オンナにとってクルマとは Vol.66 クルマごはん
更新日:2024.09.09
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あまりお行儀のよろしいことではないのだけど、クルマで移動中に食事をとることが、よくある。私がそうしたいのではなく、その方が時間が有効活用できるというのが大きな理由だ。
text:まるも亜希子 [aheadアーカイブス vol.160 2016年3月号]
text:まるも亜希子 [aheadアーカイブス vol.160 2016年3月号]
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- Vol.66 クルマごはん
Vol.66 クルマごはん
たとえば、朝7時に集合して撮影開始なんて仕事の日は、ぎりぎりまで寝ていたいので、家で朝食をとらずに出かけてしまう。はたまた夕方まで試乗をして、帰宅したらすぐに原稿を仕上げなければいけない、なんて時には、移動の間に夕食をとっておいて、玄関を開けたらそのままPCの前に直行するという具合だ。
そんな車内ごはんの定番は、コンビニに豊富に置いてあり、片手で頬張れるオニギリやパン。お店が通り道にあれば、ハンバーガーも手軽にいただける。ウィダーインゼリー系のものもパパッと口に入るけれど、あまり満腹感がないのがたまにキズ。
冬の間は肉まん・あんまんも車内ごはんには便利だし、高速のSAで売ってるアメリカンドッグにハマって、いろんな場所のものを食べくらべしてた頃もあったな。ちょっと、ケチャップとマスタードが飛び散らないように緊張するのだけど。
たまの車内ごはんなら、なんだかピクニック気分で食べ物を選ぶのが楽しかったりする。でもそれが朝昼晩と続いてくると、もう選択肢がなくなってきてゲンナリ。こんな時、パーキングメーターに停めてサクっと立ち食い蕎麦屋なんかに寄れる、男っていいなぁとつくづく思う。
一度、コンビニでカップラーメンを買い、お湯を入れて駐車場の車内で食べたことがあったけれど、それはあまりにワビシイ食事だったので二度とするまいと誓った。
そんな車内ごはんに最近、ドーナツという新たな選択肢が登場した。コンビニにドーナツ専用棚ができて、けっこう種類もたくさん揃う。
粉砂糖付きは車内が汚れるから、なるべくシンプルなドーナツが車内ごはん向き。ちょっと小腹がへった時にもいいし、ここ数ヵ月は車内でドーナツがマイブームになっている。
という話を3児の母である妹にしたところ、部活終わりから塾に送っていく車内で、ドーナツは子供が好きだし食べやすいからよく買うという。実は子育て世代にも、車内ごはんは需要が高いようだ。
売り手側は、「車内で食べやすいかどうか」を基準に食べ物を買う顧客がいることを、わかっているだろうか。女として、ママとしては、もっと栄養バランスのよい商品があったらいいのになぁと思う。
でもその反面、ちゃんと家で食事をする、余裕のある毎日にしなければと反省もしているのであった。
そんな車内ごはんの定番は、コンビニに豊富に置いてあり、片手で頬張れるオニギリやパン。お店が通り道にあれば、ハンバーガーも手軽にいただける。ウィダーインゼリー系のものもパパッと口に入るけれど、あまり満腹感がないのがたまにキズ。
冬の間は肉まん・あんまんも車内ごはんには便利だし、高速のSAで売ってるアメリカンドッグにハマって、いろんな場所のものを食べくらべしてた頃もあったな。ちょっと、ケチャップとマスタードが飛び散らないように緊張するのだけど。
たまの車内ごはんなら、なんだかピクニック気分で食べ物を選ぶのが楽しかったりする。でもそれが朝昼晩と続いてくると、もう選択肢がなくなってきてゲンナリ。こんな時、パーキングメーターに停めてサクっと立ち食い蕎麦屋なんかに寄れる、男っていいなぁとつくづく思う。
一度、コンビニでカップラーメンを買い、お湯を入れて駐車場の車内で食べたことがあったけれど、それはあまりにワビシイ食事だったので二度とするまいと誓った。
そんな車内ごはんに最近、ドーナツという新たな選択肢が登場した。コンビニにドーナツ専用棚ができて、けっこう種類もたくさん揃う。
粉砂糖付きは車内が汚れるから、なるべくシンプルなドーナツが車内ごはん向き。ちょっと小腹がへった時にもいいし、ここ数ヵ月は車内でドーナツがマイブームになっている。
という話を3児の母である妹にしたところ、部活終わりから塾に送っていく車内で、ドーナツは子供が好きだし食べやすいからよく買うという。実は子育て世代にも、車内ごはんは需要が高いようだ。
売り手側は、「車内で食べやすいかどうか」を基準に食べ物を買う顧客がいることを、わかっているだろうか。女として、ママとしては、もっと栄養バランスのよい商品があったらいいのになぁと思う。
でもその反面、ちゃんと家で食事をする、余裕のある毎日にしなければと反省もしているのであった。
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text:まるも亜希子/Akiko Marumo
エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集者を経て、カーライフジャーナリストとして独立。ファミリーや女性に対するクルマの魅力解説には定評があり、雑誌やWeb、トークショーなど幅広い分野で活躍中。国際ラリーや国内耐久レースなどモータースポーツにも参戦している。
text:まるも亜希子/Akiko Marumo
エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集者を経て、カーライフジャーナリストとして独立。ファミリーや女性に対するクルマの魅力解説には定評があり、雑誌やWeb、トークショーなど幅広い分野で活躍中。国際ラリーや国内耐久レースなどモータースポーツにも参戦している。