【内装編】エクストレイルのハイブリッドとガソリンの違いは何?

日産 新型 エクストレイル 2017

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アクティブに使える日産のタフギア新型エクストレイル(X-TRAIL)が、
2017年6月にビッグマイナーチェンジをして、新発売されましたね。

今回のマイナーチェンジで外装・エクステリアが新しくなり、
精悍さを増したデザインに…。

また、今回のマイナーチェンジでは、若干ですが、内装・インテリアも
変更がありました。

そんなマイナーチェンジをした日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)の内装・
インテリアをじっくりと見てみると、ハイブリッド車とガソリン車で
若干の違いがありました。

特に後部座席に関しては、大きな違いが…。

そんな新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車とガソリン車の違いを
比較してみたので、紹介したいと思います。2017/7/1


Chapter
新型エクストレイル ハイブリッドとガソリンの内装比較
違い1:メーターのデザイン
違い2:スイッチ類のデザイン&種類
違い3:後部座席の使い勝手&機能性

新型エクストレイル ハイブリッドとガソリンの内装比較

今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
内装・インテリアは、このようなデザインになっています。
一方、こちらはガソリン車の内装・インテリア。
このようにハイブリッド車とガソリン車の内装を見比べても、違いがわかりにくいですよね。

今回ビッグマイナーチェンジをして新発売されたこの新型モデルは、
ハイブリッド車/ガソリン車ともにブラックを基調にしたシンプルな
デザインのインパネを採用。

収納スペースの少なさが気になりますが、このブラックに所々シルバーの
アクセントカラーを採用しているシンプルなデザインが無骨な印象がある
新型エクストレイルらしくて、良いと思いました。

また、ハイブリッド・ガソリン車ともにシート素材は、濡れてもカンタンに
拭き取る事ができる防水仕様になっているのも特徴の一つなのかなと思いました。


■新型エクストレイルのシート素材
このようにパッと見ただけでは大きな違いがなさそうな日産の新型エクストレイルの
ハイブリッド車とガソリン車の内装・インテリアですが、隅々までしっかりと
チェックをすると、このような違いがありました。

違い1:メーターのデザイン

今回マイナーチェンジでデザインが新しくなった新型エクストレイル(X-TRAIL)の
メーターですが、ハイブリッド車とガソリン車で少しデザインが異なります。


■ハイブリッド車のメーター


■ガソリン車のメーター
このクルマでは、ハイブリッド車/ガソリン車ともに左側にタコメーター、
そして、右側にスピードメーターを配した2眼識メーターを採用しています。

ハイブリッド車にこのような大きなタコメーターを備えているのは、
珍しいですよね。このメーターのデザインも新型エクストレイル(X-TRAIL)の
特徴の一つのような気がします。

しかし、この2台のモデルでは、タコメーターの下に搭載されている
小さなメーターのデザインが異なります。

ガソリン車のタコメーターの下にあるメーターは、一般的なデザインの
水温系になっています。
■ガソリン車の水温計
一方、ハイブリッド車は、モーター/バッテリーの現在の出力や回生状況を表す
専用デザインの”EVパワー計”が、タコメーターの下に装備されています。
■ハイブリッド車のEVパワー計
この水温計とEVパワー計が違うだけで、メーター全体の雰囲気も異なります。

ハイブリッド車のタコメーターの下に搭載されているEVパワー計は、ブルーの
カラーになっているので、爽やかでエコな雰囲気が感じられるデザインに…。

ただ、個人的にはEVパワー計は、もう少し大きく見やすいデザインに
なっていても良いのかなと思いました。

ちなみに、この2台のモデルは、メーターの中央にあるアドバンスドアシスト
ディスプレイのデザインも異なります。
■新型エクストレイルのアドバンスドアシストディスプレイ
このアドバンスドアシストディスプレイの違いに関しては、
こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

違い2:スイッチ類のデザイン&種類

また、今回マイナーチェンジをして新発売された日産 新型エクストレイル(X-TRAIL)の
ハイブリッド車とガソリン車では、ハンドル・ステアリングホイールの右側にある
スイッチ類のデザイン&種類にも若干の違いがあります。


