トヨタ 初代プリウスα(ZVW40W/ZVW41W型)の7グレード間の違いを比較!おすすめ7人乗りグレードはこれだ!!
更新日:2024.09.09
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トヨタを代表するハイブリッドカー、トヨタ プリウスの3列シートモデルとして2011年に登場したトヨタ 初代プリウスα(ZVW40W/ZVW41W型)。
もともとは2009年に登場したトヨタ 3代目プリウスをベースに開発された派生車種ですが、2015年に4代目プリウスへとフルモデルチェンジしたあとも、初代プリウスαはフルモデルチェンジされることなく販売が続けられています。そんな初代プリウスαにはどんなグレードがあるのか、特別仕様車を含めて紹介していきます。
もともとは2009年に登場したトヨタ 3代目プリウスをベースに開発された派生車種ですが、2015年に4代目プリウスへとフルモデルチェンジしたあとも、初代プリウスαはフルモデルチェンジされることなく販売が続けられています。そんな初代プリウスαにはどんなグレードがあるのか、特別仕様車を含めて紹介していきます。
初代プリウスαのグレード:S"Lセレクション"【価格:261万2,500円~】
「S"Lセレクション"」は、トヨタ 初代プリウスのなかで、もっともシンプルなグレードです。
エントリーグレードの「S」をさらに簡略化したモデルで、初代プリウスαの特徴とも言える3列目シートを省略し、最大乗車人数を5人乗りとしています。
快適装備も必要最小限にとどめられ、センターアームレストやフロントシート(前席)背面に装着されているフロントシートバックポケットも省略されるなど、一般ユーザーが使用する乗用車としての用途よりも、法人が使用する商用車としての性格が強いグレードと言えるでしょう。
一方で、パワーユニットは他グレードと同様のものとなり、プリウスの名に恥じない優れた燃費性能を備えています。
エントリーグレードの「S」をさらに簡略化したモデルで、初代プリウスαの特徴とも言える3列目シートを省略し、最大乗車人数を5人乗りとしています。
快適装備も必要最小限にとどめられ、センターアームレストやフロントシート(前席)背面に装着されているフロントシートバックポケットも省略されるなど、一般ユーザーが使用する乗用車としての用途よりも、法人が使用する商用車としての性格が強いグレードと言えるでしょう。
一方で、パワーユニットは他グレードと同様のものとなり、プリウスの名に恥じない優れた燃費性能を備えています。
エンジンは排気量1.8L 直列4気筒の2ZR-FXE型を搭載し、モーターを組み合わせた場合はシステム最高出力133kW(181PS)、最大トルク280Nm(35.6kgm)を発生。
燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで20.7km/Lを誇り、ハッチバックボディーを持つプリウスよりも重量面で不利なステーションワゴンタイプでありながら、良好な数値を達成しています。
「S"Lセレクション"」は、装備は最低限でありながら燃費やスペックは上位グレードと差がない点が魅力的な「割り切った1台」と言えますね。
価格は全グレード中もっとも低い261万2,500円となっています。
燃費は実際の走行状況に近いとされるWLTCモードで20.7km/Lを誇り、ハッチバックボディーを持つプリウスよりも重量面で不利なステーションワゴンタイプでありながら、良好な数値を達成しています。
「S"Lセレクション"」は、装備は最低限でありながら燃費やスペックは上位グレードと差がない点が魅力的な「割り切った1台」と言えますね。
価格は全グレード中もっとも低い261万2,500円となっています。
初代プリウスαのグレード:S【価格:275万8,800円~】
「S」はトヨタ 初代プリウスαのスタンダードグレードに位置づけられ、下位グレードの「S"Lセレクション"」で省略されていた快適装備を備えています。
例えばフロントシートバックポケットやセンターアームレストが標準装備され、「S"Lセレクション"」では4ウェイ調整機能しかなかった運転席と助手席が、運転席6ウェイ、助手席4ウェイへと改められ、ドライビングに適切なシートポジションを確保できるようになっています。
例えばフロントシートバックポケットやセンターアームレストが標準装備され、「S"Lセレクション"」では4ウェイ調整機能しかなかった運転席と助手席が、運転席6ウェイ、助手席4ウェイへと改められ、ドライビングに適切なシートポジションを確保できるようになっています。
エクステリア(外装)ではプロジェクター式ハロゲンヘッドランプが採用されていますが、「S"Lセレクション"」ではオプション装備も不可とされていたBi-Beam LEDヘッドランプが選択可能になるなど乗用車としての実用性を高め、ホイールも鉄製のスチールホイールからデザイン性を向上させた16インチアルミホイールへと変更。
また、「S」以上の全てのグレードに5人乗りと7人乗りの2タイプがラインナップされている点は見逃せません。
「プリウス」という名前と「優れた燃費」を持ちつつ装備を最低限として価格を抑えた「S"Lセレクション"」に対して、「S」は名実ともに初代プリウスαのスタンダードグレードと言えるでしょう。
価格は5人乗りが275万8,800円、7人乗りが296万8,900円となり、7人乗りは21万100円高い値段設定となっています。
