ダイハツ エッセのリアシートの使い勝手は少し難アリ?!割り切って使うことで便利な日常の足に

エッセ

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ダイハツが凝りに凝った名作でありながら、一代限りで終わってしまったダイハツ エッセ(L235S/L245S型)。

普段遣いの足として必要十分な走り心地のエンジンと、使い勝手の良いフロントシート(前席)がこのクルマの魅力のひとつです。

今回は、エッセのリアシート(後席)に焦点を当てて、使い勝手について紹介します。
Chapter
ダイハツ エッセのリアシートの特徴と座り心地
ダイハツ エッセのリアシートのアレンジ・機能性は?
ダイハツ エッセのリアシートをより上手に使いこなす方法

ダイハツ エッセのリアシートの特徴と座り心地

ダイハツ エッセは室内長1795mm、室内幅1,300mm、室内高1,225mmとコンパクトな軽自動車としては決して狭くありません。リアシートの広さも、大人が座っても狭すぎるということは ないでしょう。

ただ空間的には十分広いのですが、シート自体に少し問題があります。

シートの座面長が短めになっており、大人が座るには少し足りません。若干後ろに反り気味の形状にすることで座れる程度にはなっていますが、長時間座っていると疲れてしまう可能性が高いです。

さらに、クッション性にも難があります。

リアシートのクッション性は正直なところ薄く、座面はそこそこ硬めなので長時間座っていても疲れにくいのは良いところですが、衝撃を和らげてはくれないため走る道によっては疲れてしまうかもしれません。

綺麗にに舗装された道を少し走る程度であれば、高い快適性を保ってくれます。

そもそもエッセは普段遣いの足として作られたクルマなので、強い衝撃が加わることは想定していないのでしょう。

メーカーの想定しない使い方をすれば不具合が起きる可能性があるのはどのような製品でも共通していることなので、エッセのコンセプトを考えれえば納得できるのではないでしょうか。

ダイハツ エッセのリアシートのアレンジ・機能性は?

ダイハツ エッセのリアシートは、左右一体型ベンチシートです。

左右分割式シートと比べるとアレンジは難しくなっています。分割式は片方だけ倒して3人乗車しつつラゲッジルーム(荷室) を拡張できますが、エッセのようなベンチシートはそれができません。

家族で旅行という用途はあまり考えられていないクルマなので、アレンジ性やラゲッジルームの 拡張性に関しては割り切ってつくっているのでしょう。

ラゲッジルームも買い物袋をいくつか入れればいっぱいになる程度の容量です。あくまでも買い物や通勤、子供の送り迎えなどを想定したクルマであるという割り切りが必要です。

ただ機能性は意外と高く、リアシート回りの収納機能が充実しています。

「X」には助手席シートバックポケットが標準装備されており、雑誌などを入れておくことが可能です。ベンチシートではあるものの、リアシート用のカップホルダーもあります。

新車価格100万円を下回るクルマとしては、機能性が高いと言えるのではないでしょうか。

ダイハツ エッセのリアシートをより上手に使いこなす方法

ダイハツ エッセのリアシートはやや使いにくい印象を受けるかもしれませ んが、上手に使いこなすことは可能です。

まず、ラゲッジルームの延長として割り切る使い方があります。ラゲッジルームは狭いですが、リアシートを全部倒せば1〜2人分の荷物なら十分に積めるほどのスペースが確保可能です。

単身者または、配偶者のみの2人までの世帯の人に多く愛されています。一人か二人で日帰りドライブをしたり、日常の足として使うにはとても良いクルマだと言えます。

3人以上乗せないと割り切れば、ダイハツ エッセをより楽しめるようになるでしょう。

さらに、小さな子どもを乗せるために使うという割り切り方もできます。

チャイルドシートの取り付けはしやすいので、小さな子どもを乗せるのであれば使い勝手は良いでしょう。
ダイハツ エッセのリアシートを使いこなすには割り切りが必要になります。

リアシートに注目すると少しクセがあるものの、総合的には使い勝手の良いクルマです。

自分に合うかどうかをしっかり見極めてから、中古車販売店に向かいましょう。

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