日常の使い勝手とスポーティな走り、二面性をもつGolf Variant

ゴルフ ヴァリアント

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日本カー・オブ・ザ・イヤー史上、輸入車として初めて栄冠に輝いたフォルクスワーゲン・Golf。

伝統といっても差し支えない高品質はもとより、低燃費性能を追求したダウンサイジングターボ“TSI”エンジンや、量産車世界初となるツインクラッチDSGトランスミッションなどの先進技術を採用し、新たなベンチマークとして高い評価を受けています。

加えて注目に値するのが、“MQB”と呼ばれるまったく新しいプラットフォームを開発し、正確なハンドリングと上質な乗り心地を両立していること。だから優れた快適性を確保しつつ、スポーティな乗り味でドライビングプレジャーも堪能することができ、乗り心地、走り、居住性などを高いレベルでバランスさせたハッチバックモデルに仕立てられているのです。
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荷室容量は605Lと大容量
運転する楽しさも併せ持つ

荷室容量は605Lと大容量

そんなGolfをもとに、使い勝手のさらなる向上を図ったモデルがGolf Variantです。

Variantとはドイツ語でステーションワゴンを意味しますが、その成り立ちのポイントはネーミングの通り積載性を高めたところにあります。

ハッチバックのGolfとの大きな違いは、全長を310mm長い4575mmとしたところ。ホイールベースはハッチバックと変わらない2635mmですから、リアオーバーハングを延ばしてそのぶんラゲージスペースを拡大しているのです。

後席使用時、つまりリアシートを畳まない通常の状態での荷室容量は605L。

先代モデルは505Lでしたから、100Lも増えたわけです。

例えば、クラスが上のBMW3シリーズ ツーリング、メルセデスベンツCクラス ステーションワゴンは共に500Lを下回っています。Golf Variantの積載性が、いかに高いかわかるでしょう。ちなみにハッチバックのGolfは380L。

Variantの1.6倍近いスペースは、“積めること”に重きをおくユーザーの目に大きな魅力と映るはずです。

運転する楽しさも併せ持つ

超高性能版の“R”を除けば、Golf Variantには1.2Lエンジンを搭載したベースグレードのTSI Comfortline、1.4Lユニットを積むTSI Highlineの2グレードが用意されています。

TSI Comfortline同士で比べれば、ハッチバックが1240kg、ヴァリアントが1300kgとその重量差は60kgありますが、Variantのステアリングを握ってみれば、そのドライブフィールはまさしく“Golf”。
卓越した積載性を実現しながら、美点である運転する楽しさをしっかり受け継いでいます。先代モデルより全高が6cm低くなったこともあり、エクステリアがよりスタイリッシュに感じられるのもうれしいところ。

しっかり積めて、楽しく走れるGolf Variantは、日々の生活の幅をグッと広げてくれそうな可能性を感じさせるステーションワゴンなのです。

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