ジャガー新旧比較!新型XEとモデルチェンジ前の違いを解説
更新日:2024.09.09
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今回は、ジャガー 新型XE(DBA-JA2XC・LDA-JA2NA)のモデルチェンジ前の違いについて紹介します。XEは、2015年春に欧州市場で販売され、日本では2015年8月に販売されました。その後、数度のマイナーチェンジが行われ、現在の形になったのは2019年8月のことです。
ジャガーの4ドアセダン史上最小で最軽量のボディーを目指して開発され、数多くの方々を魅了してきました。そんな新型XEはモデルチェンジを受けてどのような変化をとげたのでしょうか。
文・PBKK
※ 2020年8月 現在
ジャガーの4ドアセダン史上最小で最軽量のボディーを目指して開発され、数多くの方々を魅了してきました。そんな新型XEはモデルチェンジを受けてどのような変化をとげたのでしょうか。
文・PBKK
※ 2020年8月 現在
ジャガー 新型XEはエクステリアを一新
XEは、2019年8月のモデルチェンジを受けて、さまざまな部分が改良されました。その中から、まずは一新されたエクステリア(外装)やインテリア(内装)のデザインについて紹介します。
エクステリアは、バンパーやヘッドライトなどの変更により、表情が大きく変わりました。バンパーはエアインテークを特徴としたものを採用。エアインテークとは、空気を取り入れるための開口部のことです。
ヘッドライトは、Jブレードデザインの最新LEDライトが採用されたことで、よりスポーティーな印象となったのです。テールライトは、シケイン風のスリムなLEDライトが採用され、スタイリッシュさの増したデザインになっています。
エクステリアは、バンパーやヘッドライトなどの変更により、表情が大きく変わりました。バンパーはエアインテークを特徴としたものを採用。エアインテークとは、空気を取り入れるための開口部のことです。
ヘッドライトは、Jブレードデザインの最新LEDライトが採用されたことで、よりスポーティーな印象となったのです。テールライトは、シケイン風のスリムなLEDライトが採用され、スタイリッシュさの増したデザインになっています。
ジャガー 新型XEはレザーシートを標準装備
インテリアとしては、レザーシートがどのグレードでも標準装備となりました。XEでは、質の高いレザーやスエード素材も使用されており、室内の上質さが追求されています。
さらに、スムーズなギアチェンジが可能なスポーツシフトセレクターが採用されているほかにも、さまざまな最先端の技術を取り入れることにより、見た目の上質さも機能性も向上しました。
さらに、スムーズなギアチェンジが可能なスポーツシフトセレクターが採用されているほかにも、さまざまな最先端の技術を取り入れることにより、見た目の上質さも機能性も向上しました。
ジャガー 新型XEは最先端のシステムを搭載
XEのインテリアには最先端のシステムが搭載されており、デジタルメーターとツインディスプレイを特徴とするタッチプロデュオというインフォテインメントシステムが装備されています。タッチプロデュオは、10インチのタッチスクリーンの下に、5.5インチのタッチスクリーンを組み合わせた仕様のものです。
同時に2つの操作を行うことが可能になっているので、上の画面では、ナビゲーションを表示し、下の画面では、エンターテインメントを楽しむというような使い方もできるようになっています。
機能は、アップルのカープレイやグーグルのアンドロイドオーディオといったものがあるなど、最新のコネクティビティ機能をアップグレードし標準装備されています。
これ以外にも、デジタルメーターには、ナビゲーションなども表示することも可能になっていることや、バックミラーにはリアカメラで撮影した映像が表示されるクリアサイトバックミラーを装備しているのです。これらの最先端のシステムを搭載し、機能性も向上されました。
同時に2つの操作を行うことが可能になっているので、上の画面では、ナビゲーションを表示し、下の画面では、エンターテインメントを楽しむというような使い方もできるようになっています。
機能は、アップルのカープレイやグーグルのアンドロイドオーディオといったものがあるなど、最新のコネクティビティ機能をアップグレードし標準装備されています。
これ以外にも、デジタルメーターには、ナビゲーションなども表示することも可能になっていることや、バックミラーにはリアカメラで撮影した映像が表示されるクリアサイトバックミラーを装備しているのです。これらの最先端のシステムを搭載し、機能性も向上されました。
