負けが多いように思えます。ゆえに、日産車をたくさん登場させて、ボロ負けさせよう!という作者の意図があって日産車の登場が多い、というわけです。

扱いがひどいといえば、ランエボもたくさん登場しますが、バトルでは負けることが多いですね。また、ランエボのワンメイクチームであるエンペラーもガラの悪いメンバーばかりですね。


日産車が頭文字Dに多く登場する理由を考えてきました(あくまで推測です。真相は原作者のみ知る所ですね)。みなさんはなぜ、頭文字Dに日産車が多く登場すると思いますか?
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