また、「S」以上の全てのグレードに5人乗りと7人乗りの2タイプがラインナップされている点は見逃せません。
「プリウス」という名前と「優れた燃費」を持ちつつ装備を最低限として価格を抑えた「S"Lセレクション"」に対して、「S」は名実ともに初代プリウスαのスタンダードグレードと言えるでしょう。
価格は5人乗りが275万8,800円、7人乗りが296万8,900円となり、7人乗りは21万100円高い値段設定となっています。
初代プリウスαのグレード:S"ツーリングセレクション"【価格:307万3,400円~】
「S"ツーリングセレクション"」は、「S」をベースに走行性能や快適性能を高めたグレードです。
「S」との違いは、タイヤサイズが205/60R16から215/50R17へと拡大されたことや、ヘッドランプがハロゲンからBi-Beam LEDへと変更されたこと、センサーに触れることで施錠と解錠を行えるスマートエントリーシステムが、運転席の他にも助手席やバックドアに備わった点にあります。
「S」との違いは、タイヤサイズが205/60R16から215/50R17へと拡大されたことや、ヘッドランプがハロゲンからBi-Beam LEDへと変更されたこと、センサーに触れることで施錠と解錠を行えるスマートエントリーシステムが、運転席の他にも助手席やバックドアに備わった点にあります。
上記のほかにも、エクステリアではフロントバンパーポイラー、リヤバンパースポイラーが標準装備され、高速走行時の空気の流れを整えるとともに、実燃費向上効果も狙っていることが伺えます。
インテリア(内装)カラーは「S」同様にブラックを基本とし、オプションで明るいグレージュに変更可能で、ボディーカラーもオプションカラーを含めた全8色がラインナップされています。
価格は5人乗りが307万3,400円、7人乗りが328万2,400円となり、「S」に比べて5人乗りが31万4,600円、7人乗りが31万3,500円高くなっています。
インテリア(内装)カラーは「S」同様にブラックを基本とし、オプションで明るいグレージュに変更可能で、ボディーカラーもオプションカラーを含めた全8色がラインナップされています。
価格は5人乗りが307万3,400円、7人乗りが328万2,400円となり、「S」に比べて5人乗りが31万4,600円、7人乗りが31万3,500円高くなっています。
初代プリウスαのグレード:G【価格:331万9,800円~】
「G」は、「S」や「S"ツーリングセレクション"」から内装の質感を高めた上級グレードです。
下位グレードではファブリックだったシート素材が、より高級な合成皮革を組み合わせた素材へと変更。運転席にはカーブなどで体をサポートするランバーサポート機能が追加されているほか、前後、上下、背もたれなどを無段階変化可能な8ウェイパワーシートととなっています。
シートでファブリックと合成皮革を採用したことに伴って、インパネ(インストルメントパネル)も合成皮革となり、ステアリングも本革巻きとなるなどインテリア全体の質感が高められています。
下位グレードではファブリックだったシート素材が、より高級な合成皮革を組み合わせた素材へと変更。運転席にはカーブなどで体をサポートするランバーサポート機能が追加されているほか、前後、上下、背もたれなどを無段階変化可能な8ウェイパワーシートととなっています。
シートでファブリックと合成皮革を採用したことに伴って、インパネ(インストルメントパネル)も合成皮革となり、ステアリングも本革巻きとなるなどインテリア全体の質感が高められています。
さらに、フロントドアガラスにはUVカット機能に加えてIR(赤外線)カット機能も追加された撥水機能付きグリーンガラスを装備し、上級グレードにふさわしい数々の快適装備が備わっています。
価格も下位グレードの「S"ツーリングセレクション"」とほぼ同額で、5人乗りが311万800円、7人乗りが331万9,800円と、それぞれ3万7,400円アップにとどまっている点も魅力的ですね。
価格も下位グレードの「S"ツーリングセレクション"」とほぼ同額で、5人乗りが311万800円、7人乗りが331万9,800円と、それぞれ3万7,400円アップにとどまっている点も魅力的ですね。
初代プリウスαのグレード:G"ツーリングセレクション"【331万9,800円~】
「G」をベースに走行性能などに磨きをかけた上位グレードが「G"ツーリングセレクション"」です。
ツーリングセレクション専用装備である21/50R17の大径タイヤをはじめ、ほぼ全ての快適装備が装着されています。シートやインパネは「G」同様の合成皮革が奢られ、5人乗りと7人乗りどちらも高級感が演出された仕上がりとなっています。
そのぶん価格は上がり、5人乗りは331万9,800円、7人乗りは352万9,900円となり、下位互換的存在と言える「S"ツーリングセレクション"」に比べて5人乗りは24万6,400円、7人乗りは24万7,500円高くなっています。
ツーリングセレクション専用装備である21/50R17の大径タイヤをはじめ、ほぼ全ての快適装備が装着されています。シートやインパネは「G」同様の合成皮革が奢られ、5人乗りと7人乗りどちらも高級感が演出された仕上がりとなっています。
そのぶん価格は上がり、5人乗りは331万9,800円、7人乗りは352万9,900円となり、下位互換的存在と言える「S"ツーリングセレクション"」に比べて5人乗りは24万6,400円、7人乗りは24万7,500円高くなっています。
