ポルシェ 718ボクスターの維持費は?
更新日:2024.09.09
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ポルシェといえば、1,000万円超えのスポーツカーというイメージですが、じつは、1,000万円以下で買えるモデルも多数あります。なかでも「ボクスター」は、ポルシェのエントリーモデルとして1996年に発売。ポルシェ再生のきっかけになったモデルです。現在でも、その位置づけは変わらず、クーペのケイマンとともに新規顧客の獲得に貢献しています。そんなボクスターの維持費を、現行モデルの718ボクスターを題材に紹介します。
718ボクスターとは?
ボクスターは、車体の中心(ミド)にエンジンを搭載した2シーターのオープンスポーツカーです。
VWのエンジンを流用した914以降、長年の間、ポルシェの水平対向といえば6気筒が定番だったのですが、2015年に発表された新型ボクスター&ケイマンでは、環境などの問題を受けてエンジンをダウンサイジング。エントリーモデルは、水平対向4気筒の2.0Lターボになりました。
現行モデルから与えられた「718」という数字は、1950年代から60年代にかけて、さまざまなレースシーンで活躍したポルシェ718から頂いたもの。当時の718が、4気筒エンジンをミドに搭載したオープンスポーツカーだったことから、ボクスターが4気筒化されたことにともない、車名に718を冠するようになったのです。
エンジンが縮小されたことによるネガティブなイメージが先行した718ボクスター&ケイマンですが、蓋を開けてみれば、エンジンパワー、燃費ともに向上し、着実に進化を遂げています。
そんな718ボクスターを維持するには,どの程度のお金がかかってくるのでしょうか?
VWのエンジンを流用した914以降、長年の間、ポルシェの水平対向といえば6気筒が定番だったのですが、2015年に発表された新型ボクスター&ケイマンでは、環境などの問題を受けてエンジンをダウンサイジング。エントリーモデルは、水平対向4気筒の2.0Lターボになりました。
現行モデルから与えられた「718」という数字は、1950年代から60年代にかけて、さまざまなレースシーンで活躍したポルシェ718から頂いたもの。当時の718が、4気筒エンジンをミドに搭載したオープンスポーツカーだったことから、ボクスターが4気筒化されたことにともない、車名に718を冠するようになったのです。
エンジンが縮小されたことによるネガティブなイメージが先行した718ボクスター&ケイマンですが、蓋を開けてみれば、エンジンパワー、燃費ともに向上し、着実に進化を遂げています。
そんな718ボクスターを維持するには,どの程度のお金がかかってくるのでしょうか?
ボクスター/ボクスターS 画像ギャラリー
718ボクスターの維持費は?
718ボクスターにかかる税金
車を購入するうえで気になる維持費には、税金のほかに燃料代や駐車場代などがふくまれます。なかでも自動車税は、年に1回の支払いですが、それなりの出費となるため気にする人は多いでしょう。
718ボクスターのエンジンは、ベースグレードの2.0Lターボと、ボクスターSの2.5Lターボの2種類。先代のボクスターは、ベースグレードでも2.7Lだったので、自動車税は1万円以上安くなりました。ちなみにベースグレードの税金は39,500円、718ボクスターSは45,000円となっています。
エンジンのダウンサイジング化は、往年のポルシェファンにとっては賛否両論あると思いますが、排気量区分が変わったことで、より手が届きやすくなったという見方もできますね。
車重がほぼ同じ(ボクスターSのほうが約20kg増)なので、重量税は両グレード、ミッション形式による差はなく、車を取得した場合に発生する取得税や消費税は、車両価格の高いボクスターSのほうが高額になります。
718ボクスターのエンジンは、ベースグレードの2.0Lターボと、ボクスターSの2.5Lターボの2種類。先代のボクスターは、ベースグレードでも2.7Lだったので、自動車税は1万円以上安くなりました。ちなみにベースグレードの税金は39,500円、718ボクスターSは45,000円となっています。
エンジンのダウンサイジング化は、往年のポルシェファンにとっては賛否両論あると思いますが、排気量区分が変わったことで、より手が届きやすくなったという見方もできますね。
車重がほぼ同じ(ボクスターSのほうが約20kg増)なので、重量税は両グレード、ミッション形式による差はなく、車を取得した場合に発生する取得税や消費税は、車両価格の高いボクスターSのほうが高額になります。
718ボクスター | 718ボクスターS | |
自動車税 | 39,500円 | 45,000円 |
自動車取得税 | 173,400円 | 222,000円 |
重量税 | 36,900円 | 36,900円 |
718ボクスターにかかるガソリン代
車の走行距離に比例するガソリン代は、ドライブ好きであれば気になるところです。718ボクスターでは年間いくらくらいかかるのでしょうか?
