アウトドア用保冷剤の選び方とおすすめ19選!安全なアウトドアに必須

保冷剤

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アウトドアでのキャンプや釣りなど、自然の中で過ごす時間は楽しいものですが、直射日光や温度が上がる時に食材を新鮮な状態で保つことが難しい場合もあります。

そこで活躍するのが、アウトドア用保冷剤です。保冷剤をうまく活用することで、熱中症や食品の腐敗を防ぎ、快適なアウトドアライフを過ごせます。

しかし、保冷剤には様々な種類があり、選び方によって効果や使い勝手に大きな違いが出てきます。

この記事では、アウトドア用保冷剤の選び方、おすすめの保冷剤19選、使い方について解説します。

CarMe編集部

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Chapter
保冷剤とは?どのように使われる?
保冷剤の種類
ソフトタイプの保冷剤
ハードタイプの保冷剤
ゲルタイプの保冷剤
氷タイプの保冷剤
化学反応型の保冷剤
保冷剤の選び方
保冷効果の持続時間で選ぶ
サイズや形状で選ぶ
持ち運びのしやすさで選ぶ
再利用可能かどうかで選ぶ
保冷剤の種類で選ぶ
保冷剤のおすすめ19選
保冷剤の効果的な使用方法
冷凍庫で冷やす
クーラーボックスの底に敷く
上からかぶせる
取り替える
保冷剤を使う際の注意点
保冷剤が直接食品や飲料と触れ合わないようにする
凍傷に注意
使用後は洗浄する
保冷剤の転倒に注意
使用期限を確認
保冷剤を使用しないと食中毒の原因に
サルモネラ菌
カンピロバクター菌
ノロウイルス
エシェリヒア・コリ菌
保冷剤は正しく使用して食べ物の鮮度保持や食中毒の予防に役立てよう

保冷剤とは?どのように使われる?

