【TAS2020】東京オートサロンの歩き方と自動車メーカーの出展車両を一挙公開!

漠然とクルマを眺めるのも面白いと思いますが、ここだけは押さえてもらいたい点として、自動車メーカーがあります。今回はそんな自動車メーカーを全て紹介。東京モーターショーとの違いなどを含めて楽しんでもらいつつ、混雑な会場をスムーズに巡れるようにまとめました。東京オートサロンをより一層、楽しむためのお供としてご活用ください。

写真・山田 真人

Chapter
北ホール
① シボレー
② TRD MOTORSPORT
③ 三菱自動車
④ 埼玉トヨペットGB
⑤ Modulo
西ホール
① マツダ株式会社
② ルノー・ジャポン
③ 日産自動車株式会社
中ホール
① 無限
② Honda
③ ボルボ・カー・ジャパン
④ McLaren Automotive
⑤ アストンマーティン
⑥ メルセデス・ベンツ
⑦ ダイハツ
東ホール
① スズキ株式会社
② SUBARU/STI
③ TRD/モデリスタ
④ TOYOTA GAZOO Racing
⑤ TOM’S
⑥ LOTUS
TAS2020 MAP

北ホール

ホール11→ホール9

① シボレー

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

新型コルベット(アジアプレミア)
エンジンの作りはドライサンプ化など、細部に変更はありますが、ブロックなどの基本は変えずに、MRにエンジンを搭載。伝統のFRを捨てたのには、深い理由があるとのこと。一般的にはエンジンのハイスペック化と言われておりますが、担当者いわく「約60年前からコルベットのMR化の計画は進んでいた」とのこと。いきなりFRからMRなんかにして大丈夫なのか?との声も聞こえておりますが、開発陣にとっては『悲願のMR化』となります。令和になり、時代の節目として、ひとつの代表的なクルマと言えるのではないでしょうか。

② TRD MOTORSPORT

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

ハイラックス
トヨタ直系のチューナーであるTRDは、ハイラックスのカスタムに力を入れる姿勢が見て取れました。STAGE1からSTAGE3までのパッケージによるカスタムから、ロールゲージなどのオフロード走行に必要な最低限の装備がついたモデル。さらにはワンオフの車両製作まで…2020年も、トヨタはモータースポーツに対して積極的な姿勢で挑むようです。

③ 三菱自動車

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

新型eKスペース(ワールドプレミア)
eKクロススペースが東京モーターショーで世界初公開されましたが、東京オートサロンでは新型eKスペースを世界で初めて、公開をしました。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

アウトランダーPHEV特務機関NERV仕様
有名なアニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションモデル。特務機関NERVとは、ゲヒルン株式会社が運営する「特務機関NERV防災」アプリや防災情報配信サービスで、地震や津波、気象警報などの防災気象情報、停電情報といった生活情報などを速報で発信している機関です。災害による長期停電や通信網の途絶に備え、防災情報配信サービスの継続と近隣自治体への支援を目的とした災害対策車両です。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

デリカD:5 eye・キュート
演出家、コメンテーターとして活躍するテリー伊藤さんが、デリカD:5の新しい魅力を提案。「愛犬や家族の一員のような存在」をコンセプトに、かわいらしさと、親しみのあるデザインになっています。

④ 埼玉トヨペットGB

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

Green Blaze
KUHL Racingとのコラボレーションした第3のブランド、「自分だけのオリジナルペイント意匠」「レーシングテクノロジーを継承し、空力性能や足廻り性能を追求した走り」「スタイリングの良さ」にこだわった、カスタムエアロコンプリートカーです。

⑤ Modulo

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

S2000 20th Anniversary Prototype
2019年の誕生20周年を祝し、待望されていた記念アイテムを開発。内外ともに洗練進化させ、現代に蘇らせました。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

CIVIC CYBER NIGHT JAPAN CRUISER
1997年に誕生したシビックタイプR(EK9)を当時のシルエットのまま、近未来とアングラが入り乱れたネオジャパンに映えるモダナイズを施し、レースシーンを離れ夜の街に似合う新たな存在感を与えたモデルです。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

