もう少し、夏
更新日:2024.09.09
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「夏はただ単なる季節ではない。それは心の状態だ。」これは、片岡義男の小説「彼のオートバイ彼女の島」のハードカバー版の表紙と「限りなき夏1」のあとがきに記されていた言葉だ。たしかに以前は、夏が近づくと心がざわめき立っていた。しかしいつの頃からか、夏という季節に気持ちが慣れてしまっている。今年の夏は、もう一度あの頃の、あの“心の状態”を取り戻しにいこう。
text:嶋田智之、岡崎心太朗、まるも亜希子 photo:長谷川徹
[aheadアーカイブス vol.140 2014年7月号]
text:嶋田智之、岡崎心太朗、まるも亜希子 photo:長谷川徹
[aheadアーカイブス vol.140 2014年7月号]
- Chapter
- 夏の夜の海
- 大人になってSUVの 意味を知った
- 子供といっしょに冒険したくなるSUV〜夏休みの思い出作りはクルマで決まる〜
- HONDA VEZEL [ホンダ ヴェゼル]
- RENAULT CAPTUR [ルノー キャプチャー ]
- PEUGEOT 2008 [プジョー2008 ]
- FORD ECOSPORT [フォード エコスポーツ ]
- SUBARU XV [スバルXV ]
- MAZDA CX-5 [マツダCX-5 ]
- MERCEDES GLA [メルセデス GLA ]
- MITSUBISHI OUTLANDER PHEV [三菱 アウトランダーPHEV]
- 仲間とレースで 夏祭りを作ろう
- カートだったら、すぐにレースを楽しめる!
夏の夜の海
text:嶋田智之
夏は夜、である。月の美しい頃合いは、確かにさらなり、だ。単純に綺麗だもの。闇の濃い晩だって悪くない。
しっとりとした少しぬるく重たい空気の中、蛍のように光を煌めかせて思い思いの場所へと流れていくヘッドランプの遠い群れ。すぐそばの道をどこか気怠そうに走り抜けていく1台、追いかけっこするみたいに連んで走る楽しげな2台。なぜだろう、部屋にいるときより穏やかな気分、やわらかい気分になれるから。
雨が降ったりしても、それはそれでいい。濡れたら濡れたで開き直ってしまえば、かえって気持ちいいものだ。肌寒い季節だと理由もなくみじめな気分になるのに、この季節だと不思議と何かが吹っ切れたみたいな感じで笑い出したくなる。
解釈はちょっと間違ってるかも知れないけど、なるほど、清少納言、解ってるじゃないか。そして僕はいいトシをして、そんな浮かれたようなことを言えるぐらいに上機嫌だ。
なぜ? ── 夏だから。
僕はさっきまで、海のそばにいた。まだあまり人影のない海沿いの駐車場に相棒のアルファ・ロメオを停め、浜辺に降りる階段に腰掛け、〝月の頃〟でも〝闇〟でもない中途半端な夜空の下、紙コップのコーヒーをすすっていた。
何をしてたのか。── ボケッとしてただけだ。
強いて言えば、波の音に耳を傾けたり、海と空の曖昧な境目を探してみたり、遠くに見える江ノ島のシルエットを眺めてみたり。そんなふうに他人から見たらどうでもいいようなことをしながら、いろんなことを考えていたのだろう。自分自身を見つめていたと言えればカッコイイのだけど、そういうものでもなかったように思う。そこで何を考えていたのか、ほんの少し前のことだというのに、ほとんど覚えていないのだから。
代わりに家に戻ってくるまでの道すがら、穏やかに走ってるときにはさざ波のように快い音を奏でるV6エンジンの囁きを耳にしながら、僕はいろんなことを思い出した。蝉時雨のシャワー、スイカ割りの後に繰り広げられたスイカのタネの銃撃戦、鼻緒の切れたゴム草履、眠かったラジオ体操、ずっと眺めていた入道雲、ちょっと好きだった蚊取り線香の匂い、似合わなかった麦わら帽子、涼風と風鈴、醤油の香りにやられた焼きトウモロコシ、夜中に忍び込んだ学校のプール、好きだった子との初デート、線香花火の胸がキュンとする感じ……。とりとめがなくて申し訳ないくらい、いろんなこと。ワケもなく楽しくてしょうがな
かった、たくさんの夏。
落ち込んでたわけではない。何かがあったわけでもない。けれど知らず知らず沈殿してたものが、やっぱりあったのだろう。それが海ぎわで呆けてた時間の中でスーッと抜けていって、そこにとても大切なものが湧き出してきたような感じだ。
最初は10代の頃、GS400だった。20代のヨンフォアでもKP61でも、30代前半のシトロエンでもミニでも、そんなふうに海まで走った。ずっと海に縁のないところで暮らしたせいか、昼間の喧噪の痕跡が残ってるような、この季節の夜の海のゆるい雰囲気が好きだった。
けれどいつしかビールと枝豆で、夏をダラダラとやり過ごすようになった。そんな者に季節は微笑んでくれたりはしない。僕は楽しいはずの夏を横目で見て、楽しむべき人生までもあっさりやり過ごしてしまうところだったのかも知れない。
