S.RIDEのメリット・デメリットとは?アプリの使い方についても解説!

トヨタ JPNタクシー

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途中まで公共交通機関で移動してきた先で、徒歩で時間のかかる場所に向かう場合や、終電を逃した場合などにタクシーを利用することになります。

そこで、タクシーを利用する上で便利なタクシー配車アプリが『S.RIDE』です。

3つの"S"のメリットを持っています。
Chapter
S.RIDEとはどんなアプリ?
S.RIDEを使う6つのメリット
S.RIDEを使う3つのデメリット
S.RIDEの使い方と5つの手順
S.RIDEのメリット・デメリットを知って使ってみよう

S.RIDEとはどんなアプリ?

S.RIDEの"S"には、"Simple"・"Smart"・"Speedy"の3つの意味が込められています。

ワンアクションでタクシー配車の予約や、料金検索が行えます。また降車時の運賃支払いで、キャッシュレス決済に対応しています。名古屋などに、サービスの提供エリアを拡大しています。

S.RIDE

東京でタクシーをすぐ呼べるアプリ

S.RIDEは、『S.RIDE株式会社』(旧:『みんなのタクシー株式会社』)が運営するタクシーアプリです。S.RIDEの運営会社は、国際自動車といったタクシー5社と、ソニー・ソニーペイメントサービスの合弁会社です。

アプリの起動・ワンスライドにより最寄りのタクシーがお迎えするので、細かい調整が必要ありません(simple)。また、事前にクレジットカードなどを登録することで、ネット決済が可能となり、キャッシュレスでスムーズに降車できます(smart)。

さらに、東京のネットワークより最寄りのタクシーがお迎えするので、時間のロスが減ります(speedy)。

S.RIDEを使う6つのメリット

S.RIDEの主なメリットとして、タクシーの待ち時間が短いことや、アプリ内での決済・事前の運賃の確定が可能であること、東京メトロのアプリと連携していること、独自のキャンペーンを行っていること、タクシーのナンバーや無線番号が分かること挙げられます。

ここでは、これらの6つのS.RIDEのメリットについて詳しく紹介します。

1:タクシーを待つ時間が短い

S.RIDEにより、東京の豊富なタクシー車両から最寄りのタクシーを手配することができるので、配車依頼から配車完了までが非常にスピーディーです。

また配車依頼後、タクシーの到着時間が分かるので、配車までの時間を不安なく、効率よく過ごすことができます。

さらに、配車からのキャンセルの場合は「キャンセルボタン」のタップだけで行うことができます。ただし、度重なるキャンセルによるアカウントの一時停止には、気を付ける必要があります。

2:アプリ内で決済することが可能である

アプリで事前にクレジットカードを登録すると、ネット決済が可能となります。また、『S.RIDE WALLET』に対応していて、Apple Pay、au Pay、d払い、LINE Pay、楽天ペイといったコード決済(QR決済)にも対応しています。

モニターに表示される二次元バーコードを読み込むだけで決済手続きを行うことができるので、キャッシュレスで現金払いの手間がなくなります。

また、アプリでの利用明細の発行も可能なので、経費精算・領収書を紛失した場合にも安心できます。

3:事前に運賃を確定することが可能である

タクシーの利用経験がある方の中には、運転手がわざと遠回りしている可能性があると疑う方がおられるかと思います。そこでS.RIDEでは、事前の運賃の確定が可能であり、その運賃と表示運賃の比較ができるので、安心できます。

アプリ内で、地図上の目的地までの走行距離から、運賃が計算されます。もし予想外の大渋滞があっても、金額が確定されるので、運賃を心配する必要がなくなります。

4:東京メトロのアプリと連携している

2020年よりS.RIDEは、MaaS機能を実装しているアプリ『東京メトロmy!アプリ』との連携を開始しました。

この連携サービスにより、『東京メトロmy!アプリ』の経路探索でタクシーの経路が表示されたときに、「タクシーを呼ぶ」の選択時に表示されるタクシーアプリで、S.RIDEが選ぶことができます。

目的地までのルートがS.RIDEのサービスエリアである場合、S.RIDEに経路を情報連携し、タクシー配車が行われます。

5:独自のキャンペーンを実施している

公式による独自のキャンペーンとして、『ライドプログラム』があります。

S.RIDE WALLETを除くS.RIDEによるタクシー配車で、1回乗車につき1ライドポイントがたまり、10ライドポイントで抽選券が発行・提供されます。毎月変わるスペシャルギフトの抽選に参加できる、お得なプログラムとなっています。