ジャガー 新型XEに新たなシリーズを追加
XEの新たなグレードとして、R-ダイナミックというグレートが追加されました。通常のXEとR-ダイナミックとの違いはエクステリアやインテリアにあります。
R-ダイナミックのエクステリアは、航空機用ウィングレットからインスピレーションを得たエアロダイナミクスを向上させるボディーラインやダークメッシュ仕上げのフロントグリルなどが採用され、通常のXEよりもさらにスポーティーなエクステリアになっているのです。
インテリアには、コントラストステッチを施したスポーツスタイルシートやサテンクロームのシフトパドルなどが備えられており、全体的に通常のXEよりもアグレッシブさを求めるユーザーに向けた仕様になっています。
XEでは、2種類のガソリンエンジンとディーゼルエンジンがされており、R-ダイナミックでもすべてのエンジンから選ぶことが可能です。その装備に応じてS・SE・HSEの3つのグレードが設定されたことで、XEのラインアップは全17種類となりました。
R-ダイナミックのエクステリアは、航空機用ウィングレットからインスピレーションを得たエアロダイナミクスを向上させるボディーラインやダークメッシュ仕上げのフロントグリルなどが採用され、通常のXEよりもさらにスポーティーなエクステリアになっているのです。
インテリアには、コントラストステッチを施したスポーツスタイルシートやサテンクロームのシフトパドルなどが備えられており、全体的に通常のXEよりもアグレッシブさを求めるユーザーに向けた仕様になっています。
XEでは、2種類のガソリンエンジンとディーゼルエンジンがされており、R-ダイナミックでもすべてのエンジンから選ぶことが可能です。その装備に応じてS・SE・HSEの3つのグレードが設定されたことで、XEのラインアップは全17種類となりました。
ジャガー 新型XEに標準装備された安全機能
今回のモデルチェンジにより、これまではオプションとされていた、レーンキープアシストやドライバーコンディションモニター、トラフィックサインレコグニション、アダプティブスピードリミッターのドライバー支援システムがすべてのグレードで標準装備されました。
レーンキープアシストは、ウィンカー操作がないときに車線をはみ出すと自動的にステリングを制御して、車線内に戻るようアシストしてくれる機能です。ドライバーコンディションモニターは、ステアリングの操作状況やブレーキとスロットルペダルの動きから、ドライバーの疲れや眠気の兆候を検知し、早めの休息を促してくれる機能となっています。
トラフィックサインレコグニションは、制限速度や追い越し禁止の標識を検知し、インストルメントクラスターに表示させ、この検知した情報をもとにアダプティブスピードリミッターが車速を適切な範囲に調整してくれるのです。
そして、アクセルを踏み続けることなく速度を維持し、ドライバーの負担を軽減してくれるクルーズコントロール機能や、指定した制限速度を超えないようにできるスピードリミッターという機能も装備されています。
レーンキープアシストは、ウィンカー操作がないときに車線をはみ出すと自動的にステリングを制御して、車線内に戻るようアシストしてくれる機能です。ドライバーコンディションモニターは、ステアリングの操作状況やブレーキとスロットルペダルの動きから、ドライバーの疲れや眠気の兆候を検知し、早めの休息を促してくれる機能となっています。
トラフィックサインレコグニションは、制限速度や追い越し禁止の標識を検知し、インストルメントクラスターに表示させ、この検知した情報をもとにアダプティブスピードリミッターが車速を適切な範囲に調整してくれるのです。
そして、アクセルを踏み続けることなく速度を維持し、ドライバーの負担を軽減してくれるクルーズコントロール機能や、指定した制限速度を超えないようにできるスピードリミッターという機能も装備されています。
ジャガー 新型XEには駐車に役立つ安全機能を搭載
SEグレードにはパーキングパックが標準装備。パーキングパックには、パークアシストやリバーストラフィックディテクションといった、スムーズな駐車をサポートとしてくれる機能含まれています。
パークアシストは、縦列駐車や車庫入れをアシストする機能で、システムが自動でステアリング操作を行い、入出庫操作をサポートしてくれるものです。画面表示と通知でガイドしてくれるので、ドライバーは、ドライブギアまたは、リバースギアを選択しアクセルとブレーキを操作するだけになります。