夏が近づくと、あるいは夏の間、ときどきこうしてひっそり海まで走ってみる。決まって夜、それも遅い時間。ただそれだけのこと。でも、それだけのことで、夏は活き活きと色づき、気持ちがプクッと膨らんでくる。不思議な季節だなと思う。
あなたにとって、それは夜の海ではないかも知れない。高原かも知れないし、高速道路のパーキングエリアかも知れないし、何か別の想い出深い場所なのかも知れない。プシュッと開けてゴクッと喉を鳴らしてゴロゴロ過ごすのも悪くない。けれど想い浮かんだ場所まで、とりあえず走ってみようよ御同輩。
もちろん僕も季節が濃くなり、次第に薄らぐまで、きっと何回か。クルマは当然、あらためてバイクでも。問題があるとするなら、手に入れようと考えてるヤツが間に合うかどうか、だ。でも大丈夫。もう、夏は終わらない──。
夏は夜、である。月の美しい頃合いは、確かにさらなり、だ。単純に綺麗だもの。闇の濃い晩だって悪くない。
しっとりとした少しぬるく重たい空気の中、蛍のように光を煌めかせて思い思いの場所へと流れていくヘッドランプの遠い群れ。すぐそばの道をどこか気怠そうに走り抜けていく1台、追いかけっこするみたいに連んで走る楽しげな2台。なぜだろう、部屋にいるときより穏やかな気分、やわらかい気分になれるから。
雨が降ったりしても、それはそれでいい。濡れたら濡れたで開き直ってしまえば、かえって気持ちいいものだ。肌寒い季節だと理由もなくみじめな気分になるのに、この季節だと不思議と何かが吹っ切れたみたいな感じで笑い出したくなる。
解釈はちょっと間違ってるかも知れないけど、なるほど、清少納言、解ってるじゃないか。そして僕はいいトシをして、そんな浮かれたようなことを言えるぐらいに上機嫌だ。
なぜ? ── 夏だから。
僕はさっきまで、海のそばにいた。まだあまり人影のない海沿いの駐車場に相棒のアルファ・ロメオを停め、浜辺に降りる階段に腰掛け、〝月の頃〟でも〝闇〟でもない中途半端な夜空の下、紙コップのコーヒーをすすっていた。
何をしてたのか。── ボケッとしてただけだ。
強いて言えば、波の音に耳を傾けたり、海と空の曖昧な境目を探してみたり、遠くに見える江ノ島のシルエットを眺めてみたり。そんなふうに他人から見たらどうでもいいようなことをしながら、いろんなことを考えていたのだろう。自分自身を見つめていたと言えればカッコイイのだけど、そういうものでもなかったように思う。そこで何を考えていたのか、ほんの少し前のことだというのに、ほとんど覚えていないのだから。
代わりに家に戻ってくるまでの道すがら、穏やかに走ってるときにはさざ波のように快い音を奏でるV6エンジンの囁きを耳にしながら、僕はいろんなことを思い出した。蝉時雨のシャワー、スイカ割りの後に繰り広げられたスイカのタネの銃撃戦、鼻緒の切れたゴム草履、眠かったラジオ体操、ずっと眺めていた入道雲、ちょっと好きだった蚊取り線香の匂い、似合わなかった麦わら帽子、涼風と風鈴、醤油の香りにやられた焼きトウモロコシ、夜中に忍び込んだ学校のプール、好きだった子との初デート、線香花火の胸がキュンとする感じ……。とりとめがなくて申し訳ないくらい、いろんなこと。ワケもなく楽しくてしょうがな
かった、たくさんの夏。
落ち込んでたわけではない。何かがあったわけでもない。けれど知らず知らず沈殿してたものが、やっぱりあったのだろう。それが海ぎわで呆けてた時間の中でスーッと抜けていって、そこにとても大切なものが湧き出してきたような感じだ。
最初は10代の頃、GS400だった。20代のヨンフォアでもKP61でも、30代前半のシトロエンでもミニでも、そんなふうに海まで走った。ずっと海に縁のないところで暮らしたせいか、昼間の喧噪の痕跡が残ってるような、この季節の夜の海のゆるい雰囲気が好きだった。
けれどいつしかビールと枝豆で、夏をダラダラとやり過ごすようになった。そんな者に季節は微笑んでくれたりはしない。僕は楽しいはずの夏を横目で見て、楽しむべき人生までもあっさりやり過ごしてしまうところだったのかも知れない。
夏が近づくと、あるいは夏の間、ときどきこうしてひっそり海まで走ってみる。決まって夜、それも遅い時間。ただそれだけのこと。でも、それだけのことで、夏は活き活きと色づき、気持ちがプクッと膨らんでくる。不思議な季節だなと思う。
あなたにとって、それは夜の海ではないかも知れない。高原かも知れないし、高速道路のパーキングエリアかも知れないし、何か別の想い出深い場所なのかも知れない。プシュッと開けてゴクッと喉を鳴らしてゴロゴロ過ごすのも悪くない。けれど想い浮かんだ場所まで、とりあえず走ってみようよ御同輩。
