761馬力、30分で80%まで充電… ポルシェ初のEV「タイカン」ってどんな車?

ポルシェ タイカン 2019

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ポルシェジャパンは11月20日、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」を国内初公開しました。
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伝統を守りながらも挑戦的なポルシェらしいEV タイカン
次世代CHAdeMOを設置

伝統を守りながらも挑戦的なポルシェらしいEV タイカン

4ドアスポーツサルーンのタイカンは、上級グレードとなる「タイカン ターボ」「タイカン ターボS」が欧米で先行して発表されていましたが、エントリーモデルに位置付けられる「タイカン 4S」を、2019年10月に発表欧州で発表し、日本でもこの3モデルをラインアップします。

いずれのモデルも、電気モーターをフロントアクスルとリアアクスルに1基ずつ搭載する4WDを採用し、後輪用モーターには2速のミッションを組み込むことで、トップモデルの「タイカンターボ S」では最大561kW/761psを発揮。0-100kmh加速は2.8秒と、驚異的な加速を実現しています。

エクステリアは、エンジンが無いことで実現したフラットなフロントフード形状や、大きく張り出したフェンダ―、"フライライン"と呼ばれる独特のルーフラインが、"ポルシェ"であることを際立たせます。

インテリアは、メーターパネルに湾曲した16.8インチディスプレイを採用したほか、ポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)用の10.9インチディスプレイをセンターに装備し、さらに助手席用の10.9インチフロントパッセンジャーディスプレイをオプション設定するなど、EVにふさわしい先進的な装備が特徴となっています。

次世代CHAdeMOを設置

EVで課題となる充電設備についても、タイカンの高速充電性能を活かすため、全国のポルシェセンターや公共施設に、次世代CHAdeMOに対応した急速充電器を順次設置するとしています。その充電出力は国内では最大となる150kWで、タイカンの車載バッテリーを30分で80%まで充電する能力を持ちます。

また、家庭用充電設備の設置などについても、サポートするとしています。
ポルシェジャパン代表取締役社長のミヒャエル・キルシュ氏は「タイカンは、超高度な電動パワートレイン、本物のポルシェが持つべき特性をすべて兼ね備えたデジタルカーです」と紹介しました。

タイカンの国内販売価格は未定ですが、同日より期間限定でタイカンの予約プログラムを開始することを発表しています。

Porscheタイカン予約プログラムは、タイカンの購入に興味のある人を対象にしたもので、特設サイトから登録すると、希望のポルシェ正規販売店から電話またはメールで連絡があり、購入予約を進められるキャンペーンです。プログラムへの参加にはデポジット(予約金)が必要で、詳細は担当のポルシェ正規販売店から案内があるとしています。
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