トヨタ GRヤリス(4BA-GXPA16/5BA-MXPA12型)のインパネ周りを紹介|スポーツカーらしい機能性と装備に迫る!
更新日:2024.09.09
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トヨタ GRヤリス(4BA-GXPA16/5BA-MXPA12型)は、2020年9月に販売を開始した3ドアハッチバッククーペのスポーツカーです。
トヨタ自動車が2017年に復帰した「FIA世界ラリー選手権」に出場するために製造されたクルマで、ノーマルのヤリスとは違い走行性能に重きを置いたクルマに仕上がっています。
さまざまな部分でその違いを見せつけられますが、特にインパネ周辺はスポーツカーらしい仕上がりになっているのです。
今回は、GRヤリスのインパネとその周辺の特徴を詳しく見ていきましょう。
トヨタ自動車が2017年に復帰した「FIA世界ラリー選手権」に出場するために製造されたクルマで、ノーマルのヤリスとは違い走行性能に重きを置いたクルマに仕上がっています。
さまざまな部分でその違いを見せつけられますが、特にインパネ周辺はスポーツカーらしい仕上がりになっているのです。
今回は、GRヤリスのインパネとその周辺の特徴を詳しく見ていきましょう。
トヨタ GRヤリスとはどんなクルマ?
GRヤリスは、ハッチバックであるヤリスをベースに作られたスポーツカーです。
「ヤリス」という名を関していますが、搭載されているメカニズムのほとんどは違っており、別車種として取り扱われています。
スポーツカーでありながらもハッチバックの要素も随所に感じられる、少し変わったクルマでもあるのです。
また、製造はトヨタ傘下のレーシングカー製造部門である「GAZOO Racing カンパニー」(以下、GR社)。
同じ「GR」の名を冠するGRスープラとともにGR社が製造を手がけますが、BMWとの共同開発であったGRスープラとは違い、GR社独自に開発されたクルマでもあります。
トヨタの3ドアハッチバックのスポーツカーとしては、名車と名高い「AE86」ことカローラレビン、スプリンタートレノ以来33年ぶりの登場となりました。GRヤリスは、トヨタのラインアップの中でもかなり変わった部類のスポーツカーであることは間違いありません。
ラインアップはエントリーモデルでFF(前輪駆動)の「RS」と中間グレードで4WD(4輪駆動)の「RZ」、最上位グレードの「RC」です。
「RS」と「RZ」「RC」はエンジンやトランスミッション、駆動方式が異なり、「RS」がもっともノーマルのヤリスに近い印象を受けます。
残る2種類はまったくの別物と言っていいほどパワーが強く、運転の醍醐味を知ることができる1台に仕上がっているのです。
「RZ」と「RC」の違いは主にインテリア(内装)で、走行機能や安全性能に大きな違いはありません。
空気抵抗を最小限に抑えるためのフォルムをしているためノーマルのヤリスより全高が低いという特徴もありますが、その分走行性能は高く、サーキットでも軽快な走りを見せてくれるでしょう。
「ヤリス」という名を関していますが、搭載されているメカニズムのほとんどは違っており、別車種として取り扱われています。
スポーツカーでありながらもハッチバックの要素も随所に感じられる、少し変わったクルマでもあるのです。
また、製造はトヨタ傘下のレーシングカー製造部門である「GAZOO Racing カンパニー」(以下、GR社)。
同じ「GR」の名を冠するGRスープラとともにGR社が製造を手がけますが、BMWとの共同開発であったGRスープラとは違い、GR社独自に開発されたクルマでもあります。
トヨタの3ドアハッチバックのスポーツカーとしては、名車と名高い「AE86」ことカローラレビン、スプリンタートレノ以来33年ぶりの登場となりました。GRヤリスは、トヨタのラインアップの中でもかなり変わった部類のスポーツカーであることは間違いありません。
ラインアップはエントリーモデルでFF(前輪駆動)の「RS」と中間グレードで4WD(4輪駆動)の「RZ」、最上位グレードの「RC」です。
「RS」と「RZ」「RC」はエンジンやトランスミッション、駆動方式が異なり、「RS」がもっともノーマルのヤリスに近い印象を受けます。
残る2種類はまったくの別物と言っていいほどパワーが強く、運転の醍醐味を知ることができる1台に仕上がっているのです。
「RZ」と「RC」の違いは主にインテリア(内装)で、走行機能や安全性能に大きな違いはありません。
空気抵抗を最小限に抑えるためのフォルムをしているためノーマルのヤリスより全高が低いという特徴もありますが、その分走行性能は高く、サーキットでも軽快な走りを見せてくれるでしょう。
トヨタ GRヤリスの運転席周辺の機能をチェック!
