発生理由はたいていコレ! ブレーキの鳴き・異音の3大原因と対処法

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ブレーキの鳴きや異音は、不快なだけではなく、安全面でも気にすべき症状です。ここで紹介するのは、鳴きや異音の代表的な原因とその対処法。異変を感じたらまずはこれらを疑うことがトラブル解消の早道です。
Chapter
原因1/パッドの残量が危険ゾーンに突入! 
原因2/ローターが偏摩耗している!
原因3/キャリパーのトラブルも見逃せない!
それでも解決しないなら

原因1/パッドの残量が危険ゾーンに突入! 

クルマのブレーキは、パッドの残量が危険値に達したことを音(金属センサーとローターが干渉して起こるキーキー音)で知らせる仕組みになっています。
センサーの先端部とパッドの厚みを見比べて、同じような高さであれば鳴きの原因はたいていコレ。早々にブレーキパッドを交換します。
ちなみに、この機構は日本車で採用されるケースがほとんど。輸入車では稀です。

原因2/ローターが偏摩耗している!

ブレーキパッドを新品に交換したのに、キーキー音が鳴り止まない。そういうケースで多いのがローターの偏摩耗です。
写真はの左は新品ブレーキローターで、右は磨り減ったローターです。
ローターを調べて、周囲(エッジ)に段がついていたり、表面に凹凸があるようなら、原因はその可能が大。
ブレーキディスクだけでなく、ローターを新品に交換することで、不快な鳴きを解消できます。

原因3/キャリパーのトラブルも見逃せない!

パッドもローターも新品なのに、ブレーキまわりから異音(キーキー音)が聞こえる場合はキャリパーのトラブルを疑います。
音の原因となりやすいのが、ピストンシールやダストブーツといったゴム類の劣化。
走行距離がかさんだり、スポーツ走行によるキャリパー温度上昇でゴム類の劣化したクルマに多い症状で、キャリパーのオーバーホールによって対処します。

それでも解決しないなら

以上が鳴きの3大原因。点検の上、確実に対処することで異音はたいてい収まります。
ちなみにブレーキメーカーのディクセルでは、ブレーキの鳴きトラブルに関する情報よりコメ細かく紹介したガイドを用意。
問題が解決しない場合は、そちらもぜひ参考にしてください

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