6:タクシーのナンバー・無線番号が分かる

S.RIDEでタクシーを手配を行うと、手配したタクシーのナンバーや無線番号がアプリ内に表示されます。よって、手配したタクシーと迎えに来たタクシーが一致しているかどうかの確認が可能です。

ただし、アプリ上に表示されるタクシーのアイコンの表示と、実際に来るタクシーの行灯が異なる場合があるのは注意点です。

S.RIDEを使う3つのデメリット

6点のメリットがある反面、迎車料金が事前に分からないことや、ドライバーがアプリの操作に不慣れな場合があること、クーポン割引がないことがデメリットとして挙げられます。

ここでは、これら3つのS.RIDEのデメリットについて詳しく解説します。

1:迎車料金が事前に分からない

迎車料金はかかりますが、タクシー会社ごとに異なる場合があり、アプリ内での表示が行われません。

配車するタクシー会社により、迎車料金が200円から420円ほどかかります。たかが数百円の差ですが、タクシーを頻繁に利用する人にとっては、迎車料金は負担になります。

迎車料金を確認する場合は、手配するタクシー会社に問い合わせ、各自で会社指定の迎車料金を確認する必要があります。

2:ドライバーがアプリの操作に不慣れの可能性がある

ドライバーがあまりアプリを使いこなせていない場合があるので、利用者に手間がかかることが考えられます。

実際、目的地をアプリ内で入力しているのにもかかわらず、乗車後にドライバーから目的地を聞かれたので、二度手間に感じたという評判がありました。

これに関しては、ドライバーの方々がシステムに慣れるのを待つしかありません。

S.RIDEの使い方と5つの手順

ここで紹介するのは、S.RIDEを始める人にとって必要な情報です。

S.RIDEを始めるには、アプリのインストールから始まり、S.RIDEへの各種情報の登録、乗車・降車位置の設定、配車依頼の実行、目的地到着に伴う決済という手順を踏む必要があります。

ここでは、これら5つのS.RIDEを利用する上での手順(S.RIDEの使い方)について、詳しく紹介します。

1:アプリをインストール

始めに、S.RIDEのアプリを各自のスマートフォンにインストールします。iPhoneであればApp Storeから、AndroidスマホであればGoogle Playからダウンロードできます。ダウンロードするのにあたり、料金はかかりません。

2:S.RIDEに各種情報を登録する

ダウンロードしたアプリに、携帯電話番号、ひらがなの氏名、生年月日、性別、支払い方法の登録を行います。利用規約とプライバシーポリシーを確認後、「同意して登録」をタップします。

電話番号の登録により、SMSで認証コードが送信されます。この認証コードをアプリで入力することにより、登録完了となります。つまり、S.RIDEの利用にあたっては、SMSが利用可能でなくてはなりません。

3:乗車・降車位置を設定する

情報の登録完了後は、実際にタクシーを呼ぶことができるようになり、デフォルトで現在位置周辺のマップが表示されます。

ピンのドラッグや住所、ビル名などの入力を行い、乗車位置・降車位置を選択します。ここで、降車位置が分からない場合は、乗車位置の指定のみでも大丈夫です。

4:配車依頼を実行

乗車位置・降車位置の指定後、即日配車を行う場合はワンスライドで配車依頼ができます。

時間指定を行う場合、20分以降から6日後までで、日時の指定を行うことができます。20分以降でないと、タクシーの配車依頼ができないのは注意点です。

これにより、タクシーの配車依頼が完了となります。

5:目的地到着とともにアプリ内で決済する

目的地到着後の降車時に、運賃の決済を行います。ここで、支払い方法にアプリ決済が指定されていた場合、車内での決済は不要なので、そのまま降車することができます。アプリ内の決済以外が指定されていた場合のみ、車内での支払いが発生します。

以上が、S.RIDEによるタクシーの利用の流れとなります。

S.RIDEのメリット・デメリットを知って使ってみよう

ここでは、S.RIDEのメリット・デメリットについて紹介しました。デメリットを持つ反面、デメリットよりも多くメリットを持っていることを、この記事では説明しました。

現在、多くのタクシー配車アプリが提供されていて、他のアプリでは割引クーポンが充実しているといったメリットや、東京23区でも範囲が限定されているといったデメリットがある場合があります。

必要としているメリットを持つアプリを選ぶ上で、当記事を参照し、タクシー配車アプリを選ぶ際の参考になれば幸いです。

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