日産 マキシマの日本発売はある?スカイライン、ティアナ、フーガとの棲み分けは?

アグレッシブなデザインの新型「マキシマ」

マキシマ

2015年のニューヨーク国際オートショーで発表された8代目となるマキシマ。6月から北米市場で発売も開始されています。この最新モデルには日産の新たなデザインアイコンとなっている「Vモーション」を採用され、非常にスタイリッシュかつアグレッシブなデザインの4ドアスポーツモデルとなっており、往年の「スカイライン」の立ち位置を感じさせずにはいられません。

パワーユニットは新型3.5L・V6エンジンの「VQ35DE」を搭載しており、基本設計は従前のものですが、約6割の部品を新規採用とし、燃費性能も15%向上する結果になっています。

とにかく印象的なエクステリアが目を引きますが、これはフェアレディZのデザインイメージを持たせている、とのこと。

日本導入をなんとかできないものか、と思ってしまいますね。

マキシマの日本導入はないのか?

マキシマ

マキシマは1994年まで日本でも(3代目まで)発売されていたモデル。初代・二代目はブルーバードの派生モデルというべき立ち位置でしたが、3代目は「4ドアスポーツカー」として刷新されています。このモデルは日本車の全幅規制(1701.8mm)を上回る最初のモデルであり、また日産車でいち早くABSを搭載した車種でも知られています。

V6 3.0Lエンジンを搭載した大型セダンではありますが、ボディ重量は1400kgとこのクラスでは最軽量モデルです。1994年以降は「セフィーロA32系」と統合され、日本において、現在では「ティアナ」がその系譜を受け継いでいます。

いまのところ新型となったマキシマの日本導入の声は聞こえませんが、2016年中に導入の可能性もあるのでは、と言われています。北米での評価、また「ティアナ」との棲み分けをどう判断するか、という部分がポイントとなってきそうです。

ティアナ・フーガとの複雑な関係!?

日産 フーガ

セグメント的には「ティアナ」とほぼ同サイズ、といえるマキシマ。ティアナの方は排気量は直列4気筒DOHC 2.5リッターのQR25DEのみの設定となっています。

日本では決して目立った存在とは言えない「ティアナ」。しかし、世界120カ国に販売される世界戦略モデルであり、日本は勿論のこと、北米、中国を中心に世界各国で生産販売されており、年間販売台数は60万台以上。現在の日産自動車では欠かせないモデルなのです。

またティアナの上のセグメント、フラッグシップセダン「フーガ」の存在も。パワーユニットもVQ37HRを搭載したV6 3.7Lモデルと、3.5LV6 VQ35HRエンジンのハイブリッド仕様がラインナップされています。

車格的にはこのティアナとフーガの間を埋めるポジションといえますが、同じ4ドアセダンとして棲み分けなければならず、また4ドアスポーツカテゴリでは、「インフィニティ」のエンブレムの「V37型スカイライン」とバッティングしてしまう、といった悩ましい状況なのです。

それ故に日本導入が見送られている現状もあると考えますが、やはりユーザーサイドの声が大きければ、マキシマの日本導入の可能性も高まるのではないかと思います。

4ドアスポーツの王道をいくマキシマ

いずれにしても、300馬力を誇る3.5Lエンジンを搭載し、軽量化されたボディにスポーティなエクステリアを採用したマキシマは魅力的に映ります。FF駆動であるという事を除けば、スカイラインが本来いるべき場所にいるクルマ…とも思ってしまいます。

日本導入より先に、2015年8月から同じアジアの韓国市場でも販売が決定しています。そうなると日本マーケットへの投入は!?と考えてしまうのですが、日産がどのような判断をするか、注目するところですね…。



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