BMWやメルセデスは数字とアルファベットが多い?意外と知らない車名のヒミツ。

意外と面倒な車の名前

ランドクルーザー プラド

クルマの名称というのは意外と面倒なもので、メーカーが好き勝手命名できるかといえばそうでもありません。

工業製品である以上、商標というものがあり、その国(日本とは限りません)の登録商標を取得しないといけません。また、そのクルマを開発中に商標を登録しておかないと、いざ命名しようという時に、別なメーカーが登録していたなんてこともあります。

そのため、自動車メーカーは常に”クルマの名称の候補”をいくつか自動車用の商標として登録しておき、そのなかから選んで命名するようになっています。

なかには、スズキからトヨタが商標を買い取ったソアラなど、他社が登録している商標(名称)で命名したいということで、メーカー間で取引をして、商標を譲ってもらうこともあるんです。

付けてはいけない名前もある

商標的には問題無く、日本人として「なんとなくカッコイイ語感」だけで命名すると、とんでもないことになる場合もあります。

輸出や海外生産もするクルマならもちろんのこと、グローバル化が進んだ現在では「日本だけで売るからいいのだ」というわけでにもゆかないのです。

その代表例がスバルのフォレスター。正式発表前のコンセプトモデルでは「ストリーガ」という名前だったのですが、イタリア語で魔女を意味してするため、魔女狩りを連想したり、ストーカーやストリーキングなどネガティブな単語と似ているとのことで、ギリギリでフォレスターに変更されて現在にいたっています。

海外でカッコイイはずの名前が日本でギョっとする事も

三菱 パジェロ

その逆に、海外ではクールなはずが、日本では車の名前として、あまりピンと来ないものがあります。その代表格が三菱 パジェロで、イギリスなどでの名称は「ショーグン」です。

同車のSUV チャレンジャーがショーグン スポーツで、どうも三菱のオフロード車として定着していた感もありますが、同じ英連邦でもニュージーランドでは、三菱ふそうのトラック、スーパーグレートが「ショーグン」だったりします。

そこまでやるなら「テンプラ」でも「ハラキリ」でも「ゲイシャ」でも、はたまた「フジヤマ」という車があっても良さそうなものですが、意外とここまで和風な例は限られています。

他にはスズキ ジムニーが、北米名「サムライ」で売られていました。カワサキのオートバイ「Ninja(ニンジャ)」みたいなもので日本国内でも受け入れられそうにも思えますが、かえって商標としてはありきたりすぎて、どこか他の企業が登録していたのかもしれません。

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