もちろん僕も季節が濃くなり、次第に薄らぐまで、きっと何回か。クルマは当然、あらためてバイクでも。問題があるとするなら、手に入れようと考えてるヤツが間に合うかどうか、だ。でも大丈夫。もう、夏は終わらない──。
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text:嶋田智之/Tomoyuki Shimada
1964年生まれ。エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集長を長年にわたって務め、総編集長として『ROSSO』のフルリニューアルを果たした後、独立。現在は自動車ライター&エディターとして活躍。
text:嶋田智之/Tomoyuki Shimada
1964年生まれ。エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集長を長年にわたって務め、総編集長として『ROSSO』のフルリニューアルを果たした後、独立。現在は自動車ライター&エディターとして活躍。
大人になってSUVの 意味を知った
text:岡崎心太朗
今SUVがアツい。スーパーマリオのCMが注目を集めるメルセデスのGLAをはじめ、個性的な顔立ちのフォード・エコスポーツなど、新型車が多く登場している。
ひとつひとつ名前をあげていくときりがないが、そもそもSUVとはどんなクルマなのか。僕には「大きくて荷物がたくさん積めるクルマ」そんなイメージしかなかったが、改めて調べてみると、スポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)ということらしい。なるほど、この頭文字をとってSUVだったんだ。
もう少し調べてみるとこんな説明もあった。SUVの“S”のスポーツとはアクティビティのことだという。「娯楽的な活動」というような解釈ができる。そういえば僕が小学生の時、我が家はSUVのボルボXC90に乗っていた。毎年夏にはキャンプに行き、冬にはスキーに出掛けていたことを思い出す。大きな車体の中から見る景色が、「さあ冒険のはじまりだ!」とでも言わんばかりに、気持ちを高ぶらせてくれた、あの感覚がたまらなく好きだった。その後、何台かクルマを乗り変えたが、その後は家族で出かける回数がめっきり減った気がする。
少し寂しい気もするが、成長すると共に家族と外出する機会が少なくなっていくのは自然なことだったのだろう。でも、ずっとSUVに乗っていたら、もう少し家族でレジャーに出掛けていたかもしれない。正確には「出掛けていたかもしれない」というより、「クルマに行かされていただろう」と言ったほうがしっくりくる。SUVは、なんとなく出掛けたくなってしまう。そんな気持ちにさせてくれるクルマだったのだ。幼い頃の記憶をたどっていく時も、「あの時はこんなクルマに乗っていたんだ」というふうに考える方が思い出が鮮明に浮かぶ。親が考えているよりも子供にとってクルマは身近で大事な存在なんだ。
そんな僕も免許を取り、クルマを運転するようになった。そして色々なクルマを運転する機会にも恵まれるようになったが、「なんだか旅に出掛けたくなる」という子供時代に感じていたあのわくわくする気持ちを思い出させてくれるのはやっぱりSUVだ。クルマは「人と荷物が載せられれば何でもいい」というふうに割り切ってしまえばそれまでなのかもしれない。でも僕自身がここまで様々なことを感じ取れたのは、SUVであらゆる場所に出掛けた確かな思い出があるからだ。
僕は今年で二十歳になる。今までは両親や人に乗せてもらって作ってきた楽しい思い出。これからは僕自身が運転して思い出をつくっていく番なのかもしれない。
今SUVがアツい。スーパーマリオのCMが注目を集めるメルセデスのGLAをはじめ、個性的な顔立ちのフォード・エコスポーツなど、新型車が多く登場している。
ひとつひとつ名前をあげていくときりがないが、そもそもSUVとはどんなクルマなのか。僕には「大きくて荷物がたくさん積めるクルマ」そんなイメージしかなかったが、改めて調べてみると、スポーツ・ユーティリティー・ビークル(Sport Utility Vehicle)ということらしい。なるほど、この頭文字をとってSUVだったんだ。
もう少し調べてみるとこんな説明もあった。SUVの“S”のスポーツとはアクティビティのことだという。「娯楽的な活動」というような解釈ができる。そういえば僕が小学生の時、我が家はSUVのボルボXC90に乗っていた。毎年夏にはキャンプに行き、冬にはスキーに出掛けていたことを思い出す。大きな車体の中から見る景色が、「さあ冒険のはじまりだ!」とでも言わんばかりに、気持ちを高ぶらせてくれた、あの感覚がたまらなく好きだった。その後、何台かクルマを乗り変えたが、その後は家族で出かける回数がめっきり減った気がする。