718ボクスターのカタログ燃費(JC08モード)は14.1km/L、Sが12.3km/Lですが、実燃費に近づけるためにカタログ燃費の80%の数値を目安(ボクスター=11.28㎞/L、ボクスターS=9.84km/L)に計算してみます。※ガソリンは、両車ハイオク仕様:140円/Lで計算。
年間で1万km走行する場合のガソリン代は、ボクスターが127,273円、ボクスターSで155,556円となります。ただし、これは、あくまでひとつの目安。アクセルを開け気味で走ると、もう少し燃費は悪化するかもしれません。
※年間走行距離1万kmで計算
718ボクスターのカタログ燃費(JC08モード)は14.1km/L、Sが12.3km/Lですが、実燃費に近づけるためにカタログ燃費の80%の数値を目安(ボクスター=11.28㎞/L、ボクスターS=9.84km/L)に計算してみます。※ガソリンは、両車ハイオク仕様:140円/Lで計算。
年間で1万km走行する場合のガソリン代は、ボクスターが127,273円、ボクスターSで155,556円となります。ただし、これは、あくまでひとつの目安。アクセルを開け気味で走ると、もう少し燃費は悪化するかもしれません。
718ボクスター | 718ボクスターS | |
実燃費(仮定) | 11.28km/L | 9.84km/L |
ガソリン代 | 127,273円 | 155,556円 |
718ボクスターにかかる任意保険
万がいちのことを考えると加入しておきたい任意保険は、保険会社によって変動しますが、30歳以上、7等級、対人&対物無制限で計算すると、718ボクスターの場合、年間73,100円(月々6,200円)ほどになります。
今回、任意保険計算の条件は下記のように設定しました。保険料率クラスは、対人、対物、登場者、車両ともに5です。
用途:自家用
走行距離:10,000km以下
年齢条件:30歳以上
運転者限定:なし
等級:7等級
免許の種類:ブルー
対人保険:無制限
対物賠償:無制限
車両保険:なし
同様の条件なら、トヨタ アルファードの2.5 S Cパッケージ(料率クラスは、対人3/対物4/搭乗者4/車両6)は年間58,600円、メルセデス CカブリオレC180スポーツ(対人4/対物4/搭乗者4/車両7)では、年間69,200円となり、ポルシェだから格別高いというわけではありません。
いつかはポルシェに乗りたいと思っている方にとって、ボクスターは決して手の届かないモデルではないと言えるでしょう。
今回、任意保険計算の条件は下記のように設定しました。保険料率クラスは、対人、対物、登場者、車両ともに5です。
用途:自家用
走行距離:10,000km以下
年齢条件:30歳以上
運転者限定:なし
等級:7等級
免許の種類:ブルー
対人保険:無制限
対物賠償:無制限
車両保険:なし
同様の条件なら、トヨタ アルファードの2.5 S Cパッケージ(料率クラスは、対人3/対物4/搭乗者4/車両6)は年間58,600円、メルセデス CカブリオレC180スポーツ(対人4/対物4/搭乗者4/車両7)では、年間69,200円となり、ポルシェだから格別高いというわけではありません。
いつかはポルシェに乗りたいと思っている方にとって、ボクスターは決して手の届かないモデルではないと言えるでしょう。