モデルXとモデルS…あなたならどちらを選びますか?

ラインナップを拡充してきたテスラ・モーターズ

テスラ モデルX

2009年に発表されたモデルSは、マーケットに非常に大きな衝撃を与えました。それまでの電動自動車・EVといえば、運動性能はともかく、航続距離の問題が付きまとっていました。しかし、400km以上の航続性能を持つモデルSの登場は、晴天の霹靂ともいうべきものだったのです。

2017年現在でも、このモデルSがゼロエミッションビークル最高峰にあり続けています。他方で、他メーカーからも現実的な性能と価格を示すEVが発表されてきており、徐々にではありますが、EVマーケットも活況を呈してきています。


そんな折、テスラが用意したニューモデル「モデルX」は、モデルSとはまた違う存在感とインパクトを与えるモデルとなりました。

もし購入するなら…。そう考えた時、この魅力的なモデルの間で悩む方も多いかもしれませんね。

EV初のSUV「モデルX」

2015年に発表されたモデルXは、そのスタイルから驚きをもって迎えられました。

EV初のSUVモデルであるのはもちろん、リアドアが「ファルコンウイングドア」と名付けられた跳ね上げ式だったこともテスラらしい新鮮なインパクトをもたらしました。

ベースとなったのはモデルSですが、ホイールベースは約100mmほど延長され、3列シートが奢られています。いわばSUVとミニバンの折衷的な仕様であり、またファルコンウイングドアも意外な使い勝手の良さがあるといえましょう。

2.6tにも及ぶ車重にも関わらず、空力を磨きドラッグ係数0.24というボディ性能も相まって、航続距離を最高565kmに伸ばしているところも進化を感じさせるところです。

両親と子供達でドライブするファミリー層や、また仲間とアクティブに使いたい、でもスタイリッシュかつ他と違うクルマが欲しい…。そういった方におすすめのの1台といえそうです。

モデルXの素敵なところは、EVだからといって何かを我慢しなければならない、という考えから解放されているところではないでしょうか。

ファルコンウイングドアは、その自由さの象徴といえるのかもしれませんね。

高級スポーツセダンともいうべき「モデルS」

テスラという新興メーカーを一気に特別なブランドに押し上げたのは、間違いなくこのモデルSでしょう。

2t近くにもなる車重の原因は、大型バッテリー搭載の為にFセグメントを採用したためと言えます。価格は1千万円クラスの高級サルーンとしており、メルセデスAMG C63あたりと価格的に競合するモデル。

しかし運動性能はEVとはいえ、いやEVだからこその凄まじい加速力を持ち、最上級グレードのP100Dは0-100km加速2.7秒とされています。

もちろん、こうした運動性能はモデルSの魅力ですが、オーナーもそこに主眼は置かないでしょう。エココンシャスでありながら、無理をせず普段使いできるEVモデルというのがモデルSの最大の魅力でしょう。

そうした意味でも、メルセデス・ベンツやBMWといった高級サルーンに乗りついだ方でさえ、新鮮な驚きがあるのがモデルS。モデルXのような3列シートはありませんが、5人乗りに加え、お子さんであればラゲッジシートの補助シートでさらに2名乗車できる仕様なのも興味深いところですね。

スタイリッシュながらも、実はファミリー層に配慮しているのがテスラのモデル達。CEOのイーロン・マスク氏は子供を大切にするパパなのだとか。そうしたファミリーへの思いが、テスラのクルマ作りに反映されているのではないでしょうか。

【鈴木ケンイチのダンガン一閃!】超ハイパフォーマンスSUV、モデルX。日常の顔は…
【吉田由美のYou & Me】テスラ モデルXは、“オトナの”エンタテイメント
【樽見祐佳の“女子流”】「やっぱりガソリン車が一番!」は本当?テスラ モデルXで味わった別次元のドライビング
【プロフェッサー武田の現代自動車哲学論考】第四章:テスラ モデルX

この記事をシェアする

関連する記事

     
アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives