光オービスって何?レーザー式移動オービスの実態を調査!

スピード違反を取り締まるオービス

オービス

すべての道路には制限速度が設けられています。これを超過した際には当然、交通違反として罰則を受けることになります。こうした取り締まりは警察官の乗るパトカーおよび白バイ、または主に高速道路に備え付けられた「オービス」(自動速度違反取締装置)によって行われるのは皆さんご存じのとおりです。

特に、オービスによる取り締まりは「気づいたときには遅かった!」というケースが多いことでしょう。もちろん、制限速度を超えるような走り方は絶対に推奨できるものではありません。

こうしたオービスは、スピードの出しやすい幹線道路、高速道路への設置が常です。
そのタイプも数種類あります。

レーダー式オービス

ループコイル式オービス

Hシステムオービス

LHシステムオービス

移動式(車載型)オービス

新型レーザー式オービス

このように類別できます。

かつてから主に使われていたのが、レーダー式オービスです。こちらは走行中の車にレーダーを照射し、そこから電波の跳ね返りで速度を計測する仕組みです。ですから常に電波を出しているため、市販の探知機反応してくれるので、見つけやすいといえます。

しかし、現在では磁場を利用するループコイル式、レーダーの照射パターンを変更させていくHシステム、それらを組み合わせたLHシステムオービス、といった探知機に反応しにくいタイプが主流となっており、また撮影もデジタル化がなされているので、フィルム切れの心配もなく、低コストかつ精度が高くなっているのです。

とはいえ、近年のオービス探知機もGPSなどを使用し、こうしたオービスエリアに近づくと警報を出すような対策がなされています。また熟練ドライバーであれば、オービスの位置を把握している、という方も多いのではないでしょうか。

しかし、最新のオービスは一筋縄ではいかないものが出てきているのです。

登場した”レーザー式”オービス

オービス

狭い道路や住宅街でもフレキシブルに設置できるオービスを…という用途で開発されたのが、新型の「レーザー式オービス」。2017年4月、東京航空計器がレーザー式オービス「LSM-300」を発表しました。可搬式、タテ型仕様となっており、ストロボ・カメラ・レーザースキャンセンサーが内蔵されています。車両検知区間は30m~70m、速度違反の判定区間は25m~30m、撮影ポイントは20m、とされています。

可搬式であることから、このオービスは神出鬼没。またレーダー式と違い、従来の探知機に反応しないのがポイントになっています。

しかし探知機メーカーもさるもので、レーザー受信機能を実装した探知機も発表しています。このあたりはかねてよりイタチごっこというべきでしょうか。

社会問題になっている、市街地での速度超過、そして事故

ドライブ

昨今、クルマの事故が社会問題になっています。高齢ドライバーによる踏み間違え事故などが議論の対象となっていますが、同時にやはり速度超過による事故も多いのが事実です。

市街地の直線路などは、たとえ住宅街であっても速度超過が頻出し、通学する児童生徒や生活者にとって危険なものになっているのも事実。

生活道路ではパトカー等を設置して大がかりなねずみ捕りを行うのは難しい。そこで前述の可搬式のオービスは威力を発揮、抑止力となるわけです。

探知機についてもさまざまな見解はあろうと思いますが、先にも述べたように注意喚起と速度抑止につながれば、重大事故の発生リスクは抑えることができる、という考え方もできます。

とにもかくにも、皆様どうか安全運転で楽しいカーライフを送ってください。

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