少し寂しい気もするが、成長すると共に家族と外出する機会が少なくなっていくのは自然なことだったのだろう。でも、ずっとSUVに乗っていたら、もう少し家族でレジャーに出掛けていたかもしれない。正確には「出掛けていたかもしれない」というより、「クルマに行かされていただろう」と言ったほうがしっくりくる。SUVは、なんとなく出掛けたくなってしまう。そんな気持ちにさせてくれるクルマだったのだ。幼い頃の記憶をたどっていく時も、「あの時はこんなクルマに乗っていたんだ」というふうに考える方が思い出が鮮明に浮かぶ。親が考えているよりも子供にとってクルマは身近で大事な存在なんだ。
そんな僕も免許を取り、クルマを運転するようになった。そして色々なクルマを運転する機会にも恵まれるようになったが、「なんだか旅に出掛けたくなる」という子供時代に感じていたあのわくわくする気持ちを思い出させてくれるのはやっぱりSUVだ。クルマは「人と荷物が載せられれば何でもいい」というふうに割り切ってしまえばそれまでなのかもしれない。でも僕自身がここまで様々なことを感じ取れたのは、SUVであらゆる場所に出掛けた確かな思い出があるからだ。
僕は今年で二十歳になる。今までは両親や人に乗せてもらって作ってきた楽しい思い出。これからは僕自身が運転して思い出をつくっていく番なのかもしれない。
子供といっしょに冒険したくなるSUV〜夏休みの思い出作りはクルマで決まる〜
HONDA VEZEL [ホンダ ヴェゼル]
フィットと同じプラットフォームのコンパクトSUV。クーペの艶のある美しさとSUVならではのダイナミックな力強さを実現した。魅力はデザインだけでなく走りの楽しさとシートアレンジなどの実用性を兼ね備えたところ。
価格:¥ 2,417,143(HYBRID X/FF、税込)
排気量:1,496cc
車両重量:1,280kg
【エンジン】
最高出力:97kW(132PS)/6,600rpm
最大トルク:156Nm(15.9kgm)/4,600rpm
【モーター】
最高出力:22kW(29.5PS) /1,313~2,000rpm
最大トルク:160Nm(16.3kgm)/0~1,313rpm
JC08モード燃費:26.0km/ℓ
価格:¥ 2,417,143(HYBRID X/FF、税込)
排気量:1,496cc
車両重量:1,280kg
【エンジン】
最高出力:97kW(132PS)/6,600rpm
最大トルク:156Nm(15.9kgm)/4,600rpm
【モーター】
最高出力:22kW(29.5PS) /1,313~2,000rpm
最大トルク:160Nm(16.3kgm)/0~1,313rpm
JC08モード燃費:26.0km/ℓ
RENAULT CAPTUR [ルノー キャプチャー ]
ルノーが手がけるサイクル・オブ・ライフの第二弾。冒険をテーマにしたコンパクトクロスオーバーで、ルーテシアとほぼ変わらないサイズのボディに、実用性の高いユーティリティとルノーらしいお洒落なインテリアを詰め込んだ。シートクロスは取り外しも可能。設定は2グレードで、上級グレードのインテンスは2トーン7色から選べる。
価格:¥ 2,672,000(インテンス、税込)
総排気量:1,197cc
車両重量:1,270㎏
最高出力:88kW(120PS)/4,900rpm
最大トルク:190Nm(19.4kgm)/2,000rpm
価格:¥ 2,672,000(インテンス、税込)
総排気量:1,197cc
車両重量:1,270㎏
最高出力:88kW(120PS)/4,900rpm
最大トルク:190Nm(19.4kgm)/2,000rpm
SUVのもつ運転のしやすさにタフさと俊敏さを兼ね備えたJUKE。新しい電子制御技術であるVDC(ビークルダイナミクスコントロール、キャンセルスイッッチ)を標準装備。滑りやすい路面や障害物を回避する際の横滑りを軽減し、走行中の安心感を高めた。発売当初、好き嫌いがはっきり分かれる思い切ったデザインが話題になった。
価格:¥1,999,080(15RX Personalize Package/2WD、税込)
総排気量:1,498cc
車両重量:1,200㎏
最高出力:84kW(114PS)/6,000rpm
最大トルク:150Nm(15.3kgm)/4,000rpm
JC08モード燃費:18.0km/ℓ
価格:¥1,999,080(15RX Personalize Package/2WD、税込)
総排気量:1,498cc
車両重量:1,200㎏
最高出力:84kW(114PS)/6,000rpm
最大トルク:150Nm(15.3kgm)/4,000rpm
JC08モード燃費:18.0km/ℓ
PEUGEOT 2008 [プジョー2008 ]
