アウディのベスト小型セダンはどっちだ?A4とA3を徹底比較

A3

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人気輸入車ブランドのアウディ。その中でも人気のA4とA3はサイズやグレードによっては価格も近く、迷われる方も多いかと思います。今回は、そのA4とA3のセダンについて比較検討し、それぞれの特徴や価格、オススメのグレードなどを紹介していきます。
Chapter
A3は日本の道路事情にピッタリな上質コンパクトセダン
余裕のある室内と伝統のクワトロがA4の魅力
オススメのグレードは?
買うならどっちだ?

A3は日本の道路事情にピッタリな上質コンパクトセダン

アウディA3と言えばコンパクトなハッチバックというイメージが強いのですが、2012年に発売された現行型A3には、ハッチバック型である『A3 Sportback』とセダン型の『A3 Sedan』があります。

この『A3 Sedan』は全長4,465mm、全幅1,795mm、全高1,405mmと手頃なサイズ。特に全幅が1,800mm以下というのは日本の道路事情にも適しており、また多くの立体駐車場にも入庫が可能です。またこの小型セダンの市場は今ではかなり少なく、貴重な存在と言えます。

国産、輸入車を含め上質な内装を持つ車はなかなか少なく、多くが大衆車として作られているため安っぽい内装が多いのですが、このA3の内装は他のアウディの法則通り非常に上質です。
グレードとしては以下の3種類。

・A3 Sedan 1.4 TFSI / ¥3,210,000
・A3 Sedan 1.4 TFSI cylinder on demand / ¥3,740,000
・A3 Sedan 1.8 TFSI quattro / ¥4,470,000

大きくは1.4L直噴ターボと1.8Lの直噴ターボに分かれ、後者にはアウディ伝統のクワトロが設定されます。

余裕のある室内と伝統のクワトロがA4の魅力

現在、A4はヨーロッパでは新型のA4が発売されていますが、当記事執筆時点(2015年11月15分)では日本未導入のため、現在購入可能なA4にて比較してみます。

A4はA3よりは一回り大きく、サイズ的にはBMWの3シリーズやメルセデス ベンツのCクラスとほぼ同じような大きさになり、全長4,720mm、全幅1,825mm、全高1,440mmとなります。そのため、室内は当然ながらA3よりも余裕があり、多人数での乗車であればこちらの方が快適でしょう。

内装はA3よりは設計年次が古いため、少し古さを隠し切れない部分もありますが、その質感の高さは十分に満足できるレベルです。S Lineパッケージや革シートなどを設定すればさらに高級感は増していきます。
セダンのグレードは以下の2つ。

・A4 2.0 TFSI / ¥4,670,000
・A4 2.0 TFSI quattro / ¥5,540,000

いずれも2L直噴ターボ。FFかクワトロかの違いで、価格差は90万ほどあります。

オススメのグレードは?

車の使用目的にもよりますが、A3の場合はシティーユースが中心で長距離走ることも少ないならA3の1.4系で十分かと思います。逆に高速道路を多用したり休みの日にはグランドツーリングを楽しむような使い方なら、A4のクワトロモデルでしょう。

筆者は現在A3を所有しており、A4の運転経験もありますが、もちろんA3でも十分に安楽に長距離の高速道路は走れます。ただ、A4と比べるとその安楽度、安定感は少なからず劣ります、逆に峠道や低中速のワインディングなどはA3の方がマスが小さく軽量なためハンドリングは楽しく、走っていて楽しいという感覚は強いと思います。

買うならどっちだ?

A3の最安グレードとA4の最高グレードの差は200万以上ありますので、予算にもよりますが、モデル末期のA4よりも設計年次の新しいA3の方が最新のテクノロジーに最新のシャシー設計のメリットを享受できると思います。

一方、A4はモデル末期なので大きな値引きが期待できるのと、やはり一つ上のグレードであることの上質感は十分に感じることができます。軽快感を取るか、高級感を取るか、あとは車の目的や使い方次第ですが、もし大幅値引きのA4を手に入れることができるならそれはお得な良い選択ではないでしょうか。

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