ガラスコーティングやポリマーコーティングなど…コーティングにはどんな種類があるの?

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ユナイト様 コーティング

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プロにコーティングを依頼したいけど、種類が多くてどれを選べばいいのか分からない、という方もいらっしゃることでしょう。コーティング専門店でも、使用するコーティング剤や作業内容に応じて撥水・親水効果や持続期間だけでなく、施工価格も大きく異なります。せっかく施工するならば、後悔しないメニューを選びたいはず。
 
現在、専門店で施工されるコーティングといえばポリマー系とガラス系がその主流。そこで、コーティングのプロフェッショナルにその違いを聞いてみました。
Chapter
ポリマー系コーティング
ガラス系コーティング

ポリマー系コーティング

ポリマーとは高分子の有機化合物のこと。自動車用のコーティングでは、フッ素やシリコンを含む合成樹脂を含む高分子化合物の溶液を塗装表面に塗ることで被膜を形成します。これにより汚れなどから塗装を保護しますが、油で被膜をつくるワックスに比べて撥水性や耐久性に優れているのが特徴です。

また、細かなキズも目立たなくなり、十分な光沢が得られるのもメリット。一方、ワックスには勝りますが、効果の持続期間は半年から1年程度が目安となります。2万円前後から施工が可能となっており、その手軽さから多くのユーザーから支持を集めています。

ガラス系コーティング

最近、よく耳にするガラス系コーティング。プロ施工のコーティングでは、その効果もあって主力メニューになりつつあります。

さて、私たちが目にする普通のガラスといえば、主成分といえばケイ酸(SiO2)で、加熱溶融して製造するのが一般的です。となると、自動車用のガラスコーティングは、名ばかりなの?と思われるかもしれませんが、それは間違いです。

近年ではゾル・ゲル法という、原料を溶液に溶かして化合物を生成する方法が確立されており、セラミックスやガラスの合成や製造にも使われています。このゾル・ゲル法は常温・常圧でもガラスの形成が可能で、自動車用のガラスコーティングはこの応用、というわけです。
ガラスコーティングには水をはじく「撥水」、水になじみゆっくり流れ落ちる「親水」、水が流れ落ちる「滑水」と、様々な特性のものがありますが、これもゾル・ゲル法によるメリット。混ぜ合わせる添加物により異なる特性のガラス被膜を作ることが可能になったからなのです。
また、ガラスコーティングの特徴といえば強固な保護膜だけでなく、ツヤと光沢を備えた輝きでしょう。さらに、3年から5年という効果の持続期間もワックスや従来のコーティングを大きく凌ぎます。
では、デメリットはないのか、と言われれば、施工時間が掛かることや施工料金が割高になることが挙げられます。たしかに4万円前後から15万円を超えるものまでと、安くはありませんが、圧倒的ともいえる保護効果から高級車を中心にユーザーも急速に増えているようです。

ともあれ、クルマの保管環境や利用状況にあわせたコーティングが選べるようになったのは間違いないようです。施工に際しては、こうした特長を踏まえつつ、しっかり相談にのってくれる専門店にお願いしましょう!

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