台風の運転で気をつけるべきことは?

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大きな台風が次々と訪れるようになってしまった近年の日本。最近では毎年のように大きな被害をもたらしています。

台風のときに、どのようなことに気を付けなければならないのか。その注意点をご紹介します。
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台風のときに運転するとどんなリスクが考えられるのか?
大雨による冠水に要注意

台風のときに運転するとどんなリスクが考えられるのか?

台風で問題となる原因は主に強風と大雨です。これらは運転している最中にも重大な脅威となります。まず、強い風が吹いているとき、一番気を付けなければならないのは風にあおられて車のコントロールを失ってしまうことです。

一般的なコンパクトカーやセダンタイプの車でも、運転中に強風を横から受けるとかなりの衝撃を感じ、ハンドルがとられてしまいます。絶えず強い風が吹いている状況よりも、注意すべきは瞬間的に強い風が吹くようなときです。皆さんも台風の時、そんな経験したことがあるのではないでしょうか。

瞬間的な強風を走行中の車が受けると、一瞬ですが大きくハンドルを取られてしまいます。この一瞬というのがかなり危険で予測もできないため、車が大きくその進路を外れてしまう危険性があります。広い道路ならまだ対処できるかもしれませんが、生活道路などでこれを受けると大きな事故を起こす可能性が高いです。

特に大きな車、ミニバンやトラックなどは風を受ける面積が大きく、また背も高いために場合によってはそのまま横転してしまう可能性もあります。基本的に台風の時に車を動かすべきではありませんが、こうした大きな車は絶対に運転しないようにしましょう。

大雨による冠水に要注意

次に雨を考えてみましょう。現在の車は頭上から降る雨からダメージを受けることはほとんどありません。問題は下からの水です。車にとって水が弱点となる大きな理由は、水によって電気系統がダメになってしまうことです。

台風の中で電気系統がショートしてしまうと、すぐ復旧させるのは難しいです。こうなると現代の高度に電気制御された自動車はいっぺんにダウンしてしまいます。また風によって横殴りの雨が吹くと思わぬところから水がエンジンルームに侵入することになり、これも車にとって致命傷になりかねません。
原則として台風の時に車を運転するのは控えましょう。どうしても運転せざるをえない時、気を付けるべきなのは以下の二点にまとめられます。

・狭い道路を避けて運転する。そうした道路を運転しなければならない時は極力スピードを落とす。
・冠水した場所は走行しない。遠回りになっても、ボディーが水に浸るような状況の道路は避ける。

必ずゆっくりした速度で、冷静に道を選んで運転するということを忘れないでください。
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