GRヤリスのインパネの機能で外せないのは、運転席周辺の使い勝手の良さです。スポーツカーゆえに運転席の使い勝手は非常に考え抜かれており、必要なものとそうでないものが明確に分けられています。
そのため一般のハッチバックやミニバンから乗り換えると、やや物足りなさを感じることも少なくないかもしれません。スポーツカーとしては十分すぎる機能を持っていますが、大前提として機能は最小限にとどめられている部分もあることを忘れないようにしましょう。
まず、ステアリングホイールはスポーツカーらしくないやや太めの形状をしています。
ノーマルのヤリスに近いものを感じますが、よく見るとトヨタのエンブレムがステアリングホイールの中心部にはなく、やや上気味に配置されていることがわかるでしょう。これは「偏心タイプ」と呼ばれるもので、スポーツカー独特の配置に変更されているのです。
また、ステアリングホイールの左右にはボタンが配置されており、ナビや計器類の表示変更ができるようになっています。
「GR」のロゴ入りな点や計器類の操作のボタンの配置なども、ノーマルのヤリスとは違うポイント。インパネには向かって左側にタコメーターが、右側にスピードメーターが配置されており、中心部には影響モニターで外気や時間を表示してくれます。
この表示はステアリングホイール上のボタンで切り替え可能になっており、自分が欲しい情報に切り替えることも可能。
メーターから右下には「インタークーラーウォータースプレイ」のボタンがあり、これは酷暑の中でも吸気温度を下げて、エンジン本来の力を発揮させるための機能です。
普段使いで使うかどうかと言われれば微妙なラインかもしれませんが、サーキット走行をする際にはぜひ使いたい機能でしょう。
そのため一般のハッチバックやミニバンから乗り換えると、やや物足りなさを感じることも少なくないかもしれません。スポーツカーとしては十分すぎる機能を持っていますが、大前提として機能は最小限にとどめられている部分もあることを忘れないようにしましょう。
まず、ステアリングホイールはスポーツカーらしくないやや太めの形状をしています。
ノーマルのヤリスに近いものを感じますが、よく見るとトヨタのエンブレムがステアリングホイールの中心部にはなく、やや上気味に配置されていることがわかるでしょう。これは「偏心タイプ」と呼ばれるもので、スポーツカー独特の配置に変更されているのです。
また、ステアリングホイールの左右にはボタンが配置されており、ナビや計器類の表示変更ができるようになっています。
「GR」のロゴ入りな点や計器類の操作のボタンの配置なども、ノーマルのヤリスとは違うポイント。インパネには向かって左側にタコメーターが、右側にスピードメーターが配置されており、中心部には影響モニターで外気や時間を表示してくれます。
この表示はステアリングホイール上のボタンで切り替え可能になっており、自分が欲しい情報に切り替えることも可能。
メーターから右下には「インタークーラーウォータースプレイ」のボタンがあり、これは酷暑の中でも吸気温度を下げて、エンジン本来の力を発揮させるための機能です。
普段使いで使うかどうかと言われれば微妙なラインかもしれませんが、サーキット走行をする際にはぜひ使いたい機能でしょう。
トヨタ GRヤリスのディスプレイオーディオの機能は如何に?