初代プリウスαのグレード:S"ツーリングセレクション・GR SPORT"【価格:】341万3,300円~
優れた燃費性能と高い積載性を備えたトヨタ 初代プリウスαですが、そこに走行性能を向上させるチューニングを施したグレードが「S"ツーリングセレクション・GR SPORT"」です。
GR SPORTはトヨタのスポーツブランド「GAZOO Racing」が手がけたグレードに与えられる名前であり、初代プリウスαでは走行性能に優れた「S"ツーリングセレクション"」をベースとしてさまざまな変更点が加えられています。
エクステリアではフロントバンパー、リヤバンパー、ラジエターグリル、サイドマッドガードなどが専用設計の形状へと変更され、フロントバンパーにはLEDイルミネーションビーム、テールランプはブラックエクステンション加飾されたLEDテール&ストップランプを採用。
さらに、ホイールはツーリングセレクション標準サイズの17インチから18インチへと拡大され、タイヤも225/45R18という大きなサイズとなり、走行性能を高めています。
GR SPORTはトヨタのスポーツブランド「GAZOO Racing」が手がけたグレードに与えられる名前であり、初代プリウスαでは走行性能に優れた「S"ツーリングセレクション"」をベースとしてさまざまな変更点が加えられています。
エクステリアではフロントバンパー、リヤバンパー、ラジエターグリル、サイドマッドガードなどが専用設計の形状へと変更され、フロントバンパーにはLEDイルミネーションビーム、テールランプはブラックエクステンション加飾されたLEDテール&ストップランプを採用。
さらに、ホイールはツーリングセレクション標準サイズの17インチから18インチへと拡大され、タイヤも225/45R18という大きなサイズとなり、走行性能を高めています。
その他にも、ボディーの下側には剛性を向上させるパーツとして、一体構造の大型スタビライザーブラケット、フロントサスペンションメンバーブレース、フロアセンターブレース、リヤバンパーリインフォースを追加。加えて他グレードより約25mmの車高ダウンを実現した専用チューニングサスペンションも装備されています。
インテリアでは、インパネやセンターコンソールがピアノブラック加飾され高級感を高めつつ、シートはGRエンブレム付きの専用スポーティーシートが奢られるなど、見た目も質感も他グレードとは異なるこだわりの1台となっています。
インテリアでは、インパネやセンターコンソールがピアノブラック加飾され高級感を高めつつ、シートはGRエンブレム付きの専用スポーティーシートが奢られるなど、見た目も質感も他グレードとは異なるこだわりの1台となっています。
価格は5人乗りが341万3,300円、7人乗りが362万2,300円となり、「S"ツーリングセレクション"」からはそれぞれ33万9,900円アップしていますが、「G"ツーリングセレクション"」との価格差は9万2,400~9万3,500円にとどまっています。
初代プリウスαのグレード:S"tune BLACK II"【価格:283万4,700円~】
「S"tune BLACK II"」は、「S」をベースにエクステリアやインテリアに特別装備を施した特別仕様車です。
「S」との違いは主にインテリアに見ることができ、インパネやセンターコンソールはラメ入りピアノブラック加飾され、ステアリングやシート表皮、ドアトリムなどにホワイトのアクセントが施されるなど、特別仕様車にふさわしい高級感を演出。
さらに、フロントシートには快適温熱シートが追加されるなど、市街地はもちろん旅行などの長距離移動も快適にこなせる仕上がりとなっています。
「S」との違いは主にインテリアに見ることができ、インパネやセンターコンソールはラメ入りピアノブラック加飾され、ステアリングやシート表皮、ドアトリムなどにホワイトのアクセントが施されるなど、特別仕様車にふさわしい高級感を演出。
さらに、フロントシートには快適温熱シートが追加されるなど、市街地はもちろん旅行などの長距離移動も快適にこなせる仕上がりとなっています。
エクステリアでは「S"tune BLACK II"」専用ボディーカラーとして、深いブルーとグリーンをイメージさせる「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」をオプション設定。他グレードには設定が無いため、一目で特別仕様車とわかるカラーリングとなっています。
価格は5人乗りが283万4,700円、7人乗りが304万4,800円となっています。スタンダードグレードの「S」をベースとしているため、手ごろな値段設定も魅力的ですね。
価格は5人乗りが283万4,700円、7人乗りが304万4,800円となっています。スタンダードグレードの「S」をベースとしているため、手ごろな値段設定も魅力的ですね。
初代プリウスαは、最廉価グレードの「S"Lセレクション"」をのぞいたすべてのグレードに5人乗りと7人乗りが設定されています。なかでも「ツーリングセレクション」シリーズは快適装備が充実していることから、おすすめのグレード言えるでしょう。
走行性能を重視したい場合は「S"ツーリングセレクション・GR SPORT"」もラインナップされていますので、使い方に合わせたグレード選びをしてみてくださいね。
※ 2020年10月現在
走行性能を重視したい場合は「S"ツーリングセレクション・GR SPORT"」もラインナップされていますので、使い方に合わせたグレード選びをしてみてくださいね。
※ 2020年10月現在