KACHATTO-WAGON
低床・広大なステップワゴンに、自在なスペースアレンジを叶えるギミックとスロープを盛り込み、乗り物好き親子三世代もつなぐ、使って楽しい次世代のユニバーサル車両です。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

AIBOU
「動く秘密基地」がコンセプト。自分で操作して動いたり、外の世界に触れることで、こどもの世界を広げる乗り物です。現在はまだ公道を走行することは出来ませんが、将来的にはセニアカーのように街中を走るようになるかもしれません。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

N-WGN ROAD SIDE concept
2シーターになったアナザーN-WGN。担当者いわく「推しの一台にはなりますが、現在お客様に多大なご迷惑をおかけしている車種なので…」とのことだった。一刻でも早い復権を願うばかりです。

西ホール

ホール1→ホール3

① マツダ株式会社

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

マツダデザインとカスタムの両立がカギ
力強くかつ美しい躍動感が特徴のマツダデザインが、それ単体で成立していることは、すでにみなさんご承知のとおりです。そのマツダデザインとカスタマイズを両立したモデルが、CX-30 SIGNATURE STYLECX-5 TOUGH-SPORT STYLEという2台です。いずれもこの日のために特別架装が施されたカスタムコンセプトといったもので、それぞれのもともと持っている世界観を広げ、SUVとしての力強さを表現しています。

そのいっぽう、ブースの反対側には、MAZDA3やロードスター、CX-5のモータースポーツコンセプトと、ピレリスーパー耐久シリーズに参戦するロードスターとデミオを展示するなど、かつてはルマン24時間レースにも参戦していたマツダの伝統をアピールしていました。

② ルノー・ジャポン

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

ルノーでは鈴鹿のタイムアタックを疑似体験
オリジナルのボディに対して、マイナス130kgの軽量化を果たしたメガーヌR.S.トロフィーRが、ホンダ シビックタイプRのマークしたニュルブルクリンク北コースの市販FF最速タイムを更新。現在、もっとも早いFFホットハッチです。このメガーヌR.S.トロフィーRは、日本発売直前に鈴鹿サーキットのタイムアタックも敢行しました。

その際、助手席に設置した360度カメラで撮影した映像をVRで楽しめるというのが、ルノーブースのポイント。ルノー・スポールのテストドライバーであるロラン・ウルゴンの超絶テクニックを疑似体験できます。

③ 日産自動車株式会社

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

日産では限定50台のGT-Rを目に焼き付けよう
なにかと話題の日産のブースは、フェレディZGT-Rの50周年を記念した2台のアニバーサリーバージョンをメインに、新型スカイラインのをベースにしたコンセプトモデル2台、イタルデザインと共同開発した1億円超えのNissan GT-R50 by Italdesignなどに加えてオーテック、ニスモそれぞれのブランドのコンセプトカーと市販モデルが展示されています。

会場での人気は、50台限定の超プレミアムなGT-R50 by Italdesign。イタリアのデザイン工房イタルデザインの50周年とGT-Rの50周年を記念しGT-R NISMOをベースに開発されたモデルで、全世界限定50台で販売されます。

いっぽうオーテックは、休憩や車中泊ができるベッドシステムを搭載したコンセプトカーセレナ e-POWER AUTECH Multi Bed CONCEPTなどを展示。多くの来場者が足を止めていました。

中ホール

ホール4→ホール6

① 無限

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

右と左?オモテとウラ?無限は展示方法もひと味違う
ホンダ車用アフターパーツの製造販売やレース用エンジンの開発製造を行う無限(M-TEC)はホンダの横に独立したブースが設置されています。

無限では、国内レースの最高峰スーパーフォーミュラに参戦したSF19 チーム無限のマシンと、スーパーGTの参戦するモチュール無限NSX-GTをホンダブースに展示すると同時に、無限ブースでS660とフィットのコンセプトモデルを展示。

フィットのコンセプトは、車両を左右半分にわけて2つの異なるパーツを装着し展示するという面白い提案がされていました。

② Honda

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

ホンダのすべてがここにある
ホンダブースのコンセプトは「クルマ好きが集う場」。最新の市販スポーツモデルから、さまざまなアイデアを具現化したカスタマイズモデルまで、Hondaならではの”操る喜び”を感じられるコンセプトカーを多く展示しています。

おもな展示は、モデューロXのコンセプトモデルをはじめ、N-ONEのカフェレーサーコンセプトマイナーチェンジを受けたS660およびシビック世界のモータースポーツで活躍する2輪、4輪のレーシングマシンなど多岐にわたっています。

そのなかで注目は、クロスオーバーSUVのCR-VをベースとしたVR-Vブラックエディション with THE CHECK SHOP。オフロード仕様の外観は、カスタマイズの参考になりそうです。

③ ボルボ・カー・ジャパン

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

ボルボのサブブランド「ポールスター」
ボルボのブースでは、同社の電動パワートレインを持つモデルのハイパフォーマンスカーを手がけるサブブランド、ポールスターエンジニアードによるS60 T8 Polestar EngineeredXC60 T8 Polestar Engineeredという2台が展示されています。

まずセダンのS60 T8 Polestar Engineeredは、2019年末に30台限定で導入されたモデルをベースに、よりダイナミックなエクステリアを実現するエクステリア・スタイリング・キットと、専用鍛造20インチホイールを装着したカスタムしたもの。

いっぽうのXC60は、2020年夏に導入が予定されているモデルを先行展示したもので、同時にセダンのS60とクーペのV60の発売も予定されています。いずれも限定販売となるので、気になる方はチェックを怠りなく。

④ McLaren Automotive

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

ロングドライブにも対応できるマクラーレン
マクラーレンは、720SスパイダーGTマクラーレンGTという2台の代表的モデルを展示しています。

特に注目は、2019年5月にデビューしたマクラーレン GTで、これまでのスパルタンなイメージからロングドライブも想定したコンセプトにスイッチしたこのマシンは、530kW(720PS)/7,500rpmの最高出力と、720Nm/5,500rpmの最大トルクを発生するツインスクロールターボチャージャーの4.0L V8エンジンを搭載。

その性能は最高速度341km/hで0-400m加速はわずか10.4秒。またミドシップレイアウトながら、リアにはゴルフバックやスキー板を積み込めるトランクスペースもあり、長距離ドライブにも対応できるハイパフォーマンスモデルとなっています。

⑤ アストンマーティン

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

007も乗る英国を代表する高級ブランド
アストンマーティンは、昨年デビューしたクロスオーバーSUV DBXと、量産型アストンマーティンの最上級モデルに位置づけられるDBSの軽量バージョン、スーパーレジェッラ ボランテが展示されています。注目は、107年におよぶアストンマーティンの歴史上、初めてのクロスオーバーSUVとなるDBX。

流行のSUVに伝統のモチーフが融合したスタイリングに、最高出力405kW(550ps)/6,500rpm、最大トルク700Nm/2,200~5,000rpmの4.0L V8ツインターボを搭載。足まわりには、可変トルク配分型アクティブAWDと高さ調節可能なエアサスペンションによって、アドベンチャーに必要な信頼性と多用途性を付与しています。

それでいて最高速度は291km/hという、ハイパフォーマンスモデルでもあるのです。

⑥ メルセデス・ベンツ

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

メルセデスは新ブランド「EQ」と「AMG」推し
日本国内で好調な販売を続けているメルセデスは、電気自動車(EV)や燃料電池車(F-CELL)によるゼロ・エミッションへの取り組みと、プラグインハイブリッド(PHV)によるパフォーマンスと環境性の両立を実現する新ブランドのEQと、チューニングブランドAMGをメインにブースを構成しています。

なかでもカスタム好きのハートを揺さぶるのは、2台のAクラスと1台のGLAクラス、そして2020年のカラーリングが施されたスーパーGT参戦車両、メルセデスAMG GT3などが展示されたAMGモデルでしょう。なかでもA35 4MATIC エディション1と、A45 4MATIC+ エディション1という2台のAクラス。

いずれも特別装備が施されたモデルで、コンパクトクラスをレーシーにカスタマイズしています。

⑦ ダイハツ

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

ダイハツは遊べるクルマを多数展示
「遊びゴコロをみんなのものに。」をテーマに、暮らしを楽しく変えるカスタマイズの知恵と工夫を発信しているダイハツブース。

身近なクルマの可能性を広げる多彩な遊びゴコロを伝えるため、最新のロッキーをはじめ、タント、コペン、ハイゼットトラックなど、8台のカスタマイズカーと、市販化濃厚なコンセプトカー「TAFT コンセプト」を展示しています。