アウトドアで食品や飲料を持ち運ぶ場合、保冷剤は非常に重要です。

高温の空間や直射日光の下で長時間放置されると、食品や飲料は腐敗し、細菌の繁殖や毒素の生成を引き起こします。

保冷剤を使えば食品や飲料の品質保持、腐敗した食品や飲料を摂取することによる健康上のリスクを低減することができます。

ジェルタイプや氷タイプのアウトドア用の保冷剤は、使用前に凍らせる必要があります。

使用前に凍らせておけば、アウトドアでの使用中に長時間保冷をすることが可能です。

また、食品や飲料を包んで入れたり、冷蔵庫やクーラーボックスに入れることで庫内の温度を低く保つこともできます。

保冷剤の種類

アウトドア用保冷剤には、ソフトタイプとハードタイプの2つがあります。

また、内部の素材によっても特徴が違います。それぞれの使い方と注意点について解説します。

ソフトタイプの保冷剤

ソフトタイプの保冷剤は、柔軟性があり、使い勝手が良いという特徴があります。

保冷剤を凍らせ、飲み物や食品を入れた袋やクーラーバッグの中に保冷剤を入れて使います。

クーラーバッグの底に敷いたり、袋の間に挟んだりして使うこともできます。

凍らせた保冷剤を直接肌に触れさせると、凍傷の恐れがあります。

そのため、肌に触れないようにする必要があります。

また、保冷剤が破れると中身が漏れ出すことがあるので、鋭利なものとは一緒に入れないようにする必要があります。

ハードタイプの保冷剤

ハードタイプの保冷剤は、ブロックのような硬質な外観で、耐久性があります。

使い方は、まず保冷剤を凍らせます。あとは、飲み物や食品を入れたクーラーボックスなどに入れるだけです。

注意点として、保冷剤が重くて大きいため、持ち運びには気を付けましょう。

クーラーボックスの中で保冷剤が傾いてしまうと、食品や飲料が倒れてしまう恐れがあります。

そのため、しっかりと固定して入れるか、大きく揺らさないようにする必要があります。

ゲルタイプの保冷剤

透明なジェル状の液体が入っている保冷剤で、凍らせることで冷却効果を発揮します。

氷点下まで冷やすことができ、凍った状態でも柔軟性があるため、形状を変えて使用することができます。

また、氷タイプと比べ、長時間冷却効果を持続させることができます。

宿泊を前提とするキャンプやアウトドアの場合はこのタイプが良いでしょう。

氷タイプの保冷剤

水を凍らせて使う保冷剤です。

冷却効果は高いですが、凍っている状態で柔軟性がないため、形状を変えて使用することはできません。

また、保冷効果が短時間で終わってしまうため、定期的に交換する必要があります。

6時間程度の日帰りのピクニックであればこのタイプがおすすめです。

化学反応型の保冷剤

水とナトリウムポリアクリル酸の粉末を混ぜることで、化学反応を起こし保冷効果を発揮する保冷剤です。

凍らせる必要はありませんが、水を吸収するため、固形物に接触すると膨張します。

保冷効果は、氷タイプの保冷剤よりは低めですが、再利用が可能であるため経済的です。

保冷剤の選び方

アウトドア用保冷剤を選ぶ際には、以下の点に注意することが重要です。

保冷効果の持続時間で選ぶ

アウトドアでの使用には、長時間保冷効果を発揮するものが必要です。

保冷効果の持続時間が長い製品を選びましょう。

サイズや形状で選ぶ

アウトドア用保冷剤は、保冷バッグやクーラーボックスなどに収納して使用するため、サイズや形状が重要です。

使いたい保冷バッグやクーラーボックスに合うサイズを選びましょう。

持ち運びのしやすさで選ぶ

アウトドアでの使用では、保冷剤を持ち運びすることもあります。

軽量で持ち運びしやすいものか、取っ手がついているものを選びましょう。

再利用可能かどうかで選ぶ

使い捨ての保冷剤は、使い終わった後に処分する必要がありますが、再利用可能な保冷材は何度も使用できるため経済的です。

自分の使用目的に合わせて、適切な製品を選びましょう。

保冷剤の種類で選ぶ

保冷剤には、ゲルタイプ、氷タイプ、化学反応型などがあります。自分の使用目的に合わせた保冷剤を選びましょう。

ゲルタイプは冷たく長持ちだが高い、氷タイプは長持ちしないが安い、化学反応型は冷やす必要が無いが、氷タイプより冷たくならず高いという特徴がそれぞれあります。

以上の点に注意して、自分の使用目的に合ったアウトドア用保冷剤を選ぶことが重要です。

保冷剤のおすすめ19選

FlexiFreeze

Ice Sheet- (44 Cubes)

7,384円〜(税込)

海外で人気!44個のキューブで柔軟に食べ物の保冷が可能

44個のキューブ状の保冷剤を含んでいます。

この保冷剤は、凍らせた後にフレキシブルなシート状になるため、クーラーボックスなどの形に合わせてカットできます。

再利用が可能で、水洗いして何度でも使用できます。

アウトドアでのキャンプやピクニック、釣りなどの活動に最適な保冷剤です。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

保冷剤 抗菌クールタイム 保冷効力約8~10時間

480円〜(税込)

抗菌効果で安心!長時間冷えるキャプテンスタッグの保冷剤

鹿番長のマークで有名な、大手キャンプメーカーの保冷剤です。

抗菌効果があり、食品を清潔に保てます。

また、約8〜10時間の保冷効力があります。

大容量で使いやすく、アウトドアやピクニック、キャンプに最適です。

ロゴス(LOGOS)

保冷剤 氷点下パック GTマイナス 16度

849円〜(税込)

氷点下16度の冷たさで、食材を安心して保冷

ロゴスも大手キャンプメーカーです。

こちらの商品の特徴はその冷却能力。氷点下16度の低温で長時間冷やすことができます。

食材を新鮮に保ちながら、バーベキューやキャンプ、アウトドアでの食材の持ち運びに最適です。

キャンプでの使用であれば、とりあえずこれ、と言われる人気商品です。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

保冷剤 スーパークールタイム 超氷結 冷却効果約5倍 氷点下-13℃~-16℃

960円〜(税込)

スーパークールタイムで暑い季節も快適

スーパークールタイムというだけあり、同社の商品と比べて、冷却効果が約5倍に高められています。

アウトドアやイベントにおいて食材の鮮度を保つのに最適です。

sachihare

保冷剤 業務用 まとめ買い 100個セット

2,280円〜(税込)

大量の食材を安心して持ち運び!業務用の保冷剤

この保冷剤は、業務用で100個セットの大容量。

飲食店やイベントなどで大量の食材を保冷するのに最適です。

低コストで大量に使えるので、コストパフォーマンスに優れています。

アイスジャパン

保冷剤 フリーザーアイス 500g

110円〜(税込)

