少数派だけど熱烈なファンが多いエンジンレイアウト4選!
更新日:2024.09.09
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少数派だけど、ファンが多いエンジンレイアウトがあります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、あなたはどのエンジンレイアウトがお好きですか?
ファンが多いエンジンレイアウト①|直列5気筒エンジン
かつてホンダやボルボが採用していた直列5気筒エンジン。他にも、アウディ、フォルクスワーゲン、フィアットなど、国内外のメーカーが使っていたエンジンです。
直列5気筒は、基本的に横置きレイアウトを前提に設計されたものがほとんどです。直4に1気筒プラスすることでパワー・トルクを稼ぎつつ、直6よりコンパクトに設計されています。
このときコンパクトにするだけならV6という選択肢もありますが、V型の場合はシリンダーブロックやヘッド、カムシャフトなどが2倍必要になるので、製造コストがかさむという欠点があります。そこで、5気筒が注目されたというわけです。
ただし、異なる車種間のエンジン共用がスタンダートなった現在では、少数派ゆえのコストが高いことから作られなくなりました。
直列5気筒は、基本的に横置きレイアウトを前提に設計されたものがほとんどです。直4に1気筒プラスすることでパワー・トルクを稼ぎつつ、直6よりコンパクトに設計されています。
このときコンパクトにするだけならV6という選択肢もありますが、V型の場合はシリンダーブロックやヘッド、カムシャフトなどが2倍必要になるので、製造コストがかさむという欠点があります。そこで、5気筒が注目されたというわけです。
ただし、異なる車種間のエンジン共用がスタンダートなった現在では、少数派ゆえのコストが高いことから作られなくなりました。
ファンが多いエンジンレイアウト②|V型12気筒
V12エンジンといえば、やはり思い浮かぶのがフェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーですが、メルセデス・ベンツやロールス・ロイス、
BMW、アストンマーティンなどでも搭載されている車種があります。
近年は、V6やV8でも製造技術の進歩や過給器の高性能化でハイパワー化が可能となり、コストや環境性能で劣るV12の開発、製造をやめるメーカーが増えていますが、車好きなら一度は乗ってみたいメーカーばかりですね。
BMW、アストンマーティンなどでも搭載されている車種があります。
近年は、V6やV8でも製造技術の進歩や過給器の高性能化でハイパワー化が可能となり、コストや環境性能で劣るV12の開発、製造をやめるメーカーが増えていますが、車好きなら一度は乗ってみたいメーカーばかりですね。
ファンが多いエンジンレイアウト③|水平対向4気筒
水平対向とは、V型エンジンの左右バンク(角度)を水平(180度)にまで倒したレイアウトを意味します。
古くはフォルクスワーゲンや、ポルシェ、シトロン、アルファロメオランチアなどで、水平対向4気筒エンジンが採用されています。
そんな水平対向4気筒エンジンの代表格といえば日本のスバルです。ポルシェを除く、すべてのメーカーが撤退するなか、スバルは頑なに水平対向4気筒を守り続けてきました。トヨタ86/スバルBRZにおける水平対向NAエンジン+FR方式は、いまでも大変珍しいレイアウトです。
古くはフォルクスワーゲンや、ポルシェ、シトロン、アルファロメオランチアなどで、水平対向4気筒エンジンが採用されています。
そんな水平対向4気筒エンジンの代表格といえば日本のスバルです。ポルシェを除く、すべてのメーカーが撤退するなか、スバルは頑なに水平対向4気筒を守り続けてきました。トヨタ86/スバルBRZにおける水平対向NAエンジン+FR方式は、いまでも大変珍しいレイアウトです。
ファンが多いエンジンレイアウト④|水平対向6気筒
2018年現在、片側に3気筒ずつ並ぶ水平対向6気筒エンジンを積む自動車は、ポルシェのみです。向かい合うピストンが振動を打ち消し合うので、V型エンジンよりも振動が少ないと言われます。
リアオーバーハングに搭載された伝統の水平対向6気筒エンジンは、ポルシェを定義づけるもの。現在も911に搭載されています。
今回は少数派のエンジンを紹介しました。いまや多数派の直列3気筒や直列4気筒エンジンと、乗り比べてみるのも面白そうですね。
リアオーバーハングに搭載された伝統の水平対向6気筒エンジンは、ポルシェを定義づけるもの。現在も911に搭載されています。
今回は少数派のエンジンを紹介しました。いまや多数派の直列3気筒や直列4気筒エンジンと、乗り比べてみるのも面白そうですね。