■ハイブリッド車のスイッチ類
■ガソリン車のスイッチ類
若干装備されているスイッチが異なるのが、見比べるとわかりますよね。

スイッチ類の上段のデザインは、ハイブリッド車とガソリン車共通になっています。
この2台で異なるのは、下段のデザイン。

ガソリン車では、アイドリングストップ(アシスト)の解除スイッチが、
エコモードスイッチの隣に設置。
■ガソリン車のアイドリングストップ解除スイッチ
一方、ハイブリッド車では、アイドリングストップ解除スイッチが無い代わりに
低速走行中に車両が接近している事をお知らせしてくれる両接近通報装置の
一時停止スイッチを装備。
■ハイブリッド車の車両接近通報装置の解除スイッチ
エコモードスイッチやオートバックドアスイッチなど基本的なスイッチの配置は
新型エクストレイル(X-TRAIL)のガソリン車とハイブリッド車で変わりません。
ただ、このように搭載されているスイッチが異なるので、通意をしてくださいね。


違い3:後部座席の使い勝手&機能性

今回ビッグマイナーチェンジをして新発売された新型エクストレイル(X-TRAIL)の
ハイブリッド車とガソリン車の大きな違いの一つが、後部座席の使い勝手&機能性。

マイナーチェンジ前のモデルでは、ガソリン車の3列シートのみに搭載されていた
後部座席のリクライニング&スライド機能が、今回のマイナーチェンジでガソリン車の
2列目シートモデル(20X)でも標準装備されました。

また、後部座席を使用した状態でも長尺物を積み込めるリヤセンターアームレスト
スルーも、ガソリン車には搭載されています。
■ガソリン車の後部座席
■リヤセンターアームレストスルーを使用時の様子
一方、日産の新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車では、残念ながら
後部座席のリクライニング機能やスライド機能は、装備されていません。

また、アームレストもガソリン車と異なり、一般的なデザインのものとなっています。
■ハイブリッド車の後部座席
■アームレストスルーを使用時の様子
なので、新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車とガソリン車では、
後部座席の使い勝手が全く違います。

私が特に違うと感じたのは、頭上空間(ヘッドクリアランス)。

このクルマのガソリン車に装着されている後部座席のリクライニング機能は
それ程幅が大きありません。

しかし、実際に後部座席をリクライニングしてみると、座り心地が良くなる
だけではなく、頭上空間(ヘッドクリアランス)にも余裕が…。


この後部座席の居住性&快適性は、ハイブリッド車よりもガソリン車の方が
格段に良いように感じました。

ちなみに、新型エクストレイル(X-TRAIL)のハイブリッド車とガソリン車の
後部座席(2列目シート)については、コチラの記事で徹底的にレビューをしています。

実際にガソリン車の後部座席を前後にスライドした時の様子やリヤセンターアーム
レストスルーの使い勝手など、もう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考に
してみてくださいね。
ちなみに、ガソリン車は2列目シートと3列目シートを用意していますが、
ハイブリッド車のラインナップは、2列シートのみとなっています。

このように用意されているラインナップも異なるので、注意をしてくださいね。



今回マイナーチェンジをして新発売された日産 新型エクストレイル(X-TRAIL)の
ハイブリッド車とガソリン車の内装・インテリアを比較したところ、
このような違いがありました。

この2台のモデルで大きく異なるのは、後部座席の使い勝手。

後部座席のリクライニング機能やスライド機能が装備されているガソリン車の方が
格段に良いように感じが…。

ディーラーさんに話を聞くと、新型エクストレイル(X-TRAIL)はハイブリッド車よりも
ガソリン車の方が人気が高いようですが、この後部座席の使い勝手・居住性の
違いも多分に影響をしているのかなと思いました。

このようにこの2台のモデルは、後部座席の使い勝手や居住性が異なるので、
試乗する際は、しっかりと確認をしてみてくださいね。

また、この新型モデルでは、外装・エクステリアにもこのような違いがあるので、
注目をしてみてくださいね。
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