GRヤリスには、ナビ機能と一体になったディスプレイオーディオが全グレードで標準装備されています。
カーナビとして使うには「T-Connectナビキット」もしくは「エントリーナビキット」の購入が必要ですが、つけておいて損はありません。
仮にナビ機能をなしにすると、別体として取り付ける必要があるので注意が必要です。
スマートフォンと連携させることで真髄を見せるディスプレイオーディオは、スマートフォン内のアプリを通じてさまざまなことができるようになります。
例えばディスプレイオーディオを通じて電話をかけることができたり、音楽アプリを起動させたりと、できることは多種多様。
ナビゲーションアプリを使えば、スマートフォン内の地図アプリを起動させることもできるほか、操作はタッチやステアリングホイールのボタンでも可能ですが、音声で操作することも可能です。
ただしこれらの機能を使う場合には、iPhoneの場合は「Apple CarPlay」が、Androidの場合は「Android Auto」に対応した機種でなければなりません。
また、ナビ機能と合わせて使いたいのが「オペレーターサービス」と「オペレーターサービス Plus」。
これは、24時間365日対応可能な専任オペレーターに行きたい場所を伝えると、そのスポットと道順をクルマのナビに登録してくれるシステムのこと。
「オペレーターサービス Plus」ではこれらの機能に加え、音声による航空券の手配やレンタカーの予約なども可能なのです。
このようにGRヤリスに搭載されたディスプレイオーディオは、プライベートからビジネスまで幅広く対応できるシステムに設計されています。
カーナビとして使うには「T-Connectナビキット」もしくは「エントリーナビキット」の購入が必要ですが、つけておいて損はありません。
仮にナビ機能をなしにすると、別体として取り付ける必要があるので注意が必要です。
スマートフォンと連携させることで真髄を見せるディスプレイオーディオは、スマートフォン内のアプリを通じてさまざまなことができるようになります。
例えばディスプレイオーディオを通じて電話をかけることができたり、音楽アプリを起動させたりと、できることは多種多様。
ナビゲーションアプリを使えば、スマートフォン内の地図アプリを起動させることもできるほか、操作はタッチやステアリングホイールのボタンでも可能ですが、音声で操作することも可能です。
ただしこれらの機能を使う場合には、iPhoneの場合は「Apple CarPlay」が、Androidの場合は「Android Auto」に対応した機種でなければなりません。
また、ナビ機能と合わせて使いたいのが「オペレーターサービス」と「オペレーターサービス Plus」。
これは、24時間365日対応可能な専任オペレーターに行きたい場所を伝えると、そのスポットと道順をクルマのナビに登録してくれるシステムのこと。
「オペレーターサービス Plus」ではこれらの機能に加え、音声による航空券の手配やレンタカーの予約なども可能なのです。
このようにGRヤリスに搭載されたディスプレイオーディオは、プライベートからビジネスまで幅広く対応できるシステムに設計されています。
トヨタ GRヤリスのセンターコンソールの使い勝手をチェック!
GRヤリスのセンターコンソールは機能が必要最低限に抑えられていますが、欲しい装備はひとまず全部そろっています。
「RS」の場合はAT(オートマチック・トランスミッション)のシフトレバーが、「RZ」「RC」の場合は6速MT(マニュアル・トランスミッション)がついており、運転席から扱いやすい位置に配置されているのです。
トランスミッションはグレードによる違いなので、オプションで変更できない点には注意しましょう。
また、12Vの「シガーライター電源」1口が備わっているのもポイント。シガーソケット用のUSB接続タップを購入することで、運転中であってもスマートフォンなどのデバイス充電が可能なのです。
「RZ」「RC」には、「シガーライター電源」の右隣に「ドライブモードセレクター」と呼ばれるダイヤル式のスイッチがついています。
このスイッチは「NORMALモード」「SPORTモード」「TRACKモード」の3種類から切り替え可能で、前輪・後輪のトルク配分を調整できるというもの。
「NORMALモード」では、前60:後40の配分になります。同様に、「SPORTモード」なら前30:後70、「TRACKモード」なら前50:後50に変更され、独特の走り方ができるようになります。
「NORMALモード」に戻す場合はダイヤル中央のボタンを押せば元に戻るようになっているなど、手軽に変更ができる点も魅力でしょう。
シンプルな作りではありますが、各種操作をドライビングポジションを崩すことなくできる点を踏まえると、GRヤリスのセンターコンソールの機能性は非常に良いといえるでしょう。
「RS」の場合はAT(オートマチック・トランスミッション)のシフトレバーが、「RZ」「RC」の場合は6速MT(マニュアル・トランスミッション)がついており、運転席から扱いやすい位置に配置されているのです。
トランスミッションはグレードによる違いなので、オプションで変更できない点には注意しましょう。
また、12Vの「シガーライター電源」1口が備わっているのもポイント。シガーソケット用のUSB接続タップを購入することで、運転中であってもスマートフォンなどのデバイス充電が可能なのです。
「RZ」「RC」には、「シガーライター電源」の右隣に「ドライブモードセレクター」と呼ばれるダイヤル式のスイッチがついています。
このスイッチは「NORMALモード」「SPORTモード」「TRACKモード」の3種類から切り替え可能で、前輪・後輪のトルク配分を調整できるというもの。
「NORMALモード」では、前60:後40の配分になります。同様に、「SPORTモード」なら前30:後70、「TRACKモード」なら前50:後50に変更され、独特の走り方ができるようになります。
「NORMALモード」に戻す場合はダイヤル中央のボタンを押せば元に戻るようになっているなど、手軽に変更ができる点も魅力でしょう。
シンプルな作りではありますが、各種操作をドライビングポジションを崩すことなくできる点を踏まえると、GRヤリスのセンターコンソールの機能性は非常に良いといえるでしょう。
トヨタ GRヤリスのその他のインパネ周辺機能を紹介!