自宅でもアウトドアでも使える保冷剤

自宅の冷凍庫で冷やし、アウトドアやピクニックなどで食材を保冷するのに最適です。

約500gの大容量で、アイスキャンディーのような見た目をしているため、取り出しやすく使い勝手が良いことが特徴です。

YETI

ICE 再利用可能クーラーアイスパック (4ポンド(ブルー)

7,000円〜(税込)

高い冷却効果!YETI ICEのクーラーアイスパック

この保冷剤は、4ポンド(約1.8kg)の大容量で、再利用可能なクーラーアイスパックです。

密閉された構造で、凍らせた水が溶け出さず、長時間の冷却効果を発揮します。

耐久性も高く、アウトドアやキャンプ、釣りなどの激しいアクションでも安心して使えることが特徴です。

クーラーショック(Cooler Shock)

保冷剤 長時間 強力 保冷 Sサイズ5個セット

2,990円〜(税込)

氷よりも冷たい保冷剤で最高の冷却効果を実現

COOLER SHOCK Sという冷却剤が5つ含まれている製品です。

COOLER SHOCKは、凍らせることで氷よりも冷たくなり、長時間の保冷効果を発揮します。

再利用も可能で、水洗いで簡単に清潔に保てます。

冷却剤の他に、クーラーボックスに貼り付けるためのテープも付属しており便利です。

ロゴス(LOGOS)

氷点下パック コンパクト(2pcs)

889円〜(税込)

アウトドアの冷蔵庫として活躍!ロゴスのコンパクト保冷剤

ロゴス氷点下パック コンパクトは、アウトドアで飲食物や生鮮食品を保存するために開発された氷点下パックです。

2枚のパックがセットになっており、コンパクトなサイズで持ち運びが簡単です。

氷点下の温度を保つことができ、食品を長時間新鮮な状態で保つことができます。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

保冷剤 NEWコールドパック

390円〜(税込)

省スペースで超冷却、キャプテンスタッグのコールドパック

折り畳み可能でコンパクトなデザインで、クーラーボックスのスペースを取らずに、超冷却効果を発揮します。

約8〜10時間の長時間の保冷効果があります。

抗菌・防カビ加工も施されており、衛生的に保冷することができます。

ロゴス(LOGOS)

保冷剤 倍速凍結・氷点下パックM 長時間保冷

922円〜(税込)

アウトドアでの長時間保冷に最適

ロゴス保冷剤は、アウトドアでの長時間保冷に最適な氷点下パックです。

倍速凍結技術を採用しており、-16℃まで急速に冷却することができます。

保冷効果が長持ちするため、アウトドアでの長期滞在や長時間の移動にも対応できます。

キャンパーズコレクション(Campers Collection)

パワークール-16゜C (1100g)

862円〜(税込)

氷点下のパワーで長時間保冷

キャンパーズコレクション 山善 パワークールは、氷点下のパワーで長時間の保冷を実現する、アウトドア用保冷剤です。

-16℃まで冷却されたパワークールは、高い保冷性能を持ち、クーラーボックスや保冷バッグの中で食品や飲料を新鮮な状態で保冷することができます。

多人数でのアウトドアや長期滞在にも最適です。高品質な保冷剤として、アウトドア愛好家から高い評価を得ています。

TOURIT

保冷剤 長持ち 繰り返し使用可 4/8/12個セット買い スティック型

1,104円〜(税込)

スティック型の形状で効果的に保冷可能

保冷バッグのブランドとして有名なトウリトの保冷剤は、長持ち・繰り返し使用ができるエコな保冷剤です。

スティック型の形状で、冷蔵庫や冷凍庫で急速に凍らせることができます。

凍らせた保冷剤を保冷バッグやクーラーボックスに入れることで、食品や飲料を長時間保冷することができます。

TOURIT

保冷剤 長持ち 繰り返し使用可 2/4/6個セット買い ショートバージョン

1,650円〜(税込)

繰り返し使えて長持ち、トウリトの保冷剤

トウリト(TOURIT)の保冷剤は、繰り返し使用できるため、経済的で環境に優しい商品です。

長時間の保冷性能があり、アウトドアやピクニック、キャンプなどに最適

スティック型でコンパクトなサイズ感のため、クーラーボックスや保冷バッグの中での収納に便利です。

2個、4個、6個のセット販売があり、用途に合わせて選ぶことができます。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