扱いやすいサイズの都会派クロスオーバーとして登場した2008。大きなガラスルーフをはめた上級モデル(Cielo 279万円)とスタンダードモデル(Premium 254万円)が用意されている。ルーフの内側にはLED内蔵のランプが取り付けられ、夜のドライブを演出。大人の魅力が光る一台だ。
価格:¥2,540,000 (2008 Premium)
総排気量:1,199cc
車両重量:1,140㎏
最高出力:60kW(82PS)/ 5,750rpm
最大トルク:118Nm(12.0kgm)/ 2,750rpm
JC08モード燃費:18.5km/ℓ
価格:¥2,540,000 (2008 Premium)
総排気量:1,199cc
車両重量:1,140㎏
最高出力:60kW(82PS)/ 5,750rpm
最大トルク:118Nm(12.0kgm)/ 2,750rpm
JC08モード燃費:18.5km/ℓ
FORD ECOSPORT [フォード エコスポーツ ]
狭い駐車場や混雑した街中でも楽に運転できるコンパクトさと、悪路をものともしない走破性を兼ね備えたスモールSUV。運転中に簡単な音声操作で携帯電話や音楽をハンズフリーで楽しめるなどユーティリティは実用性満載。最大705ℓまで拡大できるラゲッジスペースは、スペアタイヤを床下に収めているモデルには真似できない強み。
価格:¥ 2,460,000(TITANIUM、税込)
総排気量:1,497cc
車両重量:1,270㎏
最高出力:82kW(111PS)/6,300rpm
最大トルク:140Nm (14.3kgm)/4,400rpm
JC08モード燃費:14.5km/ℓ
価格:¥ 2,460,000(TITANIUM、税込)
総排気量:1,497cc
車両重量:1,270㎏
最高出力:82kW(111PS)/6,300rpm
最大トルク:140Nm (14.3kgm)/4,400rpm
JC08モード燃費:14.5km/ℓ
SUBARU XV [スバルXV ]
インプレッサスポーツをベースに誕生したXV。新開発の水平対向エンジンにより走りの楽しさも追求した。全高は1,550mm(ルーフレール未装着タイプ)でSUVとしては珍しく立体駐車場が使えることも特徴の一つ。ハイブリッド車をはじめ、EyeSight搭載モデルなど豊富なラインアップから選べるのも魅力となっている。
価格:¥ 2,451,600(2.0i-L、税込)
総排気量:1,995cc
車両重量:1,390㎏
最高出力:110kW(150PS)/ 6,200rpm
最大トルク:196Nm(20.0kgm)/4,200rpm
JC08モード燃費:15.8km/ℓ
価格:¥ 2,451,600(2.0i-L、税込)
総排気量:1,995cc
車両重量:1,390㎏
最高出力:110kW(150PS)/ 6,200rpm
最大トルク:196Nm(20.0kgm)/4,200rpm
JC08モード燃費:15.8km/ℓ
MAZDA CX-5 [マツダCX-5 ]
走る歓びを追求したスカイアクティブテクノロジーの第一弾として登場。運転操作に関わるスイッチ類をメーターパネル上部にまとめるなどドライバーへの心遣いに加え、ラゲッジスペース(500ℓ)の他にフロア下に小物類を収納できるサブトランクがあり実用性はばっちりだ。ガソリンエンジン2機種の他ディーゼルエンジンも用意されている。
価格:¥3,067,200(XD L Package/2WD、税込)
総排気量:2,188cc
車両重量:1,530kg
最高出力:129kW(175PS)/4,500rpm
最大トルク:420Nm(42.8kgm)/2,000rpm
JC08モード 燃費18.6km/ℓ
価格:¥3,067,200(XD L Package/2WD、税込)
総排気量:2,188cc
車両重量:1,530kg
最高出力:129kW(175PS)/4,500rpm
最大トルク:420Nm(42.8kgm)/2,000rpm
JC08モード 燃費18.6km/ℓ
MERCEDES GLA [メルセデス GLA ]
クーペモデルのようななデザインと、SUVならではの力強さを強調するパワードームを備えた立体的なボンネットが特徴。下り坂で一定の車速を保つDSR(ダウン・ヒル・レギュレーション)を標準装備。他にも、追突の危険性がある場合の被害軽減を図る緊急ブレーキ機能など、ドライバーの安心感を高めてくれる機能が盛り込まれている。
価格:¥ 4,590,000(GLA250 4MATIC、税込)
総排気量:1,991cc
車両重量:1,570㎏
最高出力:155kW(211PS)/5,500rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1,200〜4,000rpm
JC08モード燃費:14.0km/ℓ
価格:¥ 4,590,000(GLA250 4MATIC、税込)
総排気量:1,991cc