GRヤリスのインパネ周辺機能はこれだけにとどまりません。2020年9月に発売されたというだけのことはあり、その他の装備も先進的な機能を備えていることが多いのです。
まずフロントシート(前席)は、ドライバーを包み込むような形状に設計されています。
身体に負担がかかりにくいように設計された専用のシートで、グレードが上がるごとにその座り心地は格段に良くなります。特に最上位グレードの「RC」は、スポーツカーらしいドライバーを補助するための役割が備わったシートになっており、ホールド力も高いため長時間の運転でも疲れることはありません。
もちろん、サーキット走行でかかる負荷の軽減にも一役買っています。
GRヤリスでは、ドライバーの操作に関わる導線が最短になるように考慮されているだけではなく視線移動も最小限になるように工夫されているのです。
運転に必要な情報がウインドシールドガラスにカラー表示される「カラーヘッドアップディスプレイ」のおかげで、ナビに目線を動かしたり、計器類センターの液晶ディスプレイに目線を変えたりと忙しく目を動かす必要がなくなる点も魅力のひとつ。
ドライバーの操縦性を第一優先に考え、かつ最新装備を兼ね備えたGRヤリスは、次世代のスポーツカーと言っても過言ではありません。
まずフロントシート(前席)は、ドライバーを包み込むような形状に設計されています。
身体に負担がかかりにくいように設計された専用のシートで、グレードが上がるごとにその座り心地は格段に良くなります。特に最上位グレードの「RC」は、スポーツカーらしいドライバーを補助するための役割が備わったシートになっており、ホールド力も高いため長時間の運転でも疲れることはありません。
もちろん、サーキット走行でかかる負荷の軽減にも一役買っています。
GRヤリスでは、ドライバーの操作に関わる導線が最短になるように考慮されているだけではなく視線移動も最小限になるように工夫されているのです。
運転に必要な情報がウインドシールドガラスにカラー表示される「カラーヘッドアップディスプレイ」のおかげで、ナビに目線を動かしたり、計器類センターの液晶ディスプレイに目線を変えたりと忙しく目を動かす必要がなくなる点も魅力のひとつ。
ドライバーの操縦性を第一優先に考え、かつ最新装備を兼ね備えたGRヤリスは、次世代のスポーツカーと言っても過言ではありません。
GRヤリスのインパネとその周辺の機能について詳しく紹介しました。
要所要所でノーマルのヤリスとは異なる装備を持っており、かつスポーツカーらしい機能も有しているGRヤリスのインパネは、非常に利便性が高いといえるでしょう。初めてスポーツカーに乗る方にもおすすめの1台であり、乗り慣れている方にもぜひ1度試乗してほしいクルマといえます。
登場したばかりで購入を検討している方も多いでしょうが、気になればまずは試乗予約をしてみるのも良いかもしれません。
※2021年8月現在
要所要所でノーマルのヤリスとは異なる装備を持っており、かつスポーツカーらしい機能も有しているGRヤリスのインパネは、非常に利便性が高いといえるでしょう。初めてスポーツカーに乗る方にもおすすめの1台であり、乗り慣れている方にもぜひ1度試乗してほしいクルマといえます。
登場したばかりで購入を検討している方も多いでしょうが、気になればまずは試乗予約をしてみるのも良いかもしれません。
※2021年8月現在