リバーストラフィックディテクションは、駐車スペースからバックで出庫するときに、左右両側から接近してくるクルマや歩行者を検知し、ドライバーに警告してくれる機能です。音とビジュアルの両方でドライバーに注意を促すため、視界が遮られてしまっている場合でも、背後の状況を把握することができます。
パークアシストは、縦列駐車や車庫入れをアシストする機能で、システムが自動でステアリング操作を行い、入出庫操作をサポートしてくれるものです。画面表示と通知でガイドしてくれるので、ドライバーは、ドライブギアまたは、リバースギアを選択しアクセルとブレーキを操作するだけになります。
リバーストラフィックディテクションは、駐車スペースからバックで出庫するときに、左右両側から接近してくるクルマや歩行者を検知し、ドライバーに警告してくれる機能です。音とビジュアルの両方でドライバーに注意を促すため、視界が遮られてしまっている場合でも、背後の状況を把握することができます。
ジャガー 新型XEのHSEグレードに装備されたドライブパック
上位グレードにあたるHSEグレードには、パーキングパックにくわえてドライブパックを標準装備しています。ドライブパックは、アダプティブクルーズコントロールやハイスピードエマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットアシストという安全なドライブをサポートしてくれる機能を含んでいます。
アダプティブクルーズコントロールは、高速道路や渋滞などの走行シーンで、先行車の減速を検知して、安全な車間距離を維持してくれる機能となっています。先行車が完全に停車すると、その後ろにスムーズに停車してくれ、渋滞時には、先行車の追従走行を自動的に開始してくれるのです。
ハイスピードエマージェンシーブレーキは、前方のクルマと衝突の危険を検知するとブレーキをかけるようドライバーに警告してくれる機能となっています。ドライバーのブレーキが間に合わない場合は、自動的にブレーキをかけて衝突時の衝撃を軽減してくれるのです。ブ
ラインドスポットアシストは、衝突の回避を支援してくれる機能となっています。車線変更時にドライバーが目視できないクルマを検知すると、検知した側のドアミラーに小さな警告ライトが点灯します。さらに、ステアリングホイールを制御して、接近するクルマから安全に離れるようにアシストしてくれ、衝突回避を支援してくれます。
アダプティブクルーズコントロールは、高速道路や渋滞などの走行シーンで、先行車の減速を検知して、安全な車間距離を維持してくれる機能となっています。先行車が完全に停車すると、その後ろにスムーズに停車してくれ、渋滞時には、先行車の追従走行を自動的に開始してくれるのです。
ハイスピードエマージェンシーブレーキは、前方のクルマと衝突の危険を検知するとブレーキをかけるようドライバーに警告してくれる機能となっています。ドライバーのブレーキが間に合わない場合は、自動的にブレーキをかけて衝突時の衝撃を軽減してくれるのです。ブ
ラインドスポットアシストは、衝突の回避を支援してくれる機能となっています。車線変更時にドライバーが目視できないクルマを検知すると、検知した側のドアミラーに小さな警告ライトが点灯します。さらに、ステアリングホイールを制御して、接近するクルマから安全に離れるようにアシストしてくれ、衝突回避を支援してくれます。
ジャガー 新型XEは最新のエンジンを積んでいる
XEに搭載されているエンジンは、ジャガー・ランドローバーグループの最新のエンジンであるインジニウムが採用されています。このインジニウムエンジンには、ガソリン車とディーゼル車のどちらにも搭載され、低回転から立ち上がる大きなトルクによる軽快な走りと高い環境性能が両立されました。
ガソリンエンジで用意されているのは、2.0L4気筒250PSターボチャージドガソリンエンジンと2.0L4気筒300PSターボチャージドガソリンエンジンの2種類です。
前者の2.0L4気筒250PSターボチャージドガソリンエンジンでは、出力184kW(250PS)/5,500でトルク365Nm(365kgm)/1,300~1,500rpm。後者の2.0L4気筒300PSターボチャージドガソリンエンジンでは、出力221kW(300PS)/5,500でトルク400Nm(40.8kgm)/1,500~2,000rpmとなっています。
ディーゼルエンジンで用意されているのは、2.0L 4気筒180PSターボチャージドクリーンディーゼルエンジンの1種類のみです。出力132kW(180PS)/4,000でトルク430Nm(43.8kgm)/1,750~2,500rpmになります。
