まだ油断ならない台風、運転時に気をつけるべきことは?
更新日:2019.09.25
大きな台風が次々と訪れるようになってしまった近年の日本。最近では毎年のように大きな被害をもたらしています。台風のときに、どのようなことに気を付けなければならないのか。その注意点をご紹介します。
文・PBKK
台風のときに運転するとどんなリスクが考えられるのか?
台風で問題となる原因は主に強風と大雨です。これらは運転している最中にも重大な脅威となります。まず、強い風が吹いているとき、一番気を付けなければならないのは風にあおられて車のコントロールを失ってしまうことです。
一般的なコンパクトカーやセダンタイプの車でも、運転中に強風を横から受けるとかなりの衝撃を感じ、ハンドルがとられてしまいます。絶えず強い風が吹いている状況よりも、注意すべきは瞬間的に強い風が吹くようなときです。皆さんも台風の時、そんな経験したことがあるのではないでしょうか。
瞬間的な強風を走行中の車が受けると、一瞬ですが大きくハンドルを取られてしまいます。この一瞬というのがかなり危険で予測もできないため、車が大きくその進路を外れてしまう危険性があります。広い道路ならまだ対処できるかもしれませんが、生活道路などでこれを受けると大きな事故を起こす可能性が高いです。
特に大きな車、ミニバンやトラックなどは風を受ける面積が大きく、また背も高いために場合によってはそのまま横転してしまう可能性もあります。基本的に台風の時に車を動かすべきではありませんが、こうした大きな車は絶対に運転しないようにしましょう。
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