保冷剤 ハード CKB-500

168円〜(税込)

厚みと耐久性で安心、アイリスオーヤマのハードタイプ保冷剤

家電製品でも有名なアイリスオーヤマの保冷剤です。アイリスオーヤマの保冷剤ハード CKB-500は、良質なポリエチレンを使用した厚みのある保冷剤で、高い耐久性を持っています。

コンパクトで使い勝手が良いため、保冷バッグやクーラーボックスの中で効果的に使用することが可能

氷点下まで冷やせるので、飲料や食品を新鮮な状態で保冷することができます。

1個単位で販売されており、必要な個数だけ手軽に購入できます。

DOD(ディーオーディー)

フツーノアイス (2個セット) 保冷剤 CL1-858-BG ベージュ サイズ:(約)W16.5×D25.5×H2.5cm

2,033円〜(税込)

デザインもかわいい、飲料や食品を長時間新鮮に保冷

DOD(ディーオーディー)のフツーノアイスは、2個セットで販売されている保冷剤です。

飲料や食品を長時間新鮮に保冷することができ、特にアウトドアやキャンプ、ピクニックにおいて重宝されています。

コンパクトで持ち運びに便利なため、クーラーボックスや保冷バッグの中でも使用しやすい商品です。

色はベージュとブラックの2色展開があり、おしゃれなデザインも魅力のひとつです。

ダイワ(DAIWA)

CPアイス 保冷剤 S/M/L

849円〜(税込)

最長60時間の保冷力!釣りやアウトドアに必須の保冷剤

釣り用品も取り扱っているダイワのCPアイスは、釣りやアウトドアに必須の保冷剤です。

最長60時間の保冷力があり、サイズはS/M/Lの3種類あります。

特殊断面のアルミ材料が優れた保冷効果を発揮し、長時間の釣りやアウトドアでの使用に最適です。

WORLD-BIO

クーラーボックス用保冷剤 ハード 氷点下パック

1,999円〜(税込)

長時間保冷!クーラーボックス用の保冷剤

WORLD-BIOのクーラボックス保冷剤は、クーラーボックス用の保冷剤です。

硬質タイプの保冷剤で、氷点下での使用が可能です。

長時間保冷するために、ハードな構造を持っており、再利用も可能。

アウトドアやバーベキューなどのイベントで大活躍します。

POST GENERAL

ザアイスエラ コールドアイスブリック

2,068円〜(税込)

長時間の保冷力を発揮!手軽に使える保冷剤

POST GENERALのザアイスエラは、手軽に使える保冷剤です。

長時間の保冷力を発揮するため、ジェルタイプの素材を使用しています。

形状はブリック型で、多くのクーラーボックスに対応可能。

アウトドアやピクニック、BBQなどに最適で、食品や飲料の保冷に使用することができます。

ヴァストランド(VASTLAND)

保冷剤 ハイパワー保冷パック 長時間保冷モデル

1,980円〜(税込)

最長24時間の冷却力、食材をしっかり冷やす

冷却剤にフリーズジェルを使用し、凍らせた後に取り出して使用します。

冷却力が高く、最長24時間もの長時間保冷が可能です。

湿気に強く、水滴が出ないため、持ち運びにも便利です。

扶桑化学

叩けば冷える 瞬間冷却剤 5枚 ×4個

2,200円〜(税込)

