レガシィアウトバック試乗レビュー【アウトドアでの走りはどう?】

スバル レガシィ アウトバック

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マイナーチェンジされた新型レガシィアウトバックのスペック、試乗した感想についてご紹介します。

2017/12/14


Chapter
新型レガシィアウトバックのスペックは?
タイヤの空転を防ぐX-MODEを搭載
ヒルディセントコントロールで坂道でも車速を維持
走りが安定しており、悪路でも安心
3つのドライブモードを搭載

新型レガシィアウトバックのスペックは?

2.5リッターDOHCエンジンを積むアウトバックの最大出力は175ps、最大トルクは24.0kgf-mとなります。2.5リッターエンジンとしては平均的なパワーですね。

タイヤの空転を防ぐX-MODEを搭載

新型レガシィアウトバックは全グレードで4WDとなり、さらにX-MODEというシステムが装備されます。では、X-MODEとは、どんなシステムなのでしょうか、ここではその特長などについて紹介していきたいと思います。

X-MODEは、あらかじめスイッチをONにしておくことで作動し、雪道や山道などのタイヤが空転してしまうような場面で、エンジン、トランスミッション、AWD、VDCを統合制御します。4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールし、悪路からスムーズに脱出することが出来ます。

ヒルディセントコントロールで坂道でも車速を維持

また、下り坂などで車速が急にあがってしまうような場面では、ヒルディセントコントロールが作動し、ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などでも、常に一定の車速を維持しながら下ることが出来ます。

スリップしやすい場所や急な下り坂などで、制御を車側に任せられドライバーはステアリング操作に集中できるのは、安心ですね。特にヒルディセントコントロールなどは、積雪がある街中でもかなり役に立つ装備だと思います。

走りが安定しており、悪路でも安心

新型レガシィアウトバックはシンメトリカルAWDという4輪駆動システムを採用しています。
シンメトリカルAWDとは、水平対向エンジンと左右対称のパワートレーンで構成されたスバル独自のAWDシステムです。

重心位置が低く前後左右の重量バランスに優れています。悪路では安心感を、高速道路では安定した走りを実現することが出来、コーナーなどではスポーティーなハンドリングを楽しむこともできます。

さらにAWDシステムには路面や走行状況に応じて前後輪に最適なトルクを配分するアクティブトルクスプリットAWDを採用。安定してコーナー進入ができ、滑りやすい路面での発進を助けます。

実際に試乗した際には、タイヤが制御されているという感覚はないのですが、気づかないところで、うまく制御してくれるのが素晴らしいところですね。


3つのドライブモードを搭載

レガシィアウトバックには、スバル独自のシステムとして、SI-DRIVEというものが搭載されています。これはどんなシステムかというと、気分やシーンに合わせて3つの走行性能を自在に選択できるシステムです。

インテリジェントモード(I):燃費や環境に配慮した運転が出来ます。
スポーツモード(S):素直で気持ちいい加速を楽しめます。
スポーツ・シャープモード(S♯):アクセル操作に対するダイレクトな反応と刺激的な加速を感じることが出来ます。

SI-DRIVEを順に試してみましたが、はっきりわかるほどの違いがありました。もちろん通常はインテリジェントモード(I)で十分です。これで不満に思うことは無いですね。

しかし、少しキビキビ走りたい時はスポーツモード(S)にすれば、スポーティーに走ることが出来ます。

スポーツ・シャープモード(S♯)を選択すると、アクセルレスポンスもかなり早くなり、気分が高揚します。とにかくエンジンを回して走りたいという時には、ぴったりではないでしょうか。

スポーツモード(S)や、スポーツ・シャープモード(S♯)は楽しめば楽しんだだけ、燃費も悪化する恐れがありますのでご注意ください。

スバルといえばAWDといわれるくらい有名ですが、実際に運転してみて感じたことは、特にAWDということを意識せずに運転できることでした。

AWDシステムやX-MODEが完全に黒子に徹している感じです。しかし、悪天候や滑りやすい道などで、レガシィアウトバックではない車と乗り比べればその差は歴然だと思います。

もし次回それらを試せる機会があれば、その時はまたレビューにてお知らせできればと思います。
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