10年前に話題となった神のシフトチェンジ…同乗者を疲れさせない運転とは?

MT シフトノブ

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86をはじめとする国産スポーツカーの人気で、マニュアル車(以下 MT車)の人気が静かに復活しつつある昨今。このMT車を滑らかにシフトチェンジしながら、カッコよく、同乗者を疲れさせないよう運転するにはどうすればよいのでしょうか?
Chapter
「シフトチェンジの神」と話題となった運転動画
靴底が薄い靴を履きましょう
シートポジションをしっかり調整
変速ショックはなぜ起こる?
スムーズなシフトチェンジをするには?
実践あるのみ

「シフトチェンジの神」と話題となった運転動画

10年前に大きな話題をよんだ車載カメラによる動画です。

ホンダ CR-XらしきMT車を頻繁にシフトチェンジを繰り返してワインディングロードを走らせています。シフトチェンジの頻度はなんと2.6秒に1回!画面で見る限りでは変速ショックなども少なそうです。

そこまで頻繁にする必要はないと思いますが、シフトチェンジがお好きな方なのでしょうね。マツダをはじめ、新車で買えるMT車も少しずつですが増えています。パドルシフトなど、MT車感覚で運転できるAT車やCVT車と、MT車はやはり違いますよね。

靴底が薄い靴を履きましょう

MT車をカッコよく乗るための準備として、靴はとても重要です。

厚底スニーカーなど、底の厚い靴はペダルの感覚がわかりにくく、また幅が広いとクラッチペダルやブレーキペダルを踏んでいるときに、となりのペダルも一緒に踏んでしまう危険性もあります。

高価なブランドのドライビングシューズを揃える必要はありませんが、ソールが柔らかくて薄く、ペダルがしっかり踏めて滑りにくいものを選びましょう。

シートポジションをしっかり調整

ペダルをきちんと正しく踏めるよう、シートポジションも重要です。また、MT車は当然ですがAT車に比べると圧倒的にシフトチェンジの回数が多くなります。つまり、ステアリング操作をしながらシフトチェンジをすることも多いので、ステアリングとの距離や角度も意識する必要があります。

上級車になれば通常の4WAYアレンジに加えて、腰回りのサポート調整をするランバーサポートが付いた8WAY、10WAYなどの調整ができるようになっています。取扱説明書を見ながら、ベストな位置に調整しましょう。

変速ショックはなぜ起こる?

初心者のドライバーが運転するMT車は、シフトダウンをした際にグォーンとエンジンが唸り、車がガクンガクンと振動して驚くことがあります。

これがいわゆる変速ショックの代表的な症状です。変速ショックはタイヤの回転と、エンジンの回転があっていないために起こります。

たとえば、走行中にシフトチェンジをするため、アクセルOFF(アクセルペダルから足を離す)にして、クラッチを切る(クラッチペダルを踏む)とします。この時のシフトポジションは5速で、エンジン回転は2,000回転。スピードは60km/hです。

クラッチを切っているので、エンジンのパワーはタイヤまで伝わりません。アクセルも踏んでいないので当然エンジン回転数はアイドリングレベル(700回転程度)まで落ちてしまいます。

しかし、タイヤは平たんな道であれば慣性の働きによって転がり続け、スピードはほぼ60km/hのままです。この状態でクラッチを再度つなぐと、強いショックが発生します。これが「タイヤとエンジンの回転数があってない」という状態です。

スムーズなシフトチェンジをするには?

変速ショックが少ない、滑らかなシフトチェンジはどうやったらできるのでしょうか。

スポーツ走行をしたいのであればギア比や最大トルク時の回転数、最高馬力の回転数、ファイナルギヤ比も含めてスピードとギヤの関係を知る必要があります。
しかし、まずは変速ショックを無くしたい、というレベルであれば…

1速⇨0~15km/h
2速⇨15~30km/h
3速⇨30~50km/h
4速⇨40~70km/h
5速⇨60~100km/h

でシフトチェンジをし、減速の場合は、これらの速度より10km/h程度遅めでシフトダウンし、ゆっくりクラッチをつなげばショックはほとんど起こりません。

実践あるのみ

通常の走行であれば、走りながらシフトアップ、ダウンをしながら身体で覚えていくのがベターです。

そして同乗者がいる時には、普通はシフトアップする為に車を加速させていくところを、シフトチェンジの瞬間は一定の速度を保ちシフトチェンジすると、変速ショックを少なくでき、同乗者の疲労や不安を軽減することができます。

同乗者は自分で運転していないためシフトチェンジのタイミングがわからず、身構えすることもできません。免許を持っていない、持っていても普段運転しない人ならなおさらです。

変速ショックで乗っているだけでも疲れる、というのはこういうことです。運転の上手い人はMT車でもAT車でも同乗者の疲れが少ないはず。変速ショックを少なくして上手な運転を心がけましょう。
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