氷不要!叩くだけで冷たくなる

5枚ずつ4個入りで、外出時やスポーツ時にも手軽に使用できます。

また、冷たさを長時間持続することができ、再利用もできます。

さらに、一般的な保冷剤と比べて、軽量・コンパクトなので、持ち運びにも便利です。

保冷剤の効果的な使用方法

アウトドア用保冷剤の効果的な使用方法は以下の通りです。

冷凍庫で冷やす

保冷剤を使用する前に、冷凍庫などで事前に冷やしておくことが大切です。

凍らせることで、保冷効果を発揮しやすくなります。

冷凍庫で冷やす時間は、保冷剤の種類によって異なりますので、製品に記載された使用方法を確認しましょう。

クーラーボックスの底に敷く

保冷剤をクーラーボックスの底に敷きます。

保冷剤をクーラーボックスの底に敷くことで、食品や飲料の保冷効果がより高くなります。

上からかぶせる

保冷効果をより高めるために、保冷剤を上からかぶせて収納することが効果的です。

また、保冷剤同士が触れ合わないようにすることも大切です。

取り替える

保冷剤の効果は時間とともに薄れていきますので、必要に応じて取り替えることが大切です。

また、保冷剤同士が触れ合わないようにしてください。

以上のように、アウトドア用保冷剤の使用方法は簡単ですが、正しく使うことでより効果的に保冷することができます。

また、使用後には必ず洗浄し、乾燥させることで、清潔に保ち、長く使用することができます。

保冷剤を使う際の注意点

保冷剤を使用する際の注意点をご紹介します。

保冷剤が直接食品や飲料と触れ合わないようにする

保冷剤は化学物質でできているため、直接食品や飲料と触れ合うと、化学物質が混入する可能性があります。

そのため、保冷剤を食品や飲料の上に直接置かず、保冷バッグやクーラーボックスなどの容器の中に入れて使用するようにしましょう。

凍傷に注意

保冷剤は、非常に低い温度で冷却するため、直接肌に触れると凍傷を引き起こすことがあります。

保冷剤を直接肌に触れないように、布などで巻いて使用するか、間に何かを挟んで使用するようにしましょう。

使用後は洗浄する

保冷剤は再利用が可能なものが多いですが、使用後には必ず洗浄して乾燥させることが大切です。

また、長期間保管する場合は、乾燥した状態で保管するようにしましょう。

保冷剤の転倒に注意

保冷剤は重く、転倒すると破損する場合があります。

保冷剤を使用する場合は、クーラーボックスの中にしっかりと固定し、転倒に注意するようにしましょう。

使用期限を確認

保冷剤には使用期限があります。

期限を過ぎた保冷剤を使用すると、効果が薄れてしまいます。

製品に記載された使用期限を確認し、期限を過ぎたものは使用しないようにしましょう。

正しく使用することで、食品や飲料をより長く新鮮な状態で保つことができます。

保冷剤を使用しないと食中毒の原因に

食中毒を引き起こす代表的な菌について、それぞれの繁殖温度、活性化時間、症状について説明します。

サルモネラ菌

サルモネラ菌は、通常、20℃から45℃の範囲で繁殖します。最適繁殖温度は37℃です。

繁殖に必要な活性化時間は1~48時間。

主な症状には、発熱、下痢、腹痛、嘔吐、頭痛、筋肉痛、関節痛があります。

カンピロバクター菌

カンピロバクター菌は、通常、30℃から47℃の範囲で繁殖します。最適繁殖温度は42℃です。

繁殖に必要な活性化時間は2~4時間。

主な症状には、下痢、腹痛、発熱、嘔吐、筋肉痛、関節痛があります

ノロウイルス

ノロウイルスは、通常、4℃から37℃の範囲で繁殖します。最適繁殖温度は37℃です。

繁殖に必要な活性化時間は約12~48時間です。

主な症状には、嘔吐、下痢、腹痛、発熱、頭痛、筋肉痛があります。

エシェリヒア・コリ菌

エシェリヒア・コリ菌は、通常、7℃から50℃の範囲で繁殖します。最適繁殖温度は37℃です。

繁殖に必要な活性化時間は20~30分です。

主な症状には、下痢、腹痛、発熱、嘔吐、腎臓障害、貧血、神経障害などがあります。

アウトドア用保冷剤を使用することで、食品を冷やし、病原菌の繁殖を抑制することができます。

保冷剤は正しく使用して食べ物の鮮度保持や食中毒の予防に役立てよう

ここまで、アウトドア用保冷剤の役割と選び方、使い方について解説しました。

アウトドアで食品を持ち運ぶ場合、適切な保冷をすることが重要です。

食品を十分に冷やしておくことで、食品の鮮度を保ち、また食中毒を予防することができます。

アウトドア用保冷剤は、ハード・ソフトタイプの分類の他に、ゲルタイプ、氷タイプ、化学反応型のものがあります。

選ぶ際には、使用する場所や持ち運びのしやすさ、持続時間などを考慮して、適切なタイプを選ぶことが重要です。

最適な保冷剤を選ぶことで、アウトドアでの食品や飲料の保存がより簡単になります。

アウトドアでの食品の安全性を確保するためにも、適切な保冷剤の選び方と使い方を把握し、正しく使用するようにしましょう。

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