故障したまま走るのは違反?どこまでの故障なら走っても許されるの?

事故車

自動車に故障はあってはならないもの。エンジンやブレーキといった重要部品じゃない場合、多少の故障ならいいのでは?と考える方もいるでしょうが、故障の程度によっては、走る凶器にもなり得ます。はたして故障は、どの程度までが法律に触れないのでしょう?

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公道を走るためには車検に通ることが必要
整備不良による罰金はいくら?
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公道を走るためには車検に通ることが必要

自動車を10年も乗れば、素材の劣化や摩耗などによって、あちこちで故障が起きやすくなるもの。

エンジンのタイミングベルトや、ブレーキパッド、タイヤといった走行になくてはならない部品は、車検の際に点検が行われ、適切なタイミングで交換されます。(そもそもこれらが故障したら、走れず止まれない凶器になります)

とはいえ、MT車のクラッチや、ATのトルコンが滑ったり、燈火類の球切れ、フロントガラスの飛び石による小さなキズなどは、事前に予測できるものではなく、走行中に発生したりします。

このような状態は、車検に通りません。車検に通らないということは、”その車が公道を走れる状態ではない”ということ。道路交通法の整備不良に該当し、検挙対象となります。

故障を抱えた車が公道を走行しても良いのは、パワーウインドウが動かない、ナビが表示されない、エアコンの故障、バンパー以外の外装の凹みなど。走行には直接関係せず、他交通にも影響がないような故障だけです。

では、走行に関係する故障をした状態で走行を続け、取り締まりとなった場合、罰金はいくらになるのでしょうか?

整備不良による罰金はいくら?

整備不良で取り締まりができる部品は、制動系と灯火類です。

制動系とは自動車を動かす部品のことで、アクセル、ブレーキ、ステアリング、サスペンション、エンジン、変速機などが該当します。先述したクラッチ滑りは制動系の故障に該当し、なかなかギアが繋がらず発進できないようでは検挙されてもおかしくありません。その場合、違反点数2,反則金9,000円です。

点灯しないウインカーは1点減点、7,000円の罰金です。

たとえば左ウインカー灯が切れている状態で左にウインカーを出しても、周囲からは左に曲がるとが認識されません。それでも左折すれば、オートバイや自転車、歩行者を巻き込むなどの重大事故を引き起こすこと間違いなしです。

ウインカーの球切れは、ひとつだけが切れても、フラッシャーの点減が通常よりも速くなり、ドライバーに知らせます。いつもよりウインカーの点減速度が速かったり、右と左で点減速度が違っている場合は、車を止めて、どの場所が球切れになっているのか確認しましょう。一般的なバルブであれば、カー用品店やGSで購入、交換することができます。

自動車に装着されている灯火類は、周囲の自動車や歩行者に自車の状態や意図を示す大切な装置。たったひとつの球切れですが、もしもの場合の影響力は大きく、容易に見過ごすことのできる故障ではないのです。

近くの整備工場の顔なじみになろう!

ここ十数年で、自動車は大きく変貌しました。エンジンルームはカバーで覆われ、車両の制御はすべてECUが行い、故障はディーラーの診断機で判断します。

つまり、ドライバーが整備に入り込む余地は少なくなっています。また自動車のメカニズムに興味のないドライバーも多く、なにが自動車の故障なのか判断しかねるという方も少なくありません。

そのような方が車の故障を放置し、交通事故の一因になることもあるようです。

なんだかわからないけど、メーターパネルのなかの赤いランプが消えない。アクセルを踏んでも、なかなか前に進まない。走っていると、足下付近から異音がするなど、何かがいつもの状態と違うと感じたら、すぐに相談できる整備工場を用意しておきましょう。

頻繁に購入ディーラーに顔を出すも良し、GSの顔なじみになるも良し。自動車のプロに気軽に質問できる状態なら、愛車の故障もきっとすぐに見つけられるでしょう。

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