渋滞予測的中率80%!? 現在、日本でたった4人の渋滞予報士はこの方たち!

みなさんは渋滞予報士という仕事があるのはご存知ですか?気象予報士が各地の予想天気を皆さんに報告するのと同じように、各エリアの渋滞を予想し、渋滞予測カレンダーの制作などをします。今回は日本に4人しか存在しない渋滞予報士の方々をご紹介します。

文・西川昇吾

Chapter
そもそも渋滞予報士とは?
北海道支社 石黒達也氏
新潟支社 野村大智氏
東北支社 佐藤大起氏
関東支社 外山敬祐氏

そもそも渋滞予報士とは?

渋滞

渋滞予報士とはNEXCO東日本で渋滞予測を担当する担当者の名称で、実際に存在する資格ではありません。当初は関東支社のみに配属されていましたが、現在は北海道、新潟、東北、関東の4エリアに配属されています。

もちろん旧日本道路公団時代から渋滞予測は実施してきましたが、渋滞予測を実施していることをもっと世間に広めるため、「渋滞予報士」という名称が付けられ、PR活動をするようになりました。渋滞予測カレンダーを作るのはもちろん、渋滞のメカニズムをNEXCO東日本のホームページなどで解説したりします。

大型連休やお盆、年末年始などの渋滞が予測されるシーズンの前には過去のデータから渋滞予測をし、ホームページやサービスエリアでの告知活動に出演するほか、メディアを一堂に集めて、渋滞予測説明会を行ったりします。その他各種メディアにおいて渋滞が発生する理由や、有効的に渋滞をさける方法を紹介したりしています。

その渋滞予測の的中率は80%と言われており、この数値は事故や故障車による突発的な渋滞を除き、ほぼ全ての渋滞を的中しているそうです。

北海道支社 石黒達也氏

2019年1月現在北海道エリアを担当する渋滞予報士は石黒達也氏。土地が広く、車での移動が当たり前の北海道では、渋滞予報は非常に重要です。

北海道内の高速道路は約700キロにも及び、雪による影響も大きいため、交通量の増加に加え、工事による規制も予報の結果に反映させなければいけません。

新潟支社 野村大智氏

2019年1月現在の新潟エリア担当は野村大智氏。関越自動車道や北陸自動車道、日本海東北自動車道などを管轄する新潟支社では、雪の影響を受けやすい路線が多くあります。

スキーシーズンになると、スキー場への行き来で高速道路の需要が増えるため、その点も考慮しなければならないという土地柄が渋滞予報士には求められます。

東北支社 佐藤大起氏

東北エリアを2019年1月現在担当するのは佐藤大起氏。青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県の6県を担当する東北支社は、管轄エリアが広く、都心へ向かう交通や都心から東北へ向かう交通など様々な要素を考慮して渋滞予報をしなくてはなりません。さらに冬季は雪や路面凍結の影響も考慮しなくてはいけません。

関東支社 外山敬祐氏

2019年1月現在5代目となる関東エリア担当は外山敬祐氏、関東7県に加え、長野県も管轄する(首都高速を除く)関東支社は、都心エリアが近いため渋滞発生ポイントが多く、天候も北関東と南関東で大きく異なることが多いため渋滞予報は非常に重要です。

元々「渋滞予報士」という名称は関東支社が2007年に生み出したもので、渋滞予報士に関しては一番長い歴史があります。