なかでも注目は、ボルダリングの壁をモチーフとしたPERKS Ver.、サイバーな夜の街をイメージしたDJ Ver、初音ミクをコラボしたカフェスタンド仕様の初値ミク マルシェVer.という3タイプを揃えたハイゼットトラックで、軽トラックの可能性を大々的にアピールしています。

東ホール

ホール7→ホール8

① スズキ株式会社

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

ハスラー ストリートベース
1/20(月)に発売する新型ハスラーをベースに、都会を移動する秘密基地へとカスタマイズした。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

ジムニーシエラ マリンスタイル
オフロード走行をイメージするジムニーシエラをマリンカラーで彩り、内装もマリンライフを楽しむためのカスタマイズを施した一台。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

スイフトスポーツ カタナエディション
バイクのKATANAの疾走感と造形美にインスパイアされたスイフトスポーツ。詳細は明かされていないが、市販化が期待される1台であることには間違いないだろう。

② SUBARU/STI

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

新型レヴォーグ プロトタイプ STI Sport(ワールドプレミア)
「クルマの本質である運転を、心から愉しめる未来をつくること」「人生をもっと豊かにしていくパートナーであること」を目指し、開発されました。

スイッチ操作1つでパワーユニットだけでなく、ステアリングやダンパー、さらにAWDシステムに至るまで…様々な制御を変更し、スポーティな走りから上質な乗り心地まで、全く違うキャラクターにクルマを変えてしまう、従来のSIドライブを大幅に進化させた「ドライブモードセレクト」に注目です。

③ TRD/モデリスタ

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

AMBIVALENT”RD”PRIUS PHV CONCEPT
TRDの培ってきた技術力と、モデリスタのデザイン力を掛け合わせて創られたコンセプトカー。

④ TOYOTA GAZOO Racing

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

新型車GRヤリス(ワールドプレミア)
グループAのホモロゲーションモデルとして市販された、セリカGT-FOURを彷彿とさせるスパルタンなスペックのヤリスが世界初公開され、1st Editionの予約受付が開始されました。1.6L 3気筒とコンパクトなエンジンながら、最高出力272ps/最大トルク370Nmとあらゆるシーンで応えてくれる高レスポンスを実現しています。

車両本体価格は、エントリーモデルのRZが396万。トルセンLSDなどの装備を備えたRZ”High performance”が456万。この価格を高いと感じるか、安いと感じるか…それはあなた次第です。

⑤ TOM’S

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

TOM’S SUPRA(トムス スープラ)(ワールドプレミア)
東京オートサロン2020にて発表、注文受付を開始。限定99台で価格は税別1,423万円。ベース車両を120ps上回る460psを実現しています。エンジン内部には手を加えず、ハイフロータービンとインタークーラーの性能を向上させる「ヒートエクスチェンジャー」と、エキゾーストシステムを「トムス・バレル」に交換。さらにECUを独自のチューニングすることで実現しています。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

TOM’S CENTURY(トムス センチュリー)(ワールドプレミア)
東京オートサロン2020にて発表、注文受付を開始。限定36台で価格は税別2,816万円。エンジンはノーマルと変わらないが、独自開発のエキゾースト「トムス・バレル」によりスロットルレスポンスを向上。上質な走行性能とエキゾーストサウンドに磨きをかけている。またエクステリアもエアロ効果を高め、走行安定性を向上。インテリアにはフルオーダーメイドシートをおごるなど、自らハンドルを握り運転を楽しむクルマへと昇華した。

⑥ LOTUS

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

EXIGE SPORT 350 GP EDITION
「チームロータス」が1972年から1986年のF1にて5度の年間王者、合計35回の優勝を獲得した時の象徴的なカラースキームをまとった20台限定の特別車両を発売。車両本体価格は税込1,133万円。

TAS2020 メーカー オフィシャルチューナー

ワールドプレミアからコンセプトカー、メーカー直系チューナーならではの本気が伺えるカスタムカーまで、幅広く展示されております。お目当てのブースがある方も、ここだけは要チェック!2020年の自動車業界の動きが、垣間みえるかもしれません。