なぜスープラRZは未だに中古市場で200万円以上するのか?
更新日:2024.09.09
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1993年に米国デトロイトモーターショーにて発表され、2002年に販売が終了した80トヨタ スープラは販売終了から13年経った現在も、中古車市場において大変人気のある車となっています。特に人気なのはターボモデルの「RZ」。程度の良いものだと300万円に迫る車両価格となっています。
トヨタ スープラってどんな車?
トヨタ スープラは、セリカXXをルーツに持つ国産スポーツカーです。北米でも大変人気のあるモデルで、映画ワイルドスピードにもたびたび登場しています。
日本国内においての初代スープラ(A70系、以下70スープラ)のデビューは1986年。
70スープラの特徴はリトラクトラブルライトで、ロングノーズのFR駆動、初代より変わらない直列6気筒エンジン(以下直6)を採用し途中マイナーチェンジなどを行う度に様々なエンジンを採用してきたことから多くの型式のエンジンを搭載した車種になります。
直6で2,000ccのNAとターボモデル、3,000ccのターボとその後、名機として知られる3,000ccツインターボ搭載の1JZ-GTEエンジンが採用され、3ドアファストバッククーペとしては大きな車体サイズ、全長4,620ミリ、全幅1,745ミリでした。
そして今なお人気の高い2代目スープラ(A80系、以下80スープラ)は、1993年にデトロイトモーターショーにて公開され、2002年まで販売されました。
初代スープラから外装デザイン内装共に全く別の車になりました。
80スープラは、先代の大きな車体サイズを見直し、全長が4,520ミリと短くなり前後の重量配分などが最適化されより運動性能の高い車と仕上がっていますが、全幅が1,810ミリと大きくなったので取り回しはしにくいです。
エンジンは、2,000ccの自然吸気かターボエンジンの2種類で、ターボモデルは当時の馬力規制最大値の280馬力を叩き出し、チューニングベース車としても人気を博しレース界でも大変活躍しました。
1986年から2002年までの累計生産台数は28万5,280台。現在トヨタは、スープラの後継モデルを開発しているとの噂が流れています。
日本国内においての初代スープラ(A70系、以下70スープラ)のデビューは1986年。
70スープラの特徴はリトラクトラブルライトで、ロングノーズのFR駆動、初代より変わらない直列6気筒エンジン(以下直6)を採用し途中マイナーチェンジなどを行う度に様々なエンジンを採用してきたことから多くの型式のエンジンを搭載した車種になります。
直6で2,000ccのNAとターボモデル、3,000ccのターボとその後、名機として知られる3,000ccツインターボ搭載の1JZ-GTEエンジンが採用され、3ドアファストバッククーペとしては大きな車体サイズ、全長4,620ミリ、全幅1,745ミリでした。
そして今なお人気の高い2代目スープラ(A80系、以下80スープラ)は、1993年にデトロイトモーターショーにて公開され、2002年まで販売されました。
初代スープラから外装デザイン内装共に全く別の車になりました。
80スープラは、先代の大きな車体サイズを見直し、全長が4,520ミリと短くなり前後の重量配分などが最適化されより運動性能の高い車と仕上がっていますが、全幅が1,810ミリと大きくなったので取り回しはしにくいです。
エンジンは、2,000ccの自然吸気かターボエンジンの2種類で、ターボモデルは当時の馬力規制最大値の280馬力を叩き出し、チューニングベース車としても人気を博しレース界でも大変活躍しました。
1986年から2002年までの累計生産台数は28万5,280台。現在トヨタは、スープラの後継モデルを開発しているとの噂が流れています。
スープラの維持費や燃費、評価はどう?
直6大排気量のスープラの燃費や維持費はどうでしょうか?
70スープラは、トヨタのカタログ値燃費によると古い規格の10・15モードでターボモデルが7.6~9.2km/L、自然吸気モデルが8.6~10.4km/Lで実燃費に至っては両者共に8~9km/Lが平均値です。
80スープラはどうでしょうか?カタログ値燃費はこちらも10・15モードでターボが7.6~9.0km/L、自然吸気が8.2~9.0km/Lで実燃費は両者共に6~7km/Lが平均値で、先代スープラから80スープラまで直6大排気量エンジンで多くのガソリンを必要とし燃費は悪く口コミを見ても燃費は最悪との評価がありました。
維持費は掛かる車と覚悟して乗る必要があります、年間必要になる自動車税は3,000ccとなると年間51,000円とかなり高額です。
しかし、スープラはスポーツカーなので燃費以外の口コミでは驚くほどの加速性能やトヨタの車とは思えない風貌などといった評価があります。また今日においても大変人気のある車種です。
70スープラは、トヨタのカタログ値燃費によると古い規格の10・15モードでターボモデルが7.6~9.2km/L、自然吸気モデルが8.6~10.4km/Lで実燃費に至っては両者共に8~9km/Lが平均値です。
80スープラはどうでしょうか?カタログ値燃費はこちらも10・15モードでターボが7.6~9.0km/L、自然吸気が8.2~9.0km/Lで実燃費は両者共に6~7km/Lが平均値で、先代スープラから80スープラまで直6大排気量エンジンで多くのガソリンを必要とし燃費は悪く口コミを見ても燃費は最悪との評価がありました。
維持費は掛かる車と覚悟して乗る必要があります、年間必要になる自動車税は3,000ccとなると年間51,000円とかなり高額です。
しかし、スープラはスポーツカーなので燃費以外の口コミでは驚くほどの加速性能やトヨタの車とは思えない風貌などといった評価があります。また今日においても大変人気のある車種です。
スープラの中古相場や中古価格は?
