~ペーパードライバーに関する実態調査~ ゴールド免許保有者のうち3人に1人がペーパードライバーの自覚あり

~ペーパードライバーに関する実態調査~ ゴールド免許保有者のうち3人に1人がペーパードライバーの自覚あり

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MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:舩曵 真一郎)は、ペーパードライバーと自動車の運転に関する調査を行いました。
 調査対象は、20代〜50代の男女のうち、現在ペーパードライバーであると回答した方400人、過去にペーパードライバーであったと回答した方(以下、元ペーパードライバー)400人の計800人です。
 運転免許保有者は年々増加傾向※にありますが、運転をする資格を持っていても運転をしていないペーパードライバーの方がいます。ペーパードライバーの2人に1人が、ペーパードライバーを卒業したいという気持ちを持っているものの、そのうち約7割の方が運転への恐怖心や車を持っていないといった要因のため、3年以上運転をしていないということが分かりました。
 本調査では、元ペーパードライバーにも調査を実施することで、ペーパードライバー卒業へのヒントも明らかにしています。
※ 出典:警察庁交通局運転免許課 運転免許統計(令和3年度版)

「ペーパードライバーに関する実態調査」調査概要
●調査時期 :2023年2月21日(火)〜2月24日(金)
●調査方法 :インターネット調査
●調査対象 :全国の20代〜50代男女、現在ペーパードライバーであると回答した方400人、過去にペーパードライバーであったと回答した方400人
●調査委託先:株式会社シグナル  
     
「ご依頼事項」
●記事等でご利用の際は、出典として「三井住友海上火災保険株式会社」の名前を明記してください。
 

                    <調査結果トピックス>

・運転免許保有者の76.0%がゴールド免許を保有するが、そのうち3人に1人はペーパードライバーの自覚がある。
・ペーパードライバーのうち7割が3年以上運転しておらず、運転自信度合いの平均は25.4点。
・2人に1人がペーパードライバーから卒業したいと思っており、運転障壁は男女間で違いがある。
・元ペーパードライバーの82.5%の方が、卒業のきっかけに何らかのサービスを活用。
・ペーパードライバーであることについて、女性の71.0%、男性の61.7%が不便さや後悔を感じている。

1.ゴールド免許保有者のうち3人に1人がペーパードライバーの自覚あり

 

運転免許保有者の76%がゴールド免許を保有しているものの、ゴールド免許保有者のうち約3人に1人がペーパードライバーの自覚があると答えました。過去5年間無事故・無違反の優良運転者の証であるゴールド免許ですが、実際には運転をしていないがゆえに、無事故・無違反であることが伺えます。
一方で、普通免許保有者のうち約半数はペーパードライバー ではないゴールド免許保有者、いわゆる真の優良運転者であることが分かりました。
<運転免許証のカラーについて>
運転免許証にはゴールド・ブルー・グリーンの3色があります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
ゴールド免許:過去5年間無事故・無違反の優良運転者に交付。有効期間は原則5年。
ブルー免許 :グリーン免許から最初の更新で交付。初回更新者・一般運転者・違反運転者の3つの区分があり、
       一般運転者の有効期間は5年、初回更新者と違反運転者の有効期間は3年。
グリーン免許:運転免許証を初めて取得したときに交付。有効期間は3年。

2.ペーパードライバーの7割は3年以上運転せず。運転への自信度合いは100点満点中25点!
ペーパードライバーのうち73.3%が定期的に運転していない期間を3年以上と答えています。また10年以上と答えた方は、全体の半数以上を占めています。運転にどれくらい自信があるか100点満点で調査したところ、平均が25.4点となり、20点未満は半数以上を占めました。
一方で、元ペーパードライバーの自信度合いを聞くと、平均が60.4点まで上がっており、ペーパードライバーと元ペーパードライバーでその自信度合いの平均値には、約35点もの差があることが分かりました。

