地震や豪雨災害が起きた時どうする?もしもの時の車中泊避難

車中泊

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能登半島豪雨災害の発生や南海トラフ地震発生の危惧など、異常気象や地震などさまざまな自然災害が懸念される昨今において、もしもの時の避難先の候補として車中泊避難というものがあります。他の方法での避難と比べての車中泊避難ならではのメリットやデメリット、そして車中泊避難のための具体的な準備や必要な備えについて紹介していきます。
Chapter
車中泊避難とは?
メリット
デメリット
車中泊避難時に役立つ物資は?
※モバイル充電器はソーラーパネル搭載などを
車中泊避難の注意点は?
車の駐車場所
健康管理
燃料問題
まとめ

車中泊避難とは?

車中泊避難とはその名の通り災害の発生時に自家用車などを仮の避難所として避難をすることです。災害時にはさまざまなストレスや負担がかかるため、車中泊のメリットもデメリットも把握し、その上で自分に合った避難方法を判断をしていく必要があります。

メリット

まず集団生活ではないので避難中のプライバシーが保護されることが挙げられます。また、何かあってもすぐに移動をすることができるという点やペットの同伴が可能などの点も挙げられます。

デメリット

まずエコノミー症候群が挙げられるでしょう。そのため、足を伸ばして睡眠を取れるようにシートのリクライニングやラゲージの利用、睡眠時はテントと併用し車内の人数を分散させるなどの工夫が求められます。また、避難所ではないために物資が今あるものでの対応になってしまいます。なので車中泊避難を視野に入れる場合は車内に避難用の物資をある程度備蓄しておくことも求められます。

車中泊避難時に役立つ物資は?

耳栓やアイマスク、クッションなどの睡眠環境を整えるものに加えて、携帯トイレや非常食、モバイル充電器などのライフラインに関わるものも用意しておくと良いでしょう。また、期間中は車内での生活になり外から生活スペースが見えやすくなってしまうのでプライバシー保護のための車用カーテンなどもあると良いです。

※モバイル充電器はソーラーパネル搭載などを

避難中では電源の確保が難しい場合も多くあります。そのため、モバイル充電器の中でもコンセントがなくても使用できるソーラー充電可能なタイプなどが好ましいです。

車中泊避難の注意点は?

車の駐車場所

ある程度の人通りがあることや近くにトイレなどがあり明るい場所が望ましいです。自治体によっては車中泊避難用のスペースが設けられている場合もあるためチェックしておきましょう。また、傾斜のある場所での駐車も危険が伴います。

健康管理

先述のエコノミー症候群に加えて熱中症や低体温症を防ぐための車内の温度管理や、一酸化炭素中毒を防止するために換気をしたりマフラーを塞がないようにすることも重要です。

燃料問題

災害の発生時にはガソリンスタンドの混雑や閉鎖が予想されるため、いざという時に燃料切れを起こしてしまうことがないように普段から燃料は満タンにしておくことを心がけましょう。

まとめ

実際に災害の発生時に避難所の収容可能人数やさまざまな要因からやむなく車中泊避難を選択する事例も数多く発生しています。さまざまな選択肢を考慮し、もしもの時のために今できる備えから始めてみましょう。また、車中泊でのキャンプやレジャーなどの経験も実際に避難時に活かすことができるため、そういった形でもノウハウの獲得や物資を備蓄するきっかけになるのではないでしょうか。

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