トヨタ スープラは一部の車好きから大変人気があります。そんなスープラの中古相場はどうでしょうか?
70スープラは台数は少なく全国で30台ほどしかありません。中古価格は55万円~259万円と程度の良いものは当時の新車価格並みの値段で取引されています。
一方80スープラは、36.3万円~449万円で平均価格153.4万円。先代に比べると中古車市場に台数は多く100台ほどでこちらも程度が良いものだと当時の新車価格並みです。
(中古車価格は2016年6月29日現在)
スープラを中古で購入する際には最安値周辺の車は避けるほうが良いでしょう。最安値周辺の車は、過走行や状態が悪いものが多くレストアベースやエンジン載せ替え等を念頭において購入する必要があります。
値引きに関しては、全国的に台数も少なく人気車種になるのであまり期待はできないでしょう。少しでも値引き率を高くするには、相見積もりや中古車販売店のイベント時期を狙います。
70スープラは台数は少なく全国で30台ほどしかありません。中古価格は55万円~259万円と程度の良いものは当時の新車価格並みの値段で取引されています。
一方80スープラは、36.3万円~449万円で平均価格153.4万円。先代に比べると中古車市場に台数は多く100台ほどでこちらも程度が良いものだと当時の新車価格並みです。
(中古車価格は2016年6月29日現在)
スープラを中古で購入する際には最安値周辺の車は避けるほうが良いでしょう。最安値周辺の車は、過走行や状態が悪いものが多くレストアベースやエンジン載せ替え等を念頭において購入する必要があります。
値引きに関しては、全国的に台数も少なく人気車種になるのであまり期待はできないでしょう。少しでも値引き率を高くするには、相見積もりや中古車販売店のイベント時期を狙います。
ツインターボモデルの「RZ」とは?
80スープラは、NAモデルとなる「SZ」と、ツインターボモデルの「RZ」の2グレードを基本として構成されています。
クラウンなどと同一型式のエンジンとなるNAの最高出力は225PS、ターボモデルはアリスト(JZS147系)と同様のシーケンシャル方式ツインターボで最高出力が280PS(当時の国産車としては最高クラスの馬力)と、パワフルなエンジンも人気の理由でした。
また、国産乗用車としては初となるゲトラグ製6速MTの搭載でも話題となりました。
クラウンなどと同一型式のエンジンとなるNAの最高出力は225PS、ターボモデルはアリスト(JZS147系)と同様のシーケンシャル方式ツインターボで最高出力が280PS(当時の国産車としては最高クラスの馬力)と、パワフルなエンジンも人気の理由でした。
また、国産乗用車としては初となるゲトラグ製6速MTの搭載でも話題となりました。
中古車市場では「RZ」が軒並み200万円以上!
人気モデルであったスープラですが、2002年に排ガス規制などを理由に、他の国産スポーツカー(スカイラインGT-R やマツダRX-7)と共に販売を終了しました。
それ以来、中古車市場で高値で取引をされてきましたが、驚くのは販売終了から13年経った今もその人気が継続していることです。
とくに、ターボモデルのRZに関しては、高いものだと300万円(新車時価格は380〜470万円)近い価格で取引をされています。
それ以来、中古車市場で高値で取引をされてきましたが、驚くのは販売終了から13年経った今もその人気が継続していることです。
とくに、ターボモデルのRZに関しては、高いものだと300万円(新車時価格は380〜470万円)近い価格で取引をされています。
人気の理由は何?
人気の理由の1番は、やはり、あの大胆まなでにグラマラスなスタイルでしょう。アメリカでも高い人気を誇っていますが、その理由にスタイルの良さをあげる人は少なくありません。
インテリアもいまだ古さを感じさせず、スポーツカーらしいワクワク感があります。そしてFRレイアウトに280馬力を発生するハイパワーエンジン、それでいて環境性能もある程度良いですし、。TRDをはじめ多くのチューニングパーツが販売されていて、自分で車を作る楽しみも残されています。
販売終了になってしまったのが本当に残念ですが、中古車でも十分楽しむ余地があります。スープラ人気が続いているうちに、トヨタにはスープラに並ぶ車の開発を期待したいですね。
インテリアもいまだ古さを感じさせず、スポーツカーらしいワクワク感があります。そしてFRレイアウトに280馬力を発生するハイパワーエンジン、それでいて環境性能もある程度良いですし、。TRDをはじめ多くのチューニングパーツが販売されていて、自分で車を作る楽しみも残されています。
販売終了になってしまったのが本当に残念ですが、中古車でも十分楽しむ余地があります。スープラ人気が続いているうちに、トヨタにはスープラに並ぶ車の開発を期待したいですね。