トヨタ ヴェルファイアの荷室の広さはどれぐらい

現在、日本で販売中のミニバンの中でも人気が高いトヨタ ヴェルファイアは、大きな室内に快適なシートが用意されており、ファミリー層を中心に評価が高いクルマとなっています。その人気は止まることを知らず、ミニバンの売り上げ面でも他車を大きく引き離しています。

2代目ヴェルファイアの人気は、いったいどんなところにあるのでしょうか。ヴェルファイアの人気が高い理由の1つとして、荷室の広さやアレンジ力があります。高級感と快適な乗り心地を備えつつ、広い荷室のスペースを確保しているヴェルファイアは、使い勝手も良く便利なクルマにもなっているのが特徴です。

そこで、今回はヴェルファイアの荷室がどのくらいの広さなのか、ご紹介していきます。

文・PBKK

Chapter
ヴェルファイアの荷室の広さはどのくらいなのか?
7人乗りと8人乗りでヴェルファイアの荷室スペースが違う?
ヴェルファイア 7人モデルの荷室
ヴェルファイア 8人モデルの荷室
長く大きい荷物でも入る荷室

ヴェルファイアの荷室の広さはどのくらいなのか?

ヴェルファイアの荷室は、後部座席とサードシートの両方を全て使用している時でも、余裕をもって荷室のスペースを使うことが可能です。サードシート使用時(シートのスライド位置が一番前)の状態で、荷室を最大限有効に使えば、その容量は最大890Lとミニバンでもトップクラスの積載量を誇っています。

サードシートは、それぞれ左右に跳ね上げて収納することができるので、大荷物の旅行や帰省などの際には、シートを上手く調整することで、大荷物を積載しての移動にも対応することができます。

この、サードシートを左右に跳ね上げて収納した時の荷室の容量は、後部座席のセカンドシートを一番後ろにスライドさせて利用したとしても、キャプテンシート(左右独立しアームレストがついたシート)で1,346L、6:4チップアップシート(座面がワンタッチで跳ね上がるシート)でも1,388Lとかなりの大きさを誇っています。

サードシートを、所定の位置(スライド部とレール部に白いマーキング)に合わせた状態でリヤドアの間口から長さを計ると約410mm、サードシートを最後部まで下げた状態の長さは約240mmとなっています。また、最前部まで移動した長さは約700mmになりその大きさが分かります。

ちなみに、荷室の最大幅は床面で約1300mm、最小幅でも約900㎜でした。最小幅でも900mmはかなり余裕があります。

7人乗りと8人乗りでヴェルファイアの荷室スペースが違う?

2代目ヴェルファイアの荷室が、シートアレンジをした状態でも、していない状態でも収納力に優れていることがわかりました。しかし、ヴェルファイアのタイプによってその収納力に違いがあるようです。

違いがあるタイプ
ヴェルファイア 7人モデル
ヴェルファイア 8人モデル

3列目シート使用時の荷室のスペースは、7人乗りと8人乗りの全てのモデルの間に違いはありませんでしたが、3列目シートを跳ね上げて収納した状態ではそれぞれ異なるようです。

ヴェルファイア 7人モデルの荷室

7人乗りモデルのヴェルファイアの荷室やラゲッジスペースは、以下のようなものになっております。

7人乗りモデル(サードシート収納時)
荷室長:約1,265mm (スライド最後端時)
荷室幅:約1,245mm
荷室高:約1,150mm

ヴェルファイアのセカンドシートは、7人乗りモデルの場合、左右独立型のリラックスキャプテンシートとなっており、荷室やラゲッジスペースにも移動しやすく利便性が高くなっています。

他にも、7人乗りモデルの場合は、セカンドシートを前方にスライド移動させた最大積載モードにすることで、荷室スペースにさらなる余裕が出来ます。荷使用用途によって収納の大きさを変えることができるのも良い点です。

また、ヴェルファイアの7人乗りモデルはグレードによってによってシートに違いがあり、シートの種類によっては荷室の大きさが変わるという特徴があります。

エグゼクティブラウンジシートとエグゼクティブパワーシートでは、それぞれのセカンドシートを最前部に移動し、サードシートを跳ね上げて収納した状態のヴェルファイアの荷室の大きさは以下のようになります。

荷室室長:約1,750mm
荷室幅:約1,245mm
荷室高:約1,150mm

エグゼクティブシートは高級感が溢れているヴェルファイアの特徴の一つともいえますが、シートの機能性によって荷室の広さを犠牲にすることなく、この2つを両立しているのも素晴らしい点の一つといえるでしょう。

