日産 ラフェスタは中古車で買いなのか!?どんなクルマ?

日産 ラフェスタは2004年から2018年まで販売されていた7人乗りミニバン。2004年まで販売されていた同社の3列シートミニバン「リバティ」の後継モデルに当たります。本記事ではラフェスタに関する歴史やグレード、中古車事情までご紹介していきます。

文・西川 昇吾

Chapter
日産 ラフェスタを振り返る
日産 ラフェスタのグレードによる違い
中古車事情

日産 ラフェスタを振り返る

日産 ラフェスタ

2004年9月に先行発表された初代ラフェスタは、同年12月より販売を開始します。当時、新開発のエンジンを搭載したほか、プラットホームを同社やルノー メガーヌと共通しつつも、補強やショックアブソーバーの設計は日産独自で行われました。

先代モデルとも言えるリバティと同じく、5ナンバーサイズであるため日本市場で需要の高い「5ナンバーミニバン」としてデビューしました。2007年にマイナーチェンジを受けます。

このマイナーチェンジではエクステリアとインテリア共に手が加えられたほか、瞬間燃費・平均燃費・航続可能距離などを表示する液晶オド・ツイントリップメーターが採用されました。

2011年にフルモデルチェンジ。このフルモデルチェンジでラフェスタはマツダ プレマシーのOEM車となり、ラフェスタ ハイウェイスターへとモデル名を変更。3ナンバー車となりました。

2013年にマイナーチェンジ。これはプレマシーのマイナーチェンジに合わせた結果となります。本家と同じ新開発の新世代高効率直噴エンジン(プレマシーではSKYACTIV-G 2.0と呼ばれたもの)を搭載し、アイドリングストップも改良を行ったことで当時クラストップレベルの低燃費を実現しました。(カタログ値16.2km/L)

2018年3月に販売終了となりました。直接的な後継モデルはありませんが、セレナが事実上ラフェスタユーザーの受け皿となりました。

日産 ラフェスタのグレードによる違い

日産 ラフェスタ ハイウェイスター

基本的に初代モデルも2代目モデルでもグレードによるパワートレインの違いはありません。初代モデルの標準のカタロググレードは「JOY X」「JOY G」と名称されていますが、2009年以前は「20S」「20G」と呼ばれていました。

「JOY X」はオートスライドドア(助手席側)と両側スライドドアオートクロージャーを標準装備しています。また専用メッキパーツや足回りを装備し、見た目や走りにもこだわった「ライダー」。

ライダーよりは大人し目ながらノーマルよりも主張がある専用エアロパーツや足回りを装備した「ハイウェイスター」。車椅子からの乗車が楽になるように助手席が電動で回転し、車外に出てくる「アンシャンテ」などといったグレードがあります。

2代目モデルは「Jパッケージ」と「G」の2グレード展開でしたが、マイナーチェンジで上級の「G スプレモ」が追加されました。グレードに関する大きな違いは、ベースグレードは電動スライドドアが装備できないという点です。

中古車事情

日産 ラフェスタ

中古市場での平均相場価格は初代モデルが33.2万円2代目モデルが87.6万円です。どちらとも車両ごとの価格の開きが大きい印象ですが、ライダーやハイウェイスターなどの人気グレードはわずかに値段が高い傾向にあります。

スライドドア・3列シート・5ナンバーというミニバンにありがちなパッケージですが、ラフェスタの特筆すべき点は全高です。スライドドアを装備していながらグレードによる差はあれど、1,650mm前後という全高は低い部類に入ります。

5ナンバーで、ミニバンとしては走りも期待できそうな全高。ハイウェイスターやライダーをラインナップしているラフェスタはスポーティーなミニバンと言えるのではないでしょうか。

西川 昇吾|にしかわ しょうご

1997年生まれ。富士スピードウェイ近隣で生まれ育ち、大学で自動車に関する学習をする傍ら、自動車ライターとしての活動を始める。過去にはコミュニティFMのモータースポーツコーナーにてレギュラー出演経験あり。「書くこと、喋ることで自動車やモータースポーツの面白さを伝える」ことを目標とし、様々なジャンルのライティングや企画に挑戦中。

西川 昇吾|にしかわ しょうご