ガソリンエンジで用意されているのは、2.0L4気筒250PSターボチャージドガソリンエンジンと2.0L4気筒300PSターボチャージドガソリンエンジンの2種類です。
前者の2.0L4気筒250PSターボチャージドガソリンエンジンでは、出力184kW(250PS)/5,500でトルク365Nm(365kgm)/1,300~1,500rpm。後者の2.0L4気筒300PSターボチャージドガソリンエンジンでは、出力221kW(300PS)/5,500でトルク400Nm(40.8kgm)/1,500~2,000rpmとなっています。
ディーゼルエンジンで用意されているのは、2.0L 4気筒180PSターボチャージドクリーンディーゼルエンジンの1種類のみです。出力132kW(180PS)/4,000でトルク430Nm(43.8kgm)/1,750~2,500rpmになります。
ジャガー 新型XEは燃費も優れている
トランスミッションは、全車に8速ATを組み合わせることで、エンジン出力を効率良く伝達することができるようになっているのです。燃費は、ガソリンエンジンの300PSのタイプで、12.9km/Lとなり、250PSのタイプでは、13.4 km/Lとなっています。
ディーゼルエンジンの場合では、グレードによって全輪駆動のものと後輪駆動のものとでは、少し違いがあります。全輪駆動のものでは、16.4 km/L、後輪駆動のものでは、17.1 km/Lです。タイプによって燃費の差はありますが、プレミアムセダンとしては、良好なものとなっています。
ディーゼルエンジンの場合では、グレードによって全輪駆動のものと後輪駆動のものとでは、少し違いがあります。全輪駆動のものでは、16.4 km/L、後輪駆動のものでは、17.1 km/Lです。タイプによって燃費の差はありますが、プレミアムセダンとしては、良好なものとなっています。
ジャガー 新型XEは納得いく価格に
モデルチェンジを受けて価格も変更されました。モデルチェンジ前は、税込みで466万円からとなっていましたが、モデルチェンジ後は539万円からとなっています。価格は上がってしましましたが、増税された分や、最先端のシステムの導入や安全機能の標準装備などを考えると、納得のいく金額ではないでしょうか。各グレードの価格は次のようになっています。
ディーゼルエンジン搭載モデルの価格
XE S:539万円
XE SE:564万円
XE SE:(AWD):590万円
XE R-ダイナミックS:578万円
XE R-ダイナミックSE:603万円
XE R-ダイナミックSE(AWD):628万円
XE R-ダイナミックHSE:668万円
ガソリンエンジン搭載モデルの価格
XE S(250PS):565万円
XE SE(250PS):591万円
XE R-ダイナミックS(250PS):604万円
XE R-ダイナミックSE(250PS):629万円
XE R-ダイナミックHSE(250PS):695万円
XE S(300PS):607万円
XE SE(300PS):633万円
XE HSE(300PS):695万円
XE R-ダイナミックSE(300PS):671万円
XE R-ダイナミックSE(300PS):736万円
ディーゼルエンジン搭載モデルの価格
XE S:539万円
XE SE:564万円
XE SE:(AWD):590万円
XE R-ダイナミックS:578万円
XE R-ダイナミックSE:603万円
XE R-ダイナミックSE(AWD):628万円
XE R-ダイナミックHSE:668万円
ガソリンエンジン搭載モデルの価格
XE S(250PS):565万円
XE SE(250PS):591万円
XE R-ダイナミックS(250PS):604万円
XE R-ダイナミックSE(250PS):629万円
XE R-ダイナミックHSE(250PS):695万円
XE S(300PS):607万円
XE SE(300PS):633万円
XE HSE(300PS):695万円
XE R-ダイナミックSE(300PS):671万円
XE R-ダイナミックSE(300PS):736万円
XEは、エクステリアやインテリアのデザインが一新されたことで、本来もっていたスポーティーさに磨きをかけました。さらに、最新のコネクティビティ機能を充実させ、多くの安全機能も標準装備されるようになるなど、機能性の部分でも進化をとげたのです。
モデルチェンジを受けて、これまで以上にドライバーを楽しませてくれる1台となったといえるのではないでしょうか。
モデルチェンジを受けて、これまで以上にドライバーを楽しませてくれる1台となったといえるのではないでしょうか。