車中泊できるほどのスペースを確保できるのか?ジープ 4代目ラングラー(3BA-JL36S/JL36L/JL20L型)のシートアレンジを詳しくチェック!

ジープ 4代目ラングラー

ジープ 4代目ラングラー(3BA-JL36S/JL36L/JL20L型)は、2018年にモデルチェンジされた正統派オフローダーで、非常に高い人気を誇っているクルマです。

アウトドアはもちろん日常での利用も器用にこなすクルマですが、シートアレンジの使い勝手は如何ほどなのでしょうか。

Chapter
ジープ 4代目ラングラーとはどんなクルマなの?
ジープ 4代目ラングラーのシートアレンジは意外に少ない?
ジープ 4代目ラングラーのシートアレンジ後に役立つ機能やオプション!

ジープ 4代目ラングラーとはどんなクルマなの?

ラングラーは、現行モデルで4代目にあたるクルマです。

正統派オフローダーとして有名でその機能は独自の試験で実証済み。普通の走行性能のほかに、悪路走行や渡河テストなどがあり、非常に難易度が高く世界一過酷なテスト走行ともいわれています。それゆえに頑丈さには定評があり、ちょっとやそっとの悪路でへこたれることはまずありえないでしょう。

もともとは軍用車であったウィリスをベースにしており、特別仕様車やオプションで米軍をオマージュした箇所が随所に出てきます。例えばデカールにはアメリカ国旗があしらわれたり、スペアタイヤカバーにもパラシュートマンが描かれていたりします。

このようにラングラーは、ウィリスをベースにしたことを強調しているのです。

SUVの中でも最近はあまり見かけなくなったラダーフレームを採用しているものの、見た目ほどの重量はなく、前代のラングラーよりも約100kgの軽量化にも成功しています。背景には、ボディのアルミ化がありますが、高い強度はそのままになっているあたりは工夫が凝らされているといえるでしょう。

ジープ 4代目ラングラーのシートアレンジは意外に少ない?

結論から言うと、ラングラーのシートアレンジはそれほどバリエーションがありません。その理由は、リアシート(後席)とその付近の機能にあります。

通常のクルマではリアシートを後ろ向きにリクライニングできる機構がついていますが、ラングラーのリアシートはリクライニングが物理的にできず、前方向に倒す以外方法がありません。

原因は、リアシートすぐ後方にあるサブウーハーです。このサブウーハーが邪魔をしてしまい、倒そうにも倒せないため、シートアレンジをする場合は前に倒す以外方法がないのです。

その代わり、リアシートを倒し切れば、ラゲッジルーム(荷室)とフラットな約2,000L もの空間が誕生します。これだけの広さがあれば、他のクルマで必要なフロントシート(前席)のアレンジはほぼ必要ないでしょう。

大きな荷物、大量の荷物はもちろんのこと、車中泊でも充分に活躍できる広さがあるといえます。車中泊する場合は、小物類をラゲッジアンダーボックスに片付けたりできるので、場所もしっかり確保できます。

シートアレンジのバリエーションこそ少ないものの、フラットになるリアシートアレンジを活かした、大容量の使い方ができるのは間違いないでしょう。

<次のページに続く>
次ページ
ジープ 4代目ラングラーのシートアレンジ後に役立つ機能やオプション!

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道