ナンバープレートの頭が０で始まるナンバーを取得できる？

ナンバープレートの番号は、地名の隣に記載されている「分類番号」と、その下に大きく掲載されている「一連指定番号」の2種類があります。

分類番号とは、自動車の種別や用途を表示するための番号で、番号を希望することはできません。普通自動車であれば「2」または「3」からはじまる番号が割り当てられるため、0から始まることはありません。

希望ナンバー制度で指定できるのは、「一連指定番号」です。そして、一連指定番号の場合でも、頭を0ではじめることはできません。

理由は、ナンバーの視認性の観点から、法律で禁止されているためとされています。夜間や高速で走行している場合などはナンバーの視認が難しく、違反車両や事故車両を特定することが難しくなってしまうためです。

なお、分類番号では0ではじまる番号が使用されていますが、「特殊用途で使われる自動車」のみとなっています。該当する車種は、ブルドーザーやショベルカーなどの、大型特殊自動車に該当する建設機械などです。

残念ながら、分類番号であれ一連指定番号であれ、一般車のナンバープレートで頭に０をつけることはできないようです。

しかし、先頭に0をつけられないのを知らず、「0131」などのナンバープレートを申し込んでしまった方もいらっしゃるかもしれません。

先頭が0のナンバープレートを希望で申し込んだ場合、先頭に0が続いている数だけ「・」で代用されてしまいます。例えば「0131」の場合は「・131」となり、「0031」の場合は「・・31」となります。

ナンバープレート先頭に0をつけられません。知らなかった方は注意しながら、楽しく自分のクルマに好きな番号のナンバープレートをつけましょう。

なお、先頭ではなく、中間や最後であれば0を使うことが可能となっています。

頭が0ではじまるナンバーは残念ながら「・」となってしまいますが、中間や最後に0を持ってくるならば問題ありません。

令和にちなんだナンバーでは…

「1100、1108」いい令和
「3108」平成"31"年・08(れいわ)
「3101」平成"31"年・令和"1"

などは希望することが可能です。

なお、令和にちなんだナンバーは人気が上がっており、希望しても抽選となることがあります。ナンバープレート番号を希望する際は、いくつか候補を用意した方が良いでしょう。

ナンバープレートで頭が0ではじまるナンバーは希望できません。しかし、中間や最後に0をつけることは可能ですので、希望するナンバーが0からはじまる場合でも、組み合わせ次第で実現は可能でしょう。

様々な角度から数字を捉え、希望する語呂や意味が込められた自分だけのオリジナルナンバーを生み出してみてはいかがでしょうか。