車載スピーカーを解説!車内でも音楽を良い音で楽しみたい方必見
更新日:2024.09.12
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日本はカーオーディオ大国といわれることもあります。クルマというのはオーディオを楽しむのに条件がよいわけではありませんが、クルマの中だけが音楽を楽しめる空間というオーナーも少なくないようです。
ホームオーディオを本格的に楽しもうとすると防音などをしっかりとしないと近所迷惑になってしまいますが、クルマであればそうした点で気楽というのもあるようです。最近ではメーカー純正オーディオも凝ったメカニズムや素材に優れたスピーカーを使うようになっていますが、より良い音を楽しみたいならグレードアップしたいものです。
文・山本 晋也
ホームオーディオを本格的に楽しもうとすると防音などをしっかりとしないと近所迷惑になってしまいますが、クルマであればそうした点で気楽というのもあるようです。最近ではメーカー純正オーディオも凝ったメカニズムや素材に優れたスピーカーを使うようになっていますが、より良い音を楽しみたいならグレードアップしたいものです。
文・山本 晋也
車載オーディオ用スピーカーの種類は?
カーオーディオのグレードアップというと、アンプやヘッドユニットといった部分に注目してしまいがちですが、そもそも音の出口であるスピーカーに「良いもの」を奢ってあげないと「良い音」は楽しめません。純正スピーカーのままヘッドユニットだけを高級品にグレードアップするのは、クルマ全体でいえばノーマルタイヤのままエンジンをパワーアップするようなものです。
まずはスピーカーをグレードアップして、それに合わせてヘッドユニットなどを選んでいくのがバランスのいいサウンドにつながります。
なぜスピーカーをグレードアップすると効果が大きいのかといえば、純正で使われているものは、市販品とは比べものにならないほど廉価だからです。スピーカーの肝といえる振動板にしてもペナペナの紙だったりします。またスピーカーが音を出す仕組みは、永久磁石と電磁石によって振動板を動かすというものですが、この磁石のクオリティも廉価なスピーカーと高級スピーカーでは異なります。
ですから、市販されているカーオーディオ用スピーカーに交換すれば、じっくりと比較するまでもなく、ダンチに良い音を楽しめます。
まずはスピーカーをグレードアップして、それに合わせてヘッドユニットなどを選んでいくのがバランスのいいサウンドにつながります。
なぜスピーカーをグレードアップすると効果が大きいのかといえば、純正で使われているものは、市販品とは比べものにならないほど廉価だからです。スピーカーの肝といえる振動板にしてもペナペナの紙だったりします。またスピーカーが音を出す仕組みは、永久磁石と電磁石によって振動板を動かすというものですが、この磁石のクオリティも廉価なスピーカーと高級スピーカーでは異なります。
ですから、市販されているカーオーディオ用スピーカーに交換すれば、じっくりと比較するまでもなく、ダンチに良い音を楽しめます。
トレードインの交換タイプがおすすめ
そうしたカーオーディオ用スピーカーのグレードアップには、いくつもの手段があります。本格的なカーオーディオ趣味のユーザーは、スピーカーを固定する部分からオリジナルで作ったり、サブウーファーと呼ばれる低音域を強めるスピーカーをボックス製作してインストールしたりしますが、初心者がそこまでやるのは予算的にも厳しいでしょう。
最初の一歩としておすすめなのは、トレードインタイプと呼ばれる純正交換型のスピーカーです。
多くの国産車では純正スピーカーのサイズが、何種類かに限定されますので、トレードインスピーカーもそのサイズに合わせて用意されています。前述したような振動板についても純正スピーカーが紙なのに対して、メタル素材を蒸着させていたり、カーボン製だったりとより良い素材になっています。さらに振動板を支えるフレーム剛性も上がっています。
こうした、一つ一つの部品のクオリティアップにより、大音量でも音が割れたりすることなく、またしっかりとサウンドを再生することができるのです。
そうしたトレードインスピーカーの価格は、驚くほど高いわけではありません。コアキシャルタイプと呼ばれるツイーター(高音域を担当するスピーカー)とウーファー(低音域を担当するスピーカー)が一体となったものであれば5,000円程度から見つけることができます。
純正スピーカーはフルレンジといって、ひとつの振動板ですべての音域を出そうするものですから、こうした作りの違いからもサウンドの質が変わってくることは一目瞭然です。
このコアキシャルスピーカーの特徴は作業性に優れることです。純正スピーカーと交換するだけですから、とくに加工も必要ありません。その性能をさらに引き出そうとするのであればデッドニングと呼ばれる防音処理や、スピーカー配線のグレードアップなども効果はありますが、ひとまずスピーカーを入れ替えるだけで十分に高級なサウンドに変身したことが実感できるでしょう。
最初の一歩としておすすめなのは、トレードインタイプと呼ばれる純正交換型のスピーカーです。
多くの国産車では純正スピーカーのサイズが、何種類かに限定されますので、トレードインスピーカーもそのサイズに合わせて用意されています。前述したような振動板についても純正スピーカーが紙なのに対して、メタル素材を蒸着させていたり、カーボン製だったりとより良い素材になっています。さらに振動板を支えるフレーム剛性も上がっています。
こうした、一つ一つの部品のクオリティアップにより、大音量でも音が割れたりすることなく、またしっかりとサウンドを再生することができるのです。
そうしたトレードインスピーカーの価格は、驚くほど高いわけではありません。コアキシャルタイプと呼ばれるツイーター(高音域を担当するスピーカー)とウーファー(低音域を担当するスピーカー)が一体となったものであれば5,000円程度から見つけることができます。
純正スピーカーはフルレンジといって、ひとつの振動板ですべての音域を出そうするものですから、こうした作りの違いからもサウンドの質が変わってくることは一目瞭然です。
このコアキシャルスピーカーの特徴は作業性に優れることです。純正スピーカーと交換するだけですから、とくに加工も必要ありません。その性能をさらに引き出そうとするのであればデッドニングと呼ばれる防音処理や、スピーカー配線のグレードアップなども効果はありますが、ひとまずスピーカーを入れ替えるだけで十分に高級なサウンドに変身したことが実感できるでしょう。
セパレート型はインストールにテクが必要
さらにトレードインスピーカーの上級バージョンといえるのがセパレートタイプです。これはコアキシャルタイプではスピーカーの中心辺りに置かれているツイーターを別体としたもので、ツイーターをピラーの根本やダッシュボード上などに配置するというものです。高音域というのは耳に届きづらい傾向があります。
純正スピーカーの多くがドアマウントされていることを考えると、そこにツイーターを置くのは理想的とはいえません。そこでツイーターだけは理想的な位置にセットできるようしたものがセパレート型です。
ただし、ツイーターの設置や配線といった手間がかかりますし、価格も1万円以上と高くなってしまいます。もっとも、スピーカーの性能は価格に応じて上がっていく傾向もありますので、良い音を求めるのならば予算の範囲内でもっとも高価なスピーカーを選ぶことが高い満足度につながることでしょう。
純正スピーカーの多くがドアマウントされていることを考えると、そこにツイーターを置くのは理想的とはいえません。そこでツイーターだけは理想的な位置にセットできるようしたものがセパレート型です。
ただし、ツイーターの設置や配線といった手間がかかりますし、価格も1万円以上と高くなってしまいます。もっとも、スピーカーの性能は価格に応じて上がっていく傾向もありますので、良い音を求めるのならば予算の範囲内でもっとも高価なスピーカーを選ぶことが高い満足度につながることでしょう。