メルセデス・ベンツ 3代目 Vクラスの欠点は？

メルセデスベンツ 3代目Vクラスには「V220d AVANTGARDE」、「V220d AVANTGARDE long」「V220d AVANTGARDE Extra-long」という3つのグレードがありますが、「V220d AVANTGARDE」は他の2つのグレードと比較すると装備が少し物足りなく感じるかもしれません。

3代目Vクラスはリクライニング機能やヘッドレストクッション、オットマンやシートヒーターなどの充実の装備で、ファーストクラスのようなくつろぎを与えてくれる2列目のエクスクルーシブシートが魅力の一つですが、「V220d AVANTGARDE」ではエクスクルーシブシートを装備できません。

3列目シートにもフルフラット機能付ベンチシートの装備ができず、他の2つのグレードと比較すると利便性は大きく低下しています。

また、広大な透過面積で室内に開放感を与えるパノラミックスライディングルーフやBurmesterサラウンドサウンドシステムなども装備できません。

しかし、これらの装備がないと言っても、それは3代目Vクラスの装備のほんの一部。3代目Vクラスには充実の装備が備わっており、それは「V220d AVANTGARDE」でも同様です。

「V220d AVANTGARDE」は3代目Vクラスの標準グレードであることを考えると他の2つのグレードに比べて装備が物足りなく感じるのも仕方がありません。

メルセデスベンツ 3代目Vクラスの2列目シートにはドリンクホルダーがありません。

クルマに乗る際、ペットボトルなどを車内に持ち込む方も多いと思います。そんな時にドリンクホルダーがあればとても便利で、活用している方も多いでしょう。しかし、3代目Vクラスの2列目シートにはドリンクホルダーがありません。

2列目シートとしてオプションで設定されているエクスクルーシブシートはファーストクラスのような居心地の良さを実現しており、乗車した際にはとても快適に過ごせます。しかし、ドリンクホルダーが装備されていないとなると少し不便に感じてしまいます。

しかし、2列目シートには十分な収納スペース用意されているので、大きな不満を持つ必要はないでしょう。

フロントシート(前席)後方にはシートバックポケットが装備されています。シートバックポケットは小物などを入れるにはゆとりのある大きさとなっているため、ペットボトルなども容易に収納することができます。

また、フロントシートと3列目シートにはドリンクホルダーが2つずつ装備されています。

メルセデスベンツ 3代目Vクラスは一般的な国産車に比べると、やはり価格が少し高めです。

3代目Vクラスの車両本体価格は「V220d AVANTGARDE」が789万円、「V220d AVANTGARDE long」が814万円、「V220d AVANTGARDE Extra-long」が839万円となっており、オプションなどを付けた総支払額はおよそ1000万円ほどになります。ここまでの価格になると、一般的には手を出すことが難しいかもしれません。

価格だけを見れば高く思えてしまうかもしれませんが、3代目Vクラスにはその価格に見合うだけの高級感のあるインテリア(内装)や充実した機能が備わっています。

また、安全面でもこれまでメルセデスが80年以上にわたって研究してきた安全技術の全てが3代目Vクラスの安全機能には注ぎ込まれています。3代目Vクラスはもしもの際にも安心の1台であると言えるでしょう。

さらに、3代目Vクラスはなんといってもメルセデスベンツの販売しているクルマです。フロントとリアにはメルセデスベンツのロゴがあしらわれており、所有する喜びを大いに味わえるでしょう。

今回はメルセデスベンツ  3代目Vクラスの欠点について紹介しました。

今回紹介した欠点は、欠点といえば欠点ですがそのどれもがその他の長所で気にならなくなるほどのものであることがわかりました。

3代目Vクラスにはまだまだたくさんの長所がありますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

※ 2021年1月現在