ポルシェの歴史を8つの出来事で振り返る!スポーツカーの代名詞となった所以とは
更新日:2024.09.09
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スポーツカーとして名を馳せているポルシェ。創業から60年以上経っているポルシェもずっと成功し続けてきたわけではありません。そこで、今回は911やルマン耐久レース、カイエンについて触れながら、ポルシェの歴史を8つの出来事で振り返りましょう。これを読み終われば、ポルシェについて人より語れるようになっているはずです!
①1947年 ポルシェ設立
ポルシェはフォルクスワーゲン・タイプ1を設計したフェルディナンド・ポルシェ氏の息子、フェリー・ポルシェ氏によって設立されました。そのため、ポルシェとフォルクスワーゲンには設立当初から深い関係があります。父親がフォルクスワーゲンの代表的な車を設計、息子はスポーツカーの名門、ポルシェを設立なんて驚異的な親子ですね・・・
②1964年 初代ポルシェ911発売
1963年にフランクフルトモーターショーでプロトタイプが発表され、瞬く間に人々の心を掴みました。翌年の1964年に911に名称を変更し、市場に参入しました。
多くのスポーツカーファンの憧れであるポルシェ911の伝説は50年も前に始まったんですね!
多くのスポーツカーファンの憧れであるポルシェ911の伝説は50年も前に始まったんですね!
③1971年 ポルシェ一族による経営を一掃
1971年、ポルシェ一族はそれまでの同族経営から身を引きました、しかし、依然として同社の大株主です。
創業者のフェリー・ポルシェ氏の息子であるフェルディナンド・アレキサンダー・ポルシェ氏は同族経営ではなくなったことにより、自分のデザイン会社「ポルシェデザイン」を設立。メガネや時計のデザインなどを専門にしています。
創業者のフェリー・ポルシェ氏の息子であるフェルディナンド・アレキサンダー・ポルシェ氏は同族経営ではなくなったことにより、自分のデザイン会社「ポルシェデザイン」を設立。メガネや時計のデザインなどを専門にしています。
④1970年代、80年代 ポルシェはル・マン24時間耐久レースで活躍
積極的にモータースポーツ活動に取り組むポルシェは1970年にル・マン24時間耐久レースを制覇し、80年代まで一大勢力を築き上げました。「カレラ」や「パナメーラ」(1950年代にメキシコで行われた、カレラ・パナメリカーナ・メヒコに由来)などレースに因んだ名称がクルマに使われているのも納得です。
⑤1990年代前半 ポルシェは北米での販売不振で業績不振、経営の危機
ずっと成功し続けてきたイメージのあるポルシェですが、90年代前半に経営危機を迎えます。一発逆転を狙って投入したポルシェ 968もヒットせず、大ピンチに陥ります。
⑥1990年代後半 ポルシェはボクスターが大ヒットして業績一転
1996年に販売したロードスター、「ボクスター」が大ヒットします。低価格のオープンカーというコンセプトが市場に歓迎された結果でした。
⑦2002年 ポルシェ初のSUV カイエンを発表
ポルシェ初のSUVであると同時に、初の5ドアのクルマでもあるカイエンを発表します。SUVに参入したかったポルシェとレンジローバーに対抗したかったフォルクスワーゲンの思惑が合致したことが開発のきっかけでした。
⑧2005年 ポルシェはフォルクスワーゲンの株式の20%を獲得
設立当初から関係の深いフォルクスワーゲンの株式を大量に取得し、事実上同社を傘下に置きました。・・・ここで不自然に感じた方は鋭いです。現在は逆にポルシェがフォルクスワーゲンの傘下に入っています。というのも、資金繰りに困窮したポルシェをフォルクスワーゲンが2011年に買収という形で経営統合したからです。
いかがだったでしょうか?これであなたもポルシェについて語れるはずです!
いかがだったでしょうか?これであなたもポルシェについて語れるはずです!