おすすめ!7人乗りSUV5選 〜輸入車編〜

プジョー 5008

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輸入車で7人乗りは選択肢が少なくて……とお思いのあなた!ミニバンだけでなくSUVにも目を向けてみてください。少々お高いモデルが多いですが、SUVまで視野広げてみると7人乗り輸入車の選択肢はぐっと広まりますよ!

文・木谷宗義
Chapter
プジョー5008
ランドローバー ディスカバリー
ボルボ XC90
メルセデス・ベンツ GLE
キャデラック エスカレード

プジョー5008

全長4,640mm×全幅1,840×全高1,650mmのボディを持つミドルサイズSUVのプジョー「5008」は、「3008」のロングボディ7人乗りバージョン。エッヂの効いたスタイリングはプジョーならではで、「i-Cockpit」と呼ばれる近未来的なデザインのインテリアもユニークです。

シートアレンジは、2列目シートは座席ごとにスライドとリクライニングが可能な他、2/3列目だけでなく助手席のシートバックを倒すこともでき、長尺物を積むことができます。

バリエーションは、1.6Lガソリンターボを積む「Allure(アリュール)」と「CROSS CITY」、そして2.0L「BlueHDi」クリーンディーゼルを搭載する「GT」の3モデルで、価格は404万円~473万円。国産ミニバンとも比較できる価格も、魅力的な1台です。

ランドローバー ディスカバリー

7人乗りSUVの老舗的存在が、ランドローバーの主力モデル「ディスカバリー」。現行モデルは2017年にフルモデルチェンジした第5世代で、アルミ製モノコックボディを採用することにより、先代よりも最大で360kgもの軽量化を実現しています。

「大人7人が快適にくつろげるフルサイズ7シート」を謳うだけあって、全長4,970 mm×全幅2,000mm×全高1,890mmと堂々たるボディの室内は広々。スマートフォンアプリからシートアレンジを操作する「インテリジェントシートフォールド機能」も搭載しています。

パワートレインは、3.0L V6スーパーチャージャーと、3.0L V6ターボディーゼルの2種類で、価格は850.9万円~。ちなみに弟分の「ディスカバリースポーツ」なら、500万円台で7人乗り仕様が選べます。

ボルボ XC90

「XC40」「XC60」「XC90」と3モデルがラインナップされるボルボのSUVシリーズの中で、唯一7人乗りとなるのが、フラッグシップのXC90です。全長4,950mm×全幅1,960mm×全高1,775mmと、ディスカバリーに近いボディサイズを持つこの車は、北欧らしい温かみのあるインテリアとボルボが長年、追求している安全性の高さが魅力。

パワートレインは、すべて2.0Lガソリンエンジンながら、ターボ仕様の「T5」、ターボにスーパーチャージャーを組み合わせる「T6」、さらにモーターを追加したプラグインハイブリッドの「T8 Twin Engine」の3種類をラインナップ。価格は789万円~です。

メルセデス・ベンツ GLE

ディスカバリーやXC90に近いボディサイズや価格帯のモデルなら、間もなく日本導入が始まると見られるメルセデス・ベンツ新型「GLE」にも注目しておきたいところ。新型GLEは、2018年10月のパリモーターショーで発表されたニューモデル。「Mクラス」と名乗っていた時代から数えると、4世代目に当たります。

「GLEって7人乗りだっけ?」と思った方もいるでしょう。じつは新型GLEで初めて3列シートの7人乗りが設定されたのです。ディスカバリーやXC90、X5といったライバルたちに合わせて設定されたものと思われます。

Aクラスで初搭載された対話型インフォテイメントシステム「MBUX」ももちろん搭載。パワートレインには、48Vマイルドハイブリッドが採用されます。追ってAMGモデルも登場するはず。

キャデラック エスカレード

日本国内で買える最大級のSUVが、キャデラックのフルサイズSUV「エスカレード」。

ボディサイズは、ディスカバリーやXC90を大きくしのぎ、全長5,195mm×全幅2,065mm×全高1,910mm!7人乗りのシートも「2/3/2名」レイアウトではなく、キャプテンシートの2列目と3人がけの3列目を持つ「2/2/3名」レイアウト。2列目シートも3人がけとなる、8人乗り仕様も用意されています。

パワートレインは、アメリカ車らしい6.2Lもの大排気量を持つV8ガソリン。キャデラック独自の磁性流体減衰力制御システム「マグネティックセレクティブライドコントロール」を採用したサスペンションも特徴です。ボディサイズもエンジンもビッグスケールなら、価格もビッグで1371.6万円から。

輸入車で7人乗りのミニバンというと、シトロエン・スペースツアラーやメルセデス・ベンツVクラスなど、選択肢が限られてしまうもの。でも、3列目シートを頻繁に使わないなら、SUVでも十分にその役目は果たせますし、SUVならではの魅力を味わうこともできます。

価格は少し高めとなりますが、輸入SUVに選択肢を広げてみると、きっと新たな発見がありますよ!

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