一方で、もう一つのシートの種類である、リラックスキャプテンシートの場合の荷室の大きさは以下のようになります。

荷室長:約1,780mm
荷室幅:約1,245mm
荷室高:約1,150mm

リラックスキャプテンシートの場合は、エグゼクティブシートの場合よりも約30mmほど荷室の奥行きが広くなっているのが特徴です。

エグゼクティブシートは、高級感・機能性に優れていますが、リラックスキャプテンシートはどちらかというと快適に過ごせることのみに重きを置いているため、大きさに違いが出るのではないでしょうか。

ヴェルファイア 8人モデルの荷室

8人モデルのヴェルファイアの大きな特徴としてあげられるのが、7人モデルとは違ってセカンドシートにベンチシートを採用している点です。8人モデルのヴェルファイアの荷室の大きさは以下のようになります。

8人乗りモデル(サードシート収納時)
荷室長:約1,250mm (最後端時)
荷室幅:約1,245mm
荷室高:約1,150mm

8人乗りの場合はベンチシートを採用していることもあり、7人乗りのモデルと比べても、荷室の大きさが約15mmほど小さくなっています。もっとも、これぐらいの荷室の大きさの違いはそれほど差は感じませんので、どちらのモデルに決めるかは、ご利用になる人数などが決め手になりそうです。

一方で8人モデルのヴェルファイアを、セカンドシートを最前部に移動、サードシートを収納した状態の場合、7人モデルの場合とどう違ってくるのでしょうか。

荷室長:約2,025mm
荷室幅:約1,245mm(サードシート収納時:890mm)
荷室高:約1,150mm

8人乗りモデルは、7人乗りモデルでも一番荷室が大きく使えるリラックスキャプテンシート以上に広い荷室となっているのが特徴です。この数値の違いは、8人乗りモデルの場合、セカンドシートであるベンチシートのスライド幅が7人乗り用のリラックスキャプテンシートより大きいことが挙げられます。

このように7人乗りモデルと8人乗りモデルのヴェルファイアのどちらを選んでも、荷室の大きさは十分用意されており、ボディサイズに比べて荷物が入らない状況は発生しないでしょう。収納力に関してはユーザーが納得できるクルマになっています。

1つ気になった点は、いずれのタイプのヴェルファイアもサードシートを跳ね上げて収納した際に、そのシートが荷室内で左右に出っ張るため幅が狭くなってしまう点です。しかし、その点を除いても収納力は十分にありますので、それほど気にならないと言えます。

長く大きい荷物でも入る荷室

ヴェルファイアの荷室のもう一つの特徴として、サードシートの床下にも収納が設けられている点です。サードシートを跳ね上げた状態にして荷室の床下のフタを開けると、3分割構造の収納スペースが登場します。左右は深さがありますが、センター部は浅くなっています。

幅や奥行き、深さに余裕がありますので、例えば、何かあったときのためのスペアタイヤや普段あまり使わないもの、急に収納が必要になった時など必要に応じてアレンジ出来て便利です。他にも深さを利用して、観葉植物などの大きめの荷物を積み込んで運転をすることもできます。

このように、ヴェルファイアの荷室はかなりの広さがあるため、クルマで移動する機会の多い人や、大荷物を持ち運ぶことが多い人には最適といえます。運転中の快適さも他のクルマとは格別のものであり、ミニバンの中でも人気があることがうなずけます。

このように、見えないところにも配慮された工夫や高い収納機能を持つヴェルファイアが、様々なミニバンの中でも高い人気を誇っている理由なのかもしれません。

床下収納の幅は約780mm、最大の深さは約300mm、奥行きは約480mmです。容量は荷物の有無で変わりますが、スペアタイヤ装着時で約60L以上何も収納されていない状態では、約140L以上になります。

2015年にフルモデルチェンジし、2代目になったヴェルファイアの荷室は、7人乗りモデル、8人乗りモデルに関係なく優れた収納力があることが分かりました。

広く、大きな荷室には、何かとスペースをとられてしまう旅行の荷物やキャンプ道具、ゴルフなどのスポーツ用品も難なく積むことができるため、大人数でのレジャーには最適といえるでしょう。

また、状況に合わせてアレンジできる荷室のスペースは、様々なユーザーの使用用途に沿ってよく考えられており、ヴェルファイアの使い勝手をさらに向上しています。収納力やアレンジ力から見てもおすすめなクルマになっています。