車両重量:1,570㎏
最高出力:155kW(211PS)/5,500rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1,200〜4,000rpm
JC08モード燃費:14.0km/ℓ
MITSUBISHI OUTLANDER PHEV [三菱 アウトランダーPHEV]
使い倒せる道具として、走破性と環境性能を追求。自動的にエンジンで発電しながら走行するため、充電をせずともモーターならではの走りを楽しむことができる。スマートフォンなどから、クルマの充電状況や空調作動状態などを一目で確認することも可能。
価格:¥4,430,160(G Premium Package、税込)
総排気量:1,998cc
車両重量:1,830㎏
【エンジン】
最高出力:87kW(118PS)/4,500rpm
最大トルク:186Nm(19.0 kgm)/4,500rpm
【モーター】
最高出力:60kW(82PS)
最大トルク:前/137Nm(14.0kgm)、後/195Nm(19.9kgm)
JC08モードハイブリッド燃費:18.6km/ ℓ
価格:¥4,430,160(G Premium Package、税込)
総排気量:1,998cc
車両重量:1,830㎏
【エンジン】
最高出力:87kW(118PS)/4,500rpm
最大トルク:186Nm(19.0 kgm)/4,500rpm
【モーター】
最高出力:60kW(82PS)
最大トルク:前/137Nm(14.0kgm)、後/195Nm(19.9kgm)
JC08モードハイブリッド燃費:18.6km/ ℓ
仲間とレースで 夏祭りを作ろう
text:まるも亜希子
前髪からしたたるほどの汗と、あとからあとからこぼれ落ちる涙とで、目の前の景色がみるみるにじんでいった。あの夏、私は生まれてはじめて「フィニッシュドライバー」の大役をもらい、死んでもゴールするんだと何度も自分に言い聞かせながら走っていた。無我夢中のままチェッカーフラッグを受けた瞬間から、ヘルメットを被ったままで、わんわん泣いたことを懐かしく思い出す。
それは私にとって、2年目のチャレンジだった。初年度は、初めての大きなレースに不安を抱えながらも、練習をするたびに着実にタイムアップし、少しずつ自信をつけて、絶好調で決勝レースを迎えた。そのままいけば、自分の走る番をしっかりとこなし、次のドライバーにバトンを渡すことができるはずだった。ところが、猛烈な暑さと緊張からくる体力の限界、ドライビングスキルの至らなさ、経験不足といった数々の要因から、ついにクラッシュをしてしまう。一時はトップを走っていたチームを、奈落の底に突き落としてしまったのだった。
メカニックたちが懸命にマシンを修復してくれ、なんとかチェッカーフラッグは受けたものの、不本意な結果に沈むチームメイトたちの悔しそうな表情を、私は今でも忘れられない。でも、誰ひとりとして、私に怒ったり文句を言ったりする人はいなかった。怒らないかわりに言われたひと言は、「これでレースを辞めるのは許さないからな。来年も必ず走るんだぞ」。
実はそのクラッシュの後、私はサーキット恐怖症になっていた。マシンのハンドルを握ると手は震え、現場にさしかかるとクラッシュの瞬間が脳裏に蘇って、アクセルが踏めなくなる。心臓は早打ちし、息苦しくなってくる。別人のように、まったく走れなくなってしまった自分に失望して、もう無理だと逃げ出す口実ばかり考えていた。そんな状態からの再チャレンジだったから、無事に走り切れた時の嬉しさ、安堵、チームへの感謝はあふれるほどだった。
あれからもう10年ほど、私の夏は、ツインリンクもてぎで開催されるアマチュア最高峰の7時間耐久レース「Joy耐」や、カートによる7時間耐久レース「K―TAI」といったイベントに、仲間たちとチャレンジするのが恒例になっている。チームメイトは自動車メディアに携わる人たちが中心だが、年齢も性別も立場も様々な顔ぶれだ。日本を代表する往年のレーサーから、20代の編集者、自動車メーカーの若手エンジニア、OB、ラジオDJの女性など、本当にバラエティに富んでいる。そんなメンバーにただひとつ、共通点があるとしたら、それは「やってみたい」と思ったこと。集まるきっかけはたったそれだけだ。
毎年、5月くらいにその年のメンバーが揃って、キックオフという名の飲み会を開く。初対面の人もいるし、サーキットを初めて走る人、何十年ぶりに復帰する人、走らないけどマネージャーをやりたい人なんてのもいる。でも、飲みながら話すうちに、そこにいる全員が同じゴールに向かって、同じ夏を夢見て、一歩を踏み出す。そんな一体感を感じるのが面白い。そこから、ドライバーは練習や体力づくりやダイエットをはじめ、マネージャーはエントリー書類を準備したり、規則を読み込んで7時間の作戦を立てたり、それぞれの役割でゴールを目指しはじめる。壁にぶち当たると、みんなでああでもない、こうでもないと相談し合い、ひとつひとつ解決して前に進んでいく。プレッシャーに負けそうなメンバーがいたら、バカを言い合ってほぐし、失敗したら誰かがカバーし、うまくいった時には思い切り笑う。そうやってチームは大きなチャレンジを乗り越え、夏が終わる頃には「仲間」になっている。
まさか大人になってから、こんなにキラキラとした夏を過ごせるとは、思ってもみなかった。チャレンジのおかげで毎年、私の夏はとても濃密で、熱くて、胸がキュンとするくらい輝いている。もし今、そんな夏を忘れてしまっているのなら、友だちや家族やご近所を誘って、チャレンジしてみたらどうだろう。カートなら10歳から走れて、年齢制限はない。いくつになってからでも、キラキラした夏はやってくる。
前髪からしたたるほどの汗と、あとからあとからこぼれ落ちる涙とで、目の前の景色がみるみるにじんでいった。あの夏、私は生まれてはじめて「フィニッシュドライバー」の大役をもらい、死んでもゴールするんだと何度も自分に言い聞かせながら走っていた。無我夢中のままチェッカーフラッグを受けた瞬間から、ヘルメットを被ったままで、わんわん泣いたことを懐かしく思い出す。
それは私にとって、2年目のチャレンジだった。初年度は、初めての大きなレースに不安を抱えながらも、練習をするたびに着実にタイムアップし、少しずつ自信をつけて、絶好調で決勝レースを迎えた。そのままいけば、自分の走る番をしっかりとこなし、次のドライバーにバトンを渡すことができるはずだった。ところが、猛烈な暑さと緊張からくる体力の限界、ドライビングスキルの至らなさ、経験不足といった数々の要因から、ついにクラッシュをしてしまう。一時はトップを走っていたチームを、奈落の底に突き落としてしまったのだった。
メカニックたちが懸命にマシンを修復してくれ、なんとかチェッカーフラッグは受けたものの、不本意な結果に沈むチームメイトたちの悔しそうな表情を、私は今でも忘れられない。でも、誰ひとりとして、私に怒ったり文句を言ったりする人はいなかった。怒らないかわりに言われたひと言は、「これでレースを辞めるのは許さないからな。来年も必ず走るんだぞ」。
実はそのクラッシュの後、私はサーキット恐怖症になっていた。マシンのハンドルを握ると手は震え、現場にさしかかるとクラッシュの瞬間が脳裏に蘇って、アクセルが踏めなくなる。心臓は早打ちし、息苦しくなってくる。別人のように、まったく走れなくなってしまった自分に失望して、もう無理だと逃げ出す口実ばかり考えていた。そんな状態からの再チャレンジだったから、無事に走り切れた時の嬉しさ、安堵、チームへの感謝はあふれるほどだった。
あれからもう10年ほど、私の夏は、ツインリンクもてぎで開催されるアマチュア最高峰の7時間耐久レース「Joy耐」や、カートによる7時間耐久レース「K―TAI」といったイベントに、仲間たちとチャレンジするのが恒例になっている。チームメイトは自動車メディアに携わる人たちが中心だが、年齢も性別も立場も様々な顔ぶれだ。日本を代表する往年のレーサーから、20代の編集者、自動車メーカーの若手エンジニア、OB、ラジオDJの女性など、本当にバラエティに富んでいる。そんなメンバーにただひとつ、共通点があるとしたら、それは「やってみたい」と思ったこと。集まるきっかけはたったそれだけだ。
毎年、5月くらいにその年のメンバーが揃って、キックオフという名の飲み会を開く。初対面の人もいるし、サーキットを初めて走る人、何十年ぶりに復帰する人、走らないけどマネージャーをやりたい人なんてのもいる。でも、飲みながら話すうちに、そこにいる全員が同じゴールに向かって、同じ夏を夢見て、一歩を踏み出す。そんな一体感を感じるのが面白い。そこから、ドライバーは練習や体力づくりやダイエットをはじめ、マネージャーはエントリー書類を準備したり、規則を読み込んで7時間の作戦を立てたり、それぞれの役割でゴールを目指しはじめる。壁にぶち当たると、みんなでああでもない、こうでもないと相談し合い、ひとつひとつ解決して前に進んでいく。プレッシャーに負けそうなメンバーがいたら、バカを言い合ってほぐし、失敗したら誰かがカバーし、うまくいった時には思い切り笑う。そうやってチームは大きなチャレンジを乗り越え、夏が終わる頃には「仲間」になっている。
まさか大人になってから、こんなにキラキラとした夏を過ごせるとは、思ってもみなかった。チャレンジのおかげで毎年、私の夏はとても濃密で、熱くて、胸がキュンとするくらい輝いている。もし今、そんな夏を忘れてしまっているのなら、友だちや家族やご近所を誘って、チャレンジしてみたらどうだろう。カートなら10歳から走れて、年齢制限はない。いくつになってからでも、キラキラした夏はやってくる。
カートだったら、すぐにレースを楽しめる!