3.「ペーパードライバー卒業」意向は2人に1人

運転しなくても運転免許を更新し続けている(し続けていた)理由について、「将来的に車に乗るかもしれないから」(56.3%)、「写真付きの身分証明書として使えるから」(52.1%)といった回答が多くみられました。「履歴書の資格欄に書けるから」という理由については、30代男性の22.1%が回答し、他の世代に比べて顕著でした。
ペーパードライバーのうち2人に1人(50.8%)が、ペーパードライバーから卒業したいと回答しました。
4.ペーパードライバーの運転障壁は男女に違いあり。
  元ペーパードライバーの卒業理由では、男女間できっかけが違う結果に
ペーパードライバーの運障壁について、女性は「運転が怖いから」と回答した方(77.0%)、男性は「車を持っていないから」と回答した方(49.5%)が最も多く、男女間で意識の差がありました。女性は「運転が怖いから」「事故を起こしたくないから」(57.5%)という、運転はしたいけれども心理的なハードルが大きいこと、男性はそもそも「車を持っていないから」や「運転する機会がないから」(38.0%)という環境的要因に左右されていることが伺えます。
元ペーパードライバーが卒業したきっかけについても男女間で意識の差があり、日常的なシチュエーションを意識した「子連れでの移動のため」(女性19.0%、男性5.0%)と、非日常的なイベントを意識した「友人とのドライブやデートの機会が増えたため」(女性5.0%、男性16.5%)と、男女間の差が3倍以上ありました。

5.ペーパードライバーを卒業するために役立てたサービスとは

 

元ペーパードライバーがペーパードライバーを卒業するために役立てたサービスについて質問したところ、82.5%の方が何らかのサービスを活用したと回答しました。
万が一の事故の際の備えとして、「ドライブレコーダー」(16.8%)、「免責金額が0円の保険」(11.0%)といった回答もみられ、安心がペーパードライバーの卒業につながることも伺えます。

6.ペーパードライバーであることによる不便さや後悔を感じたシチュエーション
ペーパードライバーであることについては、女性の71.0%、男性の61.7%が不便さや後悔を感じていました。特に男女差がみられたシチュエーションは、「子供の送り迎えの時」(女性19.5%、男性4.0%)と「仕事で移動する時」(女性6.0%、男性10.0%)でした。男女含めて、ペーパードライバーを卒業したいと思っている方に絞ると、86.2%が不便さや後悔を感じており、割合が高いことから卒業したい気持ちの一因であることが伺えます。
  • ペーパードライバーの運転できたらしたいことエピソード
ペーパードライバーを卒業したらしたいことや、行きたい場所についてのエピソードを集めました。お出かけを楽しみたい、他人に楽をさせたい、コロナ禍で会えない人に会いたいという声があがりました。

「車でなければ行けない場所に、ドライブとして楽しみたい。(男性、20代)」
「コロナ禍でどうしても祖母と同居している友人がおり、なかなか遊びに行けない日々が続いているので、
 ドライブしてみたい。(女性、20代)」
「息抜きに少し遠くの海や山(自然に触れられるところ)にのんびりと行きたい。(男性、40代)」
「私の運転だけで、家族とディズニーランドへ行く。
 いつも運転してくれる旦那には寝ててもいいよと言ってみたい。(女性、40代)」
 
  • ペーパードライバー卒業者の運転できてよかったエピソード
ペーパードライバー卒業者からは、卒業したことで行動範囲が増えた、自由度が増えたという声が多く見受けられました。

「いろいろな場所に車で行ける。今後は、旅行に行ったときにレンタカーが使えるようになりたい。
 (女性、20代)」
「車を購入し、休日に行きたい所へ自由に行けるようになった事が嬉しい。(男性、30代)」
「子供2人を病院に連れて行ける様になった。 ワンオペ育児だったので、車を運転できるようになると、
 休日も子連れで出かける回数が増えた。(女性、40代)」
「欲しい物を買うのに、何店舗もまわって納得のいく物を買えるようになった。
 いつでも、夜中でも外出できるようになった。(男性、50代)」
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