デリカD:5アーバンギアのインテリア(内装)を徹底解説!

2019年2月にビッグマイナーチェンジを受けた三菱 デリカD:5。今回のビッグマイナーチェンジで追加された都会派モデル「アーバンギア」の内装・インテリアを徹底解説!購入を検討している方に最新情報をお届けします。

文・西川 昇吾/写真・宮越 孝政

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上質な印象のインテリア
価格帯を考えればお買い得感のある内装

上質な印象のインテリア

三菱 デリカD:5 アーバンギア

都会的なイメージのアーバンギア。インテリアを見ると、ドアの内張やダッシュボード周りにレザーがふんだんに使用されていて、高級感のある上質な雰囲気を感じさせます。

「悪路も走れるミニバン」として稀有な存在であるデリカD:5ですが、このアーバンギアのインテリアは「道具」という印象よりも、上質な高級ミニバンといった印象を受けます。シートやインパネ周り、各種操作系など細かく注目してインテリアを見ていきましょう。

シート

三菱 デリカD:5 アーバンギア

三菱のひし形を思わせるデザインのキルティング調なシートはファブリックシートが標準。7人乗りのみ、13万2000円(税込)で本革シートに変更できるメーカーオプションが用意されています。

撮影車のアーバンギア「G–Power Package」は上級グレードとなっており、フロントシートにはシートヒーターとパワーシートが標準装備されます。(ベースグレードGには税込5万5000円のメーカーオプション)

また、デリカD:5の方はブラックとは別にベージュ内装とセットのファブリックベージュシートも選択できます。実際に座るとファブリックシートながら座り心地がよく、しっかりと体重が分散されているという印象です。

インパネ周り

三菱 デリカD:5 アーバンギア

インパネ周りに目を向けると、アーバンギア独自の特色といえるブルーイッシュブラックパールのオーナメントパネルがあります。こちらはアーバンギア専用のオーナメントパネルで、バール杢を採用しています。バール杢は、樹木の根元近くにできるコブの部分の木目模様の総称です。

水平基調のインパネは運転席側にスイッチが集中していて男の遊び心をくすぐるデザインとなっています。それとは対照的に助手席側はシンプルで余計なものは装備しない引き算のデザインで、上質感と開放感のある空間に仕上がっています。助手席に座る人にとっても快適なドライブを提供してくれる印象です。

センターパネル

三菱 デリカD:5 アーバンギア

センターパネルにはシフトレバー・AWCドライブセレクター・電子制御パーキングブレーキスイッチ・エアコンスイッチ類などが並びます。AWCドライブセレクターにデリカD:5のアイデンティティを感じます。

各種スイッチ類とシフトレバーが集中したセンターパネルにも関わらず、シンプルで高級感のある雰囲気となっています。道具としての扱いやすさと、高級感の溢れる上品さを高次元で融合させている印象を持ちました。

ナビ

三菱 デリカD:5 アーバンギア

デリカD:5を購入するなら装着したいのがディーラーオプションのナビゲーションシステム。10.1インチという大画面のナビは、クラリオン社製のデリカD:5オリジナルとなっております。

ナビ設定やオーディオなどの各種操作がしやすいインターフェイスとなっているほか、クラリオンが提供するアプリとの連携機能も、とっても機能的。デリカD:5を購入するならセレクトしたいオプションの1つとも言えます。

メーター周り

三菱 デリカD:5 アーバンギア

メーター周りを見てみると、まず印象的なのが文字盤に施されたカーボン調の加飾。タコメーターとスピードメーターという基本的なメーター2眼を中心に構成されており、シンプルで見やすく、必要な情報が瞬時に読み取れます。近年さまざまな情報を写し出すメーターが多い中、必要十分という印象。

2眼のメーターの間にはマルチインフォメーションディスプレイがあり、ここに航続可能距離・平均燃費・アイドリングストップ・AWCドライブモードの各種情報が表示できます。近代的な表示もありながら、シンプルで見やすく好印象なメーター周りですが、車格を考えるとできればヘッドアップディスプレイも欲しいなという感じもします。

ステアリング

三菱 デリカD:5 アーバンギア

ステアリング左側にはオーディオやハンズフリー、ボイスコマンドなどナビゲーション周りのスイッチ。右側にはレーダークルーズに関するスイッチ類が集中しています。レーダークルーズコントロールは使いづらいというほどではないですが、スムーズに使用するには慣れが必要でしょう。

また、今回8速ATが採用されたことにより、パドルシフトも装備。こちらはステアリングコラム固定タイプとなっています。ステアリングコラム右側には、アイドリングストップや先進安全技術に関するスイッチ類やスタビリティコントロールなどのスイッチが配置されており、エンジンスタートボタンもこちらに配置されています。

スイッチ類がまとまっていてインテリアデザインとしては好印象ですが、手元をしっかり見なければ操作しづらく、慣れてくれば問題ないですが少々扱いづらく感じる方もいるかもしれません。

価格帯を考えればお買い得感のある内装

三菱 デリカD:5 アーバンギア

メーカーを代表するフルサイズのフラッグシップミニバンとして考えた場合。500万円クラスを覚悟しなければいけない他メーカーのライバル車と比べて、上級グレードでも約430万円からとリーズナブルな価格帯となっているデリカD:5。

機能性や上質感のある空間をこの価格で得られると考えると、お買い得感があってコストパフォーマンスに優れていると言えます。先進技術などの装備やインターフェイスは、慣れるまでは少々使いづらさも感じられなくはないですが、基本的な部分は使いやすい造りとなっています。

西川 昇吾|にしかわ しょうご

1997年生まれ。富士スピードウェイ近隣で生まれ育ち、大学で自動車に関する学習をする傍ら、自動車ライターとしての活動を始める。過去にはコミュニティFMのモータースポーツコーナーにてレギュラー出演経験あり。「書くこと、喋ることで自動車やモータースポーツの面白さを伝える」ことを目標とし、様々なジャンルのライティングや企画に挑戦中。

西川 昇吾|にしかわ しょうご