本文にあるような本格的なレースにいきなり参戦するのは難しいが、カートレース、中でもレンタルカートであれば仲間を誘ってレースにも参加しやすい。全国各地のレンタルカート場では、種類やレベルに応じたものが開催されているので、この夏、思い切って体験してみてはいかがだろう。
カートレースのイベントの中で、国内最大規模となるのが毎年夏の2日間にわたりツインリンクもてぎで開催されるカート耐久レース「K-TAI」だ。延べ240台もが参加するお祭りのような大会で、1チームあたりドライバー3〜10人+ピットクルーで参加する。仲間を集めたり、車両や装備を自分たちで用意したりという課題はあるが、10歳から参加できるため、3世代に渡って参戦するチームもいるそうだ。(今年はすでに募集終了)
このほかに、全国のレンタルカート場から挑戦者が集まる「レンタルカートフェスティバル」(ツインリンクもてぎ主催、毎年2月開催)、プロ・アマ混走のオトナのためのお遊びレース「KART de GO!」(富士スピードウェイ カートコース主催、今年は年8回開催)なども開かれている。
ただし、普段からカートに乗り慣れている人ならともかく、いきなりこれらの大会に挑むとなるとハードルは高い。車両や装備の問題もある。そこでお勧めしたいのが、まずはカートレースの醍醐味を味わうため、地域のレンタルカート場主催のレースを体験してみること。
例えば、今回撮影で訪れた「F.ドリーム平塚」の場合、参加者のレベルに応じ4種類の耐久レースをシーズンを通じ開催している。
“超速い方は絶対にお断り!!”の超初心者向け「40分耐久レース」は装備不要なので、「まずは試してみたい」という気軽な気持ちで体験できる。勝負への欲が出てきたら「60分耐久」に、本格的に腕を磨くなら「90分耐久」にと、少しずつステップアップしていくことも可能だ。同カート場の最高峰「ダンロップ杯120分耐久レース」では、シリーズランキング上位チームに、先ほど紹介した「レンタルカートフェスティバル」への出場資格が与えられる。
カート場の大会に足を運ぶうちに、本格的なレースへの出場が見えてきたり、チームを組む仲間に出会えたりするなど、思ってもみなかった世界が広がることもある。
各施設によりシステムや内容は異なるものの、ほとんどが初心者向け講習会や装備レンタルの有無、レースのレベルといった情報をホームページで発信しているので、まずはネットで調べてほしい。
同じ目標を持った仲間同士、子どものように夢中で泣いたり笑ったり汗を流す。過去の思い出だと思っていたあの気持ちが、再び湧き上がってくるきっかけになるかもしれない。
F.ドリーム平塚
神奈川県平塚市長瀞1-13 Tel:0463(24)3786
www.f-dream.jp/index.shtml
営業時間:平日12:00〜22:00、土日祝10:00〜22:00年中無休(1・2月は21:00まで)
*平日、コース貸し切りの場合のみ営業時間外も予約可能。
このほかに、全国のレンタルカート場から挑戦者が集まる「レンタルカートフェスティバル」(ツインリンクもてぎ主催、毎年2月開催)、プロ・アマ混走のオトナのためのお遊びレース「KART de GO!」(富士スピードウェイ カートコース主催、今年は年8回開催)なども開かれている。
ただし、普段からカートに乗り慣れている人ならともかく、いきなりこれらの大会に挑むとなるとハードルは高い。車両や装備の問題もある。そこでお勧めしたいのが、まずはカートレースの醍醐味を味わうため、地域のレンタルカート場主催のレースを体験してみること。
例えば、今回撮影で訪れた「F.ドリーム平塚」の場合、参加者のレベルに応じ4種類の耐久レースをシーズンを通じ開催している。
“超速い方は絶対にお断り!!”の超初心者向け「40分耐久レース」は装備不要なので、「まずは試してみたい」という気軽な気持ちで体験できる。勝負への欲が出てきたら「60分耐久」に、本格的に腕を磨くなら「90分耐久」にと、少しずつステップアップしていくことも可能だ。同カート場の最高峰「ダンロップ杯120分耐久レース」では、シリーズランキング上位チームに、先ほど紹介した「レンタルカートフェスティバル」への出場資格が与えられる。
カート場の大会に足を運ぶうちに、本格的なレースへの出場が見えてきたり、チームを組む仲間に出会えたりするなど、思ってもみなかった世界が広がることもある。
各施設によりシステムや内容は異なるものの、ほとんどが初心者向け講習会や装備レンタルの有無、レースのレベルといった情報をホームページで発信しているので、まずはネットで調べてほしい。
同じ目標を持った仲間同士、子どものように夢中で泣いたり笑ったり汗を流す。過去の思い出だと思っていたあの気持ちが、再び湧き上がってくるきっかけになるかもしれない。
F.ドリーム平塚
神奈川県平塚市長瀞1-13 Tel:0463(24)3786
www.f-dream.jp/index.shtml
営業時間:平日12:00〜22:00、土日祝10:00〜22:00年中無休(1・2月は21:00まで)
*平日、コース貸し切りの場合のみ営業時間外も予約可能。
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text:まるも亜希子/Akiko Marumo
エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集者を経て、カーライフジャーナリストとして独立。
ファミリーや女性に対するクルマの魅力解説には定評があり、雑誌やWeb、トークショーなど幅広い分野で活躍中。国際ラリーや国内耐久レースなどモータースポーツにも参戦している。
text:まるも亜希子/Akiko Marumo
エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集者を経て、カーライフジャーナリストとして独立。
ファミリーや女性に対するクルマの魅力解説には定評があり、雑誌やWeb、トークショーなど幅広い分野で活躍中。国際ラリーや国内耐久レースなどモータースポーツにも参戦している。