オンナにとってクルマとは Vol.42 運命の1台に出会うチェックリスト
更新日:2024.09.09
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失敗しないクルマ選びは、共に暮らすダンナ様選び。決して恋人選びではないですよと、よく女性に説明することがあるけれど、実際にはダンナ様選びよりもシビアである。なんたってお金を払うのは自分だし、一度買ったらそのクルマは古くなる一方で、イキのいい新しいクルマが次から次へと出てきてしまう。
text:まるも亜希子 [aheadアーカイブス vol.136 2014年3月号]
text:まるも亜希子 [aheadアーカイブス vol.136 2014年3月号]
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Vol.42 運命の1台に出会うチェックリスト
数年前の私がそうだったのだけど、いっときの熱に浮かれて付き合っても許される恋人選びのように買ってしまうと、数ヵ月後にはダメなところばかりが目につき、ほかのクルマに目移りし、でもイケメンだからガマンするか、などとモヤモヤするカーライフを送るはめになってしまう。
それはそれで、人生を彩る思い出になり、こうして、のちにネタとして披露できるくらいの価値はある。あるけれども、やっぱり失敗しないクルマ選びというものをやり遂げてみたい。そう考えた時に欲しいと思ったのが、購入時のチェックリストのようなものだった。
買う人の目的、ライフスタイル、家族構成、乗せたい人、物、行きたい場所などによって、「最低限、ここをチェックしてクリアしているクルマを買えば、失敗しないでしょう」という項目が列挙されていて、そのリストを片手に候補のクルマをひとつひとつ見ていけばいいというもの。
そうすると、クルマのことがよく分からなくて、どこを見ればいいのか、どんな違いがあるのか、さっぱり見当がつかないという人でも、ポイントが一目瞭然になる。
そんなリストのプロトタイプが、3ヵ月にわたる試行錯誤の末、昨年末についに完成した。ピンク・ホイール・プロジェクトのメンバーから募集した有志19名が「ウーマンズ・スタイル・プロジェクト」として参加して検討会を重ね、時には熱い議論を闘わせながら生み出した、希望の卵だ。
リストは今年に入って、経済産業省・自動車課の協力により自動車販売協会連合会の手に渡り、大きな反響をいただいている。
いくつかの地域の販売店からは、すぐにでも活用したいとの連絡をいただき、貴重な時間と労力を注いでくれたメンバーの熱意がむくわれたような、嬉しい気持ちでいっぱいになっている。
現在、販売店だけでなく誰でも簡単にこのリストを入手し、活用できるような仕組みを検討中だ。クルマ選びに悩むすべての人にとって、なんらかの役に立ち、ひとりでも多くの人が運命のクルマと出逢えるように、これからも一歩ずつ活動していきたい。
それはそれで、人生を彩る思い出になり、こうして、のちにネタとして披露できるくらいの価値はある。あるけれども、やっぱり失敗しないクルマ選びというものをやり遂げてみたい。そう考えた時に欲しいと思ったのが、購入時のチェックリストのようなものだった。
買う人の目的、ライフスタイル、家族構成、乗せたい人、物、行きたい場所などによって、「最低限、ここをチェックしてクリアしているクルマを買えば、失敗しないでしょう」という項目が列挙されていて、そのリストを片手に候補のクルマをひとつひとつ見ていけばいいというもの。
そうすると、クルマのことがよく分からなくて、どこを見ればいいのか、どんな違いがあるのか、さっぱり見当がつかないという人でも、ポイントが一目瞭然になる。
そんなリストのプロトタイプが、3ヵ月にわたる試行錯誤の末、昨年末についに完成した。ピンク・ホイール・プロジェクトのメンバーから募集した有志19名が「ウーマンズ・スタイル・プロジェクト」として参加して検討会を重ね、時には熱い議論を闘わせながら生み出した、希望の卵だ。
リストは今年に入って、経済産業省・自動車課の協力により自動車販売協会連合会の手に渡り、大きな反響をいただいている。
いくつかの地域の販売店からは、すぐにでも活用したいとの連絡をいただき、貴重な時間と労力を注いでくれたメンバーの熱意がむくわれたような、嬉しい気持ちでいっぱいになっている。
現在、販売店だけでなく誰でも簡単にこのリストを入手し、活用できるような仕組みを検討中だ。クルマ選びに悩むすべての人にとって、なんらかの役に立ち、ひとりでも多くの人が運命のクルマと出逢えるように、これからも一歩ずつ活動していきたい。
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text:まるも亜希子/Akiko Marumo
エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集者を経て、カーライフジャーナリストとして独立。
ファミリーや女性に対するクルマの魅力解説には定評があり、雑誌やWeb、トークショーなど幅広い分野で活躍中。国際ラリーや国内耐久レースなどモータースポーツにも参戦している。
text:まるも亜希子/Akiko Marumo
エンスー系自動車雑誌『Tipo』の編集者を経て、カーライフジャーナリストとして独立。
ファミリーや女性に対するクルマの魅力解説には定評があり、雑誌やWeb、トークショーなど幅広い分野で活躍中。国際ラリーや国内耐久